2012年6月2日土曜日

原子力防災―原子力リスクすべてと正しく向き合うために

1年もすれば又何もなかったように原発が稼働しているのかと危惧していたが、今回ばかりはそうはいかなかったようだ。遅ればせながらも興味を持ち続けているといろいろな記事に出会う。この本が出版されたのは2007年。
松野さんは原発の危険を熟知し、福島のような事故が起きることを予見していた。それをちゃんと指摘していたという。しかし、周囲の人たちは聞く耳を持たなかった。「私の言うことは誰も聞いてくれませんでした。誰も聞いてくれないので、家で妻に話しました。しかし妻にもうるさがられる。『私の代わりにハンガーにかけたセーターにでも話していなさい』と言うのです」


こういう松野さんのような人が一人もいないのかと、そこまで原発事故が起こらないとみんな信じきっていたのかとシロウトの私でも困惑した。が、この記事を読むと、しっかりとした危機管理をもち仕事をしていた方がいたのだと、一条の光を見たような気がした。


ふくしま第一原発事故を予見していた電力会社技術者---->JP Press


日本が今でこそお手本となる時なのに・・・。

2 件のコメント:

  1. Angelaさん
    アップして下さってありがとう。
    ぜひ私も読んでみたいです。

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    1. この記事はまだ続くので、要注目ですね。とにかく、ストーカーのように原発をシツコク追いかけます!

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