2014年6月30日月曜日

ナントカのジレンマ

ワカ 「社会のテストに出たんだけどね、ヤマアラシのジレンマって聞いたことある?」
私 「無い」
ワカ (あ、よかった!ってな顔で)「ヤマアラシ同士は仲良くしたいけど、くっつくと針が痛いでしょ、くっつきたいけどくっつけないって話なんだよね。で、間違えちゃったんだよ。」
私 「で、なんて書いちゃったの?」
ワカ 「アルマジロ!ヤマアラシって思ってたけどね、思わず書いちゃったんだよね。
私 (針ないし・・・・、ジレンマにならないし~。)

後で先生にお会いする機会があったので聞いてみたら、答案にはハリネズミ君やハツカネズミ君も登場したらしい。

2014年6月16日月曜日

大人のバレエ

お久しぶり。
FBというのはとっても手軽だけれど、個人的なことを長々と書くのははばかられる。やっぱり世界の端っこで何かをぼやくのも必要と、あれこれ思いついたらこちらのブログに下書で残しておいた。久しぶりにアップしてみよっと!

私の通っているバレエのスタジオには、大人になってからバレエを始めたという方が沢山いらっしゃる。私は人よりも踊り好きを自負していたけれど、こちらの方々にはすっかり脱帽。レッスン中に動画を取り、レッスン後はヴァリエーションをしっかりメモにおこし、それをみんなにシェア、次回のために復習&イメトレをしているのだ。す、すごすぎる。

バレエって、「ピアノのようにレッスンのための練習がいらなくて、その場に行けばよい」のが利点!と思っていた私である。私のレッスンの受け方は子どものころと全然変わっていない。字も書けないころからおけいこを始めているので、まずは見てからすべてが始まる。視覚から直接体へ、すなわち言葉を通さずに四肢に伝達しているらしい。一度意識して踊ってみたら、やっぱり踊っている間、に一度も文字は入って来ていなかった。どこで踊りのプロセッサーが動いているのか、よく分からない。とても不思議な感覚だ。

小学生高学年くらいからパ(バレエの型)とその名称を組み合わせながら体に叩き込んでいく、ということもできたのであろうが、私の場合は全くそういう回路が無かった。もちろんパはわかることはわかるし、言われて体も動く。でも一度も考えながら踊ったことはない。ヴァリエーションの時は名称(言葉)と組み合わせて覚えるのもいいのかもしれないな、と今更のように思ったりしている。

言語や楽器もきっとそうなのだろうな。大人には大人の覚え方があり、いつからでもどんな形でもいろいろなことが始められる。逆に子どもには体で覚えられられるうちにいろいろな経験をさせておくと、大人になってからそれをきっかけに世界が広がる。昔取った杵柄ってね!

2014年1月7日火曜日

湿疹、やっと治る

忘れもしない昨年9月の30日、おでこの富士額の頂のあたりが痛痒くなり、その日を境に顔にどんどん湿疹が広がっていった。あまりに赤くはれたので薬局に行くと、「まずお医者さんに診てもらってください」と、神妙な顔つきで言われてしまう。

薬屋さんに促されるまま、通りの向かい側にあるクリニックにとりあえず行ってみた。ヘルペスではなく、アレルギー性のものだろうということで、痒み止めの飲み薬(アレグラの後発薬)と塗り薬を処方され、3日後の金曜日にまた来るように言われた。さて、病院も薬も苦手な私、金曜日はちょっと忙しくてパスしてしまった。

月曜日、赤みも収まっていたので、もうお医者さん行かなくてもいいかなと思いつつも、なぜかちょっと気になってクリニックへ。すると、「ちゃんと金曜日に来なくちゃダメでしょ、ステロイド出してるんだから。」とこの年になって先生に怒られてしまう。私の顔を覚えているくらい、患者が少ないのか?と別な意味で不安になった。しかし、なぜかちょっと気になってお医者さんを訪れた、その予感は正しかったようだ。

湿疹は一か所腫れが引くと別の場所にでてくる。顔にあとが残らないように、反応を見ながら薬を塗る場所、期間を丁寧に指示してくれる先生、2回”出頭”する週もでてきた。1か月経つ頃、なんと腕にまで湿疹が表れ始め、涙目・・・。友人は医者を変えろというが、とにかく続けて通ってみることにした。腕用には別のステロイドが出る。顔の薬は弱すぎて四肢には効き目がないそうだ。へえ~、同じ肌でも違うのだな、と感心。やがて発疹は、おなか、腰回りにも現れ始める。ここで白状すると、腕までは先生に見せていたけれど、おなかと腰回りは黙っていた。これに全部薬を塗ることを考えたらぞっとしてしまったからだ。

つらいのが、なんといっても夜、お布団に入って寝ようと思ったとたん、あちこちが熱を持ち始めてかゆい、かゆい、とってもかゆい~。昼間も下着やらストッキングも刺激になるみたいだし、ウールがじかに触れるとそこもかゆくなる。夜は安眠できないし、このまま治らないのかとかなりユーウツな気分になった。その間に受けたアレルギーと肝機能の血液検査結果、問題はなし。いったいぜんたい・・・。

転機はそのユーウツな気分が最高潮に達した時訪れた。ついに勤務時間に夜のようなほてりとかゆみが襲ってきたのだ。とにかく体を冷やそうと500ccの水をがぶ飲みした。すると、するとですよ、な、な、なんと、まるで潮が引いていくようにかゆみが収まっていくではないか!!これには驚いた。ためしに寝る前にお水を飲んでみた。するとあの熱を持ったような痒みは起きない。まだちょっとかゆかったけど。乾燥した体が悲鳴をあげていたのだな。

で、先生に体の発疹を黙っていたことがばれないように、吸水のことをそれとなく聞いてみた。すると冬でも昼間1リットルは飲んだ方がいいとおっしゃる。ついでに有効なお肌ケアを聞いてみた。まず保湿が大事。それから肌は排泄機能はあるけれど、たとえばコラーゲンなんかを吸収することはありえないとのことだ。コラーゲンは水分蒸発を抑える保湿効果は期待できても、コラーゲンという細胞が吸収されることはない。先生に「ブタ(コラーゲンは牛や豚や鶏から抽出されている)のコラーゲンを肌に塗って吸収されるということは、君の肌がブタさんになるということだよ。」と言われ、小学生のようにうなずいた。とにかく肌には保湿、口からは吸水。で、お茶ならまだしも、水1リットルは結構きついと思っているみなさん、大丈夫よ、1週間ほどで慣れるから。

12月に入りステロイドに替わってプロトピックという薬を処方された。塗ること約2週間、ついに最後まで残っていた目頭の湿疹も無くなり、年越しを待たず先生から終息宣言。プロトピックについては説明書にちょっとコワイことが書かれているけれど、私には結構有効だった。あんまり嬉しくて「お世話になりました、来年もよろしくお願いします」と言ってしまいそうになった。

そんなこんなでもう発疹が再発することもなく、さわやかに新年を迎えることができた。
今年も皆様にとって、幸せで、健康で、とびっきり愉快な一年になりますように。

特に第三次思春期の女性の皆様に送る言葉

水を飲もう!