2011年12月18日日曜日

ミッション・イン・ポッシブル/ゴースト・プロトコル  Mission: Impossible - Ghost Protocol

トム・クルーズの脂分 -体型では無くって、うまく言えなけど演技とか雰囲気とか- が落ちていい塩梅になっている。映画に細切れ感が出ないのは、ボディダブルを使っていないからだろうか。それにしてもよく頑張っている。助かると分かっていても手に汗握る。


ブラッド・バード監督は、ピクサーで「Mr.インクレディブル」「レミーのおいしいレストラン」を作っており、「かっこよさ」とか、「テンパっているときのユーモア」を捉えるセンスが大好きだ。アナリストのブラント役のジェレミー・レナーがその辺の美味しい部分を十二分に発揮しているし、ちょい役だけれどインド人富豪もかなりウケた。昇格エージェントのベンジー役サイモン・ペグは普通のボケ役で、イギリス人のなんとも言えない面白さを引き出すにはもうひと工夫が必要か。殺し屋サビーヌ・モロー役のレア・セイドゥはいい。ケイト・モスっぽいポーカーフェイスとキャットウォークでバン・バン・バンと仕事をこなす。エージェントのジェーン・カーター(ポーラ・パットン)はナイスバディで、身体能力も抜群。この女同士のガチンコは見ごたえ有り。長官役トム・ウィルキンソンは「フィクサー」の時のような(もっと出番は短いけれど)悲哀を感じさせる話しぶり、映画に渋みを与えるいいシーン。


BMWとiphoneが第2の主役か、と言うくらい激しい使用頻度。特にiphone、これがなかったらな~んにもできないのではないか?と思うほど。スパイは普通のキャリアーは使ってないのだろうな、絶対に。

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