2010年9月28日火曜日
食べて、祈って、恋をして
仕事で訪れたインドネシア・バリ島で、ある老人がエリザベスに「結婚は2 度。短い結婚と長い結婚。全財産を失い、また取り戻す。いつかバリに戻ってくる」と予言。そこからストーリーは始まる。
エリザベス(ジュリア・ロバーツ)はニューヨークで作家として活躍、しかし幸せの条件である優しい夫や素敵な家は彼女の憂鬱のタネになり、やり場のない不安感に襲われる。ついに薄情にも夫に離縁を言い渡し家を出る。
あっという間に若い俳優デイビッド(素通りするにはもったいないジェームズ・フランコ:↓)と出会い、つかの間の恋に落ちる。美人はこういう離れ業ができる。しかしそれもうまくいかない、もったいない。恋愛依存が自立を阻んでいるのがイカンのではないかと、エリザベスは1人で1年間旅に出ることにする。
まずイタリアで食欲を取り戻し、イタリア語を勉強して、美味しいもので栄養を補給。インドでは瞑想と作務に没頭。そして予言通りにバリ島を再訪。そこでブラジル人実業家のフェリペ(ハビエル・バルデム)と出会う。あのハビエル様から逃げるのは難しそうだ・・・。
ゆるそ~な映画とは想像出来たけど、監督が”GLEE”のライアン・マーフィーということで、興味が出て見に行くことにした(カートのお父さん、出てた!)。想定内の展開だったけど、イタリアの食事、インドの結婚式、バリの自然などは見ているだけで幸せな気分にしてくれる。特に、リズが食べたスパゲティの美味しそうだったこと!早速夕食にトマトソースのパスタを作って食べた。
見ていて心配だったのはエリザベスの懐具合、余計なお世話だけど。 あと、ハビエルの顔は重かった・・(ぺネロぺちゃんごめんね)。
左はインドでぞうさんが1人でいるリズにあいさつしに来たところ。ジュリア・ロバーツの笑顔、ステキ。
2010年9月21日火曜日
終着駅 トルストイ最後の旅
トルストイ(クリストファー・プラマー)はヤースナヤ・ポリャーニャという場所でトルストイ主義者たちとコミュニティを作り暮らしていた。トルストイ主義者とはキリスト教的な人間愛や道徳観で -肉欲やら殺生を極端に否定するわけだけど- トルストイを信望している人たちのこと。トルストイの高弟チェルトコフ(ポール・ジアマッティ)は、政府に軟禁されていてトルストイと会えない。そこでトルストイに心酔している若者、ワレンチン(ジェームズ・マカヴォイ)をトルストイの個人秘書として派遣し、彼にトルストイの身の回りの出来事一切を書きとめるように言い渡す。
チェルトコフたちはトルストイの妻ソフィア(ヘレン・ミレン)が自分たちの思想の実現を阻んでいると考えているのだ。チェルトコフたちはトルストイ主義に基づいて、トルストイの持つ著作権や遺産をロシア国民に委譲させようとしているのである。それに妻は猛反対。帝政ロシア時代の伯爵夫人という裕福な環境にあって、トルストイの著作権による収入は家族のもの!と主張する彼女は悪妻と思われている。妻とのいさかいで堪忍袋の緒が切れたトルストイは82才にして家出、鉄道で旅をするうちに衰弱し、文字通り「終着駅」に辿りつく。
トルストイにはイコンとしてのトルストイと生身のトルストイが混在しているのだけれど、残念ながら体はひとつ。私にはチェルトコフとソフィーが、嫉妬丸出しで単に1人の男を取り合っているだけのように見えた。トルストイ自身は煩悩を持つ自分がだんだん神格化されていくのを、煩わしく滑稽に思いながらも、崇高でありたいと思う。このあたりの行ったり来たりを体現する、クリストファー・プラマーのうまいこと!
