2013年6月5日水曜日

クイジナートフードプロセッサーでフォカッチャ

先生のお人柄と技術、気のおけない友人との”試食”&”おしゃべり”で続けてこられたパン教室もそろそろ2年。一度も一人で焼いたことがなかったパンだけど、「ニーダーがあったらできるかも?ここらでちょいと実験してみようか」という意欲も出てきた・・・り、引っ込んだり。我が家のキッチンにも置ける小型のニーダーを探すこと数か月、クイジナートのパンコネ機能付きフードプロセッサーが気になっていた。

ある土曜日の昼下がり、アマゾンを見ながら買おうか買うまいかPCの前でジト~ッとしていたら、オットが「まだぶつぶつ言ってるの?早く買えば~」って。確かにお店で買う8掛けの価格で送料無料、円安だし買い時かとポチッ。さあ、来週末はいよいよパン作りだな~と思っていたら、なんと翌日の朝10時、宅急便さん現る。もう到着してしまった。びっくりしていたら、「アマゾンさん速いんですよ」と宅急便のお兄さん、あんまりさわやかにほかの会社をほめるから、「いえいえ、宅急便さんも速いからじゃないですか。」と言ったら、お兄さん、照れていた。

余熱で一次発酵中
さて、せっかく日曜日に届いたので、型やら器具が必要ないフォカッチャを作ることにした。しかし、パン教室のレシピとクイジナートのレシピを見比べると、こねる時間と水の量に大きな違い。パン教室は20分、クイジナートは1分30秒。ゼ~ンゼン違うではないか。そして粉の量は同じなのに、クイジナートのレシピの仕込み水は2割ほど少ない。まだ生地の様子を見ながら臨機応変にできるような技術はないし。困る。

しょうがないから適当にやってみることにした。まずたまげたのはモーターの威力で、スイッチを入れると、ガガガガ~と激しい音。水を入れるとまずまず音が大きくなり、機械そのものが振動でドドドと動くき出す。こ、コワイ。何か間違えたことしちゃったかしら?爆発か?感電覚悟で機械を抑えながら1分半回し続けると、スルスルスル~と生地が一つにまとまり、激しい振動も収まった。とりあえず少ないほうの水の量で試して、まだコナコナだったら水を足そうかと思ったけど、まとまったからもう水を足すのはやめた。あとから説明書を読んでみたら(先に読めって?)、コネ時間が少ないので水の蒸発が抑えられ、その結果仕込み水が少なくてすむらしい。

次の困ったは焼成。我が家のガスオーブンは完全にアナログなので、下火と天火の時間配分、火力、はたまたオーブンのどの段におけばいいかなどなどが全く分からない。これも適当に真ん中の段に置き、下火から始めて見た。何となく焼けたみたいなので、今度は天火に変えて焦がさないように上部を焼く。じっとオーブンにぴたりと張り付き中を観察。あ、暑い・・・。

そんなこんなで奇跡的に初めてのフォカッチャは成功して、男衆には大評判。ありがたくも週末になると「フォカッチャ食べたいなぁ」と催促され、ここ3週間焼いている。だんだんコツがつかめてきたから、お客さんにお出しできる日も近い。クイジナートのフードプロセッサーでパンコネ、とりあえず良い選択だったわ。


クイジナートフードプロセッサーで作るフォカッチャ

1.強力粉 300グラム、砂糖5グラム、塩5グラム を混ぜる
2.イースト6グラムを少量のぬるま湯で溶いておく
3.クイジナートのニーダーに粉とイースト、オリーブオイル大匙1を入れパルスを数回押す
4.スイッチをONにし、30秒くらいかけて水を170グラム入れる(様子を見ながら追加)
5.水を入れ2分半、生地が一つにまとまったらスイッチを切る
6.取り出して丸めなおしニーダーに戻し固く絞った濡れ布巾を載せて余熱で一次発酵30分
7.取り出して四角く伸ばして型に入れ、濡れ布巾を載せ二次発酵10分
8.指で表面に穴をあけ、オリーブオイルとガーリックパウダーとローズマリーを散らして発酵20分(様子を見つつ)
9.焼成は200度、下火10分、天火4分

2 件のコメント:

  1. あきざくら2013年6月5日 13:46

    おいしそう!!
    私 フォカッチャ大好きです。

    エリリンさんと一緒にお店開けるんじゃないかな!?
    色々飾ったりもして・・。
    食べる専門。常連になります!

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    1. まだ生まれてから3回しか作っていないので、毎回品質が違うんです。ご飯を炊くように年季が入るまで、どのくらいかかるのでしょうか~。

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