2007年6月13日水曜日

教育改革

我が家のワカ様(王子改め)はただいま小学生。巷ではそろそろ中学受験の話がちらほら、お友達も塾に通い始めた。クラスで80%の子供が中学受験をするらしい。
この先、確実に少なくなっていく子供の争奪戦は、おそらく塾に限ったことではなく、私立学校、おもちゃ業界・・・等等。

受験勉強は昔からあったし、まったくもってここの家庭の判断によるものであるから、云々言うつもりはなし。ただし、昔の中学受験と今のはその目的だの、意識だのが変わってしまっていることは確か。だからこそ、国は義務教育に、もっと一貫性を持つべき、ということを言いたい。「ゆとり教育」なんていうへんてこなネーミングをして、その結果も出ないうちに方針を変える。フラフラと方針を変更してもらいたくないのだ。考える力を育てたいのであればそうすればいいし、でもそんなものは基礎学力があってこそ、なんていうのも当たり前のこと。

先日カナダ、ブラジル、ドイツ、フランスとそれぞれ教育についてヒアリングする機会があった。日本の教育水準は、決して悲観するような状況にはない。しかし、大学に進む頃から日本以外の国の人たちが、どんどん自立し、判断力に磨きがかかってくる。

与えられることに慣れてしまった日本の子供達の自立は遠い。

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