ソフィー以外にもう一人興味深い女性が登場する。ワレンチンの恋人マーシャ。彼女はコミュニティで生活を始めるが、自分の中での矛盾を見抜き、すっぱりと生身の自由な人間として生きようとする。その昔ワレンチンとマーシャのようなトルストイとソフィーがあったはずなのだ。ソフィー(もしかしたらヘレン・ミレン演ずるところの)に心から同情する私には、ワレンチンの心の逡巡がせめてもの救いになった。
それにしても妻から逃げるのにあんなに遠くまで行く必要があるのか?大思想家の心を読むのはむずかしい・・・。
チェルトコフたちはトルストイの妻ソフィア(ヘレン・ミレン)が自分たちの思想の実現を阻んでいると考えているのだ。チェルトコフたちはトルストイ主義に基づいて、トルストイの持つ著作権や遺産をロシア国民に委譲させようとしているのである。それに妻は猛反対。帝政ロシア時代の伯爵夫人という裕福な環境にあって、トルストイの著作権による収入は家族のもの!と主張する彼女は悪妻と思われている。妻とのいさかいで堪忍袋の緒が切れたトルストイは82才にして家出、鉄道で旅をするうちに衰弱し、文字通り「終着駅」に辿りつく。
トルストイにはイコンとしてのトルストイと生身のトルストイが混在しているのだけれど、残念ながら体はひとつ。私にはチェルトコフとソフィーが、嫉妬丸出しで単に1人の男を取り合っているだけのように見えた。トルストイ自身は煩悩を持つ自分がだんだん神格化されていくのを、煩わしく滑稽に思いながらも、崇高でありたいと思う。このあたりの行ったり来たりを体現する、クリストファー・プラマーのうまいこと!
ソフィー以外にもう一人興味深い女性が登場する。ワレンチンの恋人マーシャ。彼女はコミュニティで生活を始めるが、自分の中での矛盾を見抜き、すっぱりと生身の自由な人間として生きようとする。その昔ワレンチンとマーシャのようなトルストイとソフィーがあったはずなのだ。ソフィー(もしかしたらヘレン・ミレン演ずるところの)に心から同情する私には、ワレンチンの心の逡巡がせめてもの救いになった。
それにしても妻から逃げるのにあんなに遠くまで行く必要があるのか?大思想家の心を読むのはむずかしい・・・。
2010年9月16日木曜日
太った猫の挑戦
この猫ちゃん、ウケを狙っているのか?
あんなに笑われて(結構シンラツ)、しかも失敗。それにもめげず二度目の挑戦はあっぱれ!
一度目の挑戦
あ、あ、おしりの肉が・・・!
二度目の挑戦
ダイエットしたし~!
「犬(猫)神家の一族」 ・・・。
あんなに笑われて(結構シンラツ)、しかも失敗。それにもめげず二度目の挑戦はあっぱれ!
一度目の挑戦
あ、あ、おしりの肉が・・・!
二度目の挑戦
ダイエットしたし~!
「犬(猫)神家の一族」 ・・・。
2010年9月13日月曜日
2010年9月10日金曜日
歩きたくない犬
引きずられまくり、でもなんだか嬉しそう。
もしかしたら地面で背中をカキカキしてるのかなぁ。手足が緊張しているところにこのワンちゃんの”引きずられテクニック”をみた。
撮影者の笑いが止まらず画面がグラグラ。わかるなぁ。
ではみなさん、 良い週末を。
2010年9月9日木曜日
2010年9月8日水曜日
2010年9月6日月曜日
三人で一人前
ワカ様、床屋さんで短く刈り込んだ後頭部の毛を、手で勢いよくシャカシャカと撫ぜながら、
ワカ 「なんだかこの音、マラスカみたい。」
私 「アハハ、マスカラでしょ、・・あれ?」
オット「みんな、ちが~う!マ・ラ・カ・ス」
一家の大黒柱がしっかりしていて良かった。
ワカ 「なんだかこの音、マラスカみたい。」
私 「アハハ、マスカラでしょ、・・あれ?」
オット「みんな、ちが~う!マ・ラ・カ・ス」
一家の大黒柱がしっかりしていて良かった。
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