2013年8月9日金曜日

好きなことって、大事

心躍るバレエのレッスン。

しか~し、心ほど踊らない体。まず脚が上がらなくなった。特にアラベスク(後ろに足を上げる)というポーズがあるのだが、これがああミゼラブル。それから回転。目が回らないように、一点を見つめながら回るのだけれど、まったくカンが戻らない。

とは言えよくなったところもある。バレエは脚を常にターンアウトする。ターンアウトとはウチマタの反対、でもガニマタではない。正しくは脚というよりもおなかの中から開く、そうすれば股関節も膝も足首も炒めない。これが以前より楽になり、1番から5番までの基本ポジションが決まりやすくなった。そして、「気持ち」。技術的なこと、例えば、脚を高く上げるとか、たくさん回るとか、高く跳ぶとか、は求めない。脚を高く上げなければ、回転が少なければ、音楽が長く使えるわけで、その分丁寧に動くことができる。そこに”できているつもり”という「気持ち」をプラスする。イメージトレーニングみたいなものかな?

若いころはこの「気持ち」、がいつも前のめりになっていたなぁ。体と気持ちがぎくしゃくしてね。今はなんと楽しく踊れることか。自分が唯一自由に使える身体、しかし、思うように動かすのがなかなか難しい。ン十年を経てもまだまだ自分の体から学べることはいっぱい。好きだから続けられる、これからもずっと。

現在沢山の素晴らしい日本人ダンサーが世界中で活躍している。その中の一人金子扶生(ふみ)さん、昨年度末の英国ロイヤルバレエ「くるみ割り」で大抜擢。添付の動画はリハーサル風景。


4 件のコメント:

  1. 好きな事を楽しくやれるって素敵なことですね。

    体を動かすのは気持ちがいいです。
    私は簡単なストレッチしかしないけど......

    今は忙しくなってしまって散歩にも行けないの。
    少し落ち着いたら出かけなくちゃ!

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    1. エリリンさん、お久しぶりです。
      お返事が遅れてしまってすみませ~ん。夏も終わってしまいました。
      私も寝る前にストレッチ!と思ってはいますが、なぜかできません・・・。なぜなのでしょう。

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  2. あきざくら2013年8月23日 9:44

    憧れのバレエダンサー!

    若い頃よりできなくなったこと、ではなく出来るようになったこと、みえるようになった景色 
    そこが かっけぇ~です!

    自分自身の幸せをいっぱい感じる
    歳を重ねるってほんとに素敵ですよね。



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    1. あきざくらさん、こんにちは!
      お返事遅れてすみません。
      「あまちゃん」と「純情きらり」が同時に終わってしまい、文字通りさみしい秋になってしまいそうです・・・。
      バレエのおかげでしょうか、今年の暑い夏もバテることなく乗り切ることができました~!

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