いつの間にか時は過ぎアンディは17歳、捨てるに捨てられない大事なおもちゃは箱に入れられて置きっぱなしになっている。大学に進学するため部屋のかたずけ&おもちゃの選別をするアンディ。ウディだけ一緒に大学へ、バズをはじめとした他のおもちゃは屋根裏へ。・・・であったはずが、ちょっとした手違いとおもちゃの自らの意思で全員”サニーサイド”と呼ばれる保育園行きに。ウディは1人アンディのもとに帰ろうと保育園から脱出を試み、ボーニーという女の子に拾われる。バズをはじめとした仲間は期待に胸を膨らませ保育園に残ったものの、まだおもちゃを丁寧に扱えない低年齢児ルームに隔離されてしまう。そして、トイ・ストーリー1、2に続き3度目のおもちゃたちの脱出劇が始まる。
1995年の第一作から15年。「ああ、これでホントに最後の最後、完結しちゃったんだ」と涙したファン(Wally Bオーナー)もいれば、私なんぞはワカとアンディの成長を重ね合わせて思いっきりたそがれた。子どもが見てももちろん楽しい映画だけれども、ストーリー、脚本、グラフィック、音楽、どれをとっても大変完成度が高く、大人がみたら何十倍も楽しめる。これはピクサー全作品にに共通するのだけれど、実にカシコイ映画であるのにもったいぶっていないところが大好きだ。
今回もファンの心をくすぐる小さな演出がイッパイ。初見で見つけただけでもカーズの登場車、ピザプラネットのデリバリー車、大きくなったシド等。話題の友情出演トトロは、控えめに、でも結構しっかり登場。私は見つけられなかったけどモンスターズインクのボーやニモもいたとか。一度見ただけではあれこれ発見するのはムリなので、DVDが出たらコマ送りで探さなくっちゃ。
ミセスポテドヘッドの片目のストーリーにはう~んとうならされたし、バズのスペイン語、ミスターポテトヘッドのトルティーヤには大笑い。字幕の”かりんとう”の訳はベーリーナイスだった。最後にランディ・ニューマンの曲をジプシーキングスがカバー、これも新鮮でよかった。DVDがたのしみ。
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