2013年1月15日火曜日

トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2 Breaking Dawn Part 2

トワイライト・サーガ全5作品、ツッコミを入れながらも(「夫婦50割」で行く映画か?とこちらがツッコまれそうではあるけれど)、遂に最終章を鑑賞。シリーズのはじめは大きなスクリーンで上映していたのに回を追うごとに小さくなっちゃって、今回はヒューマントラストシネマ渋谷。さて、既に観た方(まだの方は鑑賞後)一緒にツッコミをいれましょ。では!

なんでもアリのブレーキング・ドーンパート1、なぜヴァンパイアに子どもが出来るのか、最大の疑問を棚に上げ「不滅の子」レネズミが誕生。「フライ2」のように胎児の頃から成長が早い。出産で死にそうになり、エドワードにがぶがぶ噛まれて助けられたベラ。正確には、ヴァンパイアに噛まれて人間としては死んだのだけど。ま、なんでもいいけど、遂に念願叶って、強く、化粧も濃くなって、転生を果たす。

ベラに恋焦がれていたジェイコブ、赤ちゃんのレネズミを見るなり「刻印」の相手だと悟り、あっという間にレネズミに鞍替えする。転生してからはジェイコブのにおいが気になるベラ、まだ幼児のレネズミを刻印の相手にしたことに激怒し、ジェイコブをコテンパンにする。それを面白そうに見物するエドワード。結局、仲直り、雨降って地固まる。

「不滅の子」とはヴァンパイアを滅ぼす凶暴なヴァンパイアで、ヴォルトーリ族は見つけたら片っ端から退治してきた。「不滅の子」の定義はヴァンパイア同士の間にできた子どものこと。カレンファミリーはレネズミは正確にはベラが人間の時にできた子どもだから「不滅の子に」当てはまらないと説得するため、それを証言してくれるヴァンパイア仲間を集める。

ベラには自分の考えを読み取られない&相手の攻撃を寄せ付けない、という能力が人間の頃からあった。転生後は自分だけでなく味方にバリアを張って、防御する能力があることが判明。まだヴァンパイアになったばかりでうまくできないので、いざという時のために修行をはじめる。あくまでも平和裏に問題を解決したいカレンファミリーではあるが、ヴォルトーリのリーダーであるアロは大げさな大軍を引き連れて現れる。アロん千年の人生の中でも前例のない、人間とヴァンパイアの間にできた子ども。最初は「この子面白そうだし退治するのはどうしようかな~」てな立場だったけれど、結局あれよあれよという間に戦いの火蓋が切って落とされる。

実に激しい戦いの中、カレンファミリーの中心人物の首がコロコロと落とされ、いくら完結編だとはいえここまでするか!と驚く。しか~し、遂にアロの首を獲ったと思ったその瞬間、オヨヨ…。劇場内から聞こえる安堵のため息、正しくは、失笑とともに、この戦いは幕をとじる。

何のかんのいいながらも、やっぱり面白かった。本のシリーズはこれでおしまいだけど、映画はスピンオフが計画されているらしい。17歳のエドワードを演じるには年をとりすぎたと、ロバート・パティンソンが自ら発言しているが、そんなこと言わずに是非もう一作(「エドワード・バトン」?)!

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