2020年11月30日月曜日

シュトーレン

日本とドイツでは小麦粉の分類が異なっていて、ドイツはミネラル、日本はタンパク質の割合が基準になっている。シュトーレンはドイツでは405という小麦粉を使うけれど、日本ではどれが一番近いのかあれこれ試して準強力粉で焼いていた。昨年ドイツに行く機会があったので、小麦粉を持って帰ってきた。

それぞれのご家庭でレシピがあると思うけれど、私はこんな感じで。ピールは時間があるときに自家製のものを作っておいてもいいし、去年は夏に作ったアプリコットジャムが大活躍した。作っているときは香辛料とイーストの香りで脳が完全リラックス。日持ちもするので(あっという間に食べてしまうけれど)簡単で長く楽しめるお菓子だ。

<材料>

(A) 

レーズン 200g、

オレンジピール 80

レモンピール 80g 

(B) 

バター(常温) 

200g、砂糖 100g

卵黄 3個(常温)

(C)

スライスアーモンド 40g、クルミ 60g

(D)

牛乳 160g

ドライイースト 18g

小麦粉(準強力粉もしくは405)500g

アーモンドプードル 20g

塩 小匙1

シナモン 小匙2

ナツメグ 小匙1

カルダモン 小匙1

(E)

仕上げ用ブランデーもしくはラム 適量

仕上げ用溶かしバター 適量

仕上げ用 アプリコットジャム 適量

仕上げ用溶けない砂糖 適量


<下準備>

(A) 混ぜ合わせてブランデー(ラム)をふりかけ数日置く

(B) バターと佐藤をクリーム状にまぜ、卵黄を加え乳化させておく


<作り方>

1.40度に温めた牛乳にイーストを入れ15分発酵し、(D)を入れ手でこねる

2.まだ粉っぽい1.に(B)を加え滑らかになるまでこねる

3.2.に(A)と(C)を加えさらにこねる。材料が一つにまとまったらふんわりラップをかけ、30℃で60分1次発酵発酵

4.1次発酵のあとガス抜きをして4つに分け、軽く丸めてラップをかけて15分ベンチタイム

5.4.を成型

6.成型した生地を40℃で20分2次発酵

7.2次発酵後すぐ、180℃に余熱されたオーブンで焼成。大体30~35分(オーブンによって違うので様子を見ながら)

8.生地が熱いうちに(E)をラム酒→溶かしバター→アプリコットジャムの順に一気に表面全体(裏も!)にむらなく塗り付ける。

9.溶けない砂糖をたっぷり振りかける(保存性を高めるために裏までしっかり)

10.よく冷ましてから、ラップで2重3重にぴったりと包み、最低数日涼しい場所で熟成


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