羽田は本当に便利、台北の松山空港も中心に近い近い。台北到着までの時間は新幹線ひかりで大阪に行くのとそれほど変わらない。空港を出て迎えの車が来るまでの間、少し重たい空気の中に大きく伸びた南国の木々や少々くすんだコンクリートの建物を眺めていたら、なくなった祖母が「台湾は足袋がいらないそうよ(それくらい暖かい)」と、行ってみたそうだったことをおもいだし、ジワッときてしまった。おばあちゃん、私、来たよ!
4月中旬の台北は日中25度を超え、半袖一枚、サンダルでOK。人口密度は世界で2番目に高いと言う事だけれど、街路樹や公園の緑が青々としてそれほど窮屈さを感じない。街を歩くとどこか懐かしい。雑然としているけれど活気がある、私が子どもの頃に東京のあちこちで見かけたような懐かしい感覚。台湾の人たちはとても親切で、英語より日本語が通じる。スゴく上手な人もいるし、カタコトの日本語を使って一生懸命話してくれる人もいる。誰もがニコニコとほんとうに親切なのだ。そして、なんと言っても食べ物!どこで何を食べてもホントーに美味しい。だから品数沢山食べられるように、最低でも4人で行った方がいいかな。
交通手段はタクシー。初乗り70元(200円位)、短時間に4人で移動するには大変便利。運転手さんには、行先を書いた紙で筆談。運転手さんも総じてとても親切で、ランドマークが現れると、「ここはナントカ!」(と言っていると思う)中国語で観光案内をしてくれる。言葉が分からなくても、相手の好意は通じるものよね。
到着した日の夜は現地に住む会社の元上司夫妻がレストランに連れていってくれた。テーブルにあふれんばかりのお皿が並ぶ。私は、人生初の北京ダックを食した。クレープのような皮に、薄く切った北京ダックとねぎとみそをのせ、くるくると巻いて食べる。とっても、とっても、美味しかった。
中山駅そばにある北京ダックで有名なお店 天厨菜館 カメラを向けたので恥ずかしそうなおじさま |
こんがりと飴色に焼けた 北京ダック |
0 件のコメント:
コメントを投稿