2009年4月13日月曜日

バーン・アフター・リーディング

生活階級の違う、でも本人達が思うほど知的レベルは大差ない人達の、自己中心的なずる賢い思いつきが偶然にヒットしたとき、思わぬ方向に自体が運んでしまう。社会の上下、裏表を区切っている柵は、いとも簡単に壊される。

演じる俳優をそれぞれ想定して書かれたというキャラクター、
皆が密に想像してた、たとえばこんなこと
ブラッド・ピットは脳みそまで筋肉かも、
ジョージ・クルーニーは今やタダの女好きの中年になってしまったのかも、
ジョン・マルコビッチは見た目そのままのしつこくて変な人だろう、
ティルダ・スゥイントンはコワそうだけど本当にコワいのだろう、
フランシス・マクドーマンドは全然
容姿を気にしてないようで、実は・・・。
みたいなことがそのままなので、実にウケた。・・・こんな意地悪なこと思ってたの、私だけか。その期待を裏切らない俳優の皆さん、本当に芸達者。

特筆すべきはブラッド・ピットのおバカさ、一瞬たりとも見逃せない。実は私、コメディじゃない映画のおバカにトキめいたのは初めてだ。
私のクルーニー様、ここまで落とさなくても、と思いつつもやっぱり好きだわ。
映画は・・、”ファーゴ”や”バーバー”には及ばず、星3つ。

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