2009年9月12日土曜日

高尾山 <番外> トリックアート美術館

ワカたってのリクエストで高尾山口駅前にあるトリックアート美術館へ。

先月、Bunkamura ザ・ミュージアム「奇想の王国 だまし絵展」に行った。11歳の若者は「面白~い!、すご~い!」を連発しながら元気に鑑賞していた。オット曰く、「若い人はだまし絵とかが好きだ」って。・・・確かに、まわりを見ると若者が多い。一方、私はだまし絵のトリックを見つけるどころか、絵自体がどこにあるのだ?という混雑で、くたんくたんになってしまったのであった。

そんなこんなであんまり楽しい思いをしなかった私、美術館を目の前にして乗り気でない。そのたたずまいは美術館というよりも遊園地の”なんとかハウス”、入場料だって結構するし(大人1300円、子供700円)。せっかくリフトで脳みその洗濯したのになぁ、パスしたいなぁ。わくわくのワカの手前、口には出さなかったものの、かなりしぶっていたのは確か。

「ずーっとここに来たかったんだよ、うれしいな~、うれしいな~」のワカの声に逆らい切れずチケットを買う。まず入口でスプーンのような形をした紙を受け取る。中に入るとやっぱり”美術館”というよりも、遊園地の”なんとかハウス”って内装である。先に進もうとすると、ガイドのお姉さんに呼び止められる。美術館の楽しみ方を説明するとのことで、これまた安っぽい壁画の前に立たされる。あんまり聞く気がしないなぁ、めんどくさいなぁ、まだ、乗り気でない私。

ガイドのおねえさんに言われるまま、入口でもらった紙で片目を隠す。すると、何と、目の前の安っぽい(失礼!)建物の壁画が、うわわわわ~っとうきあがってくるではないか。これはすごい。このあたりで乗り気の針が90度ピンっと動いた。説明はさらに続く、さっきとはうって変わって聞く気満々。隣にはやっぱり安っぽい牛(だったけか?)の壁画。片目を隠し、牛の顔を見ながら左から右へ壁画と平行に2,3メートル移動すると、あらららら、牛の顔が私を追って左から右へ動く。ここにきて乗り気の針は180度反対に倒れ、すっかり鑑賞モードに突入。

館内すべて撮影自由。カメラは一眼なので、片目の状態であるから、写真はみな立体を写したように出来上がる。十人十色のポーズで写真を撮りながら、ワイワイ、キャーキャー、ゲラゲラと、大人から子供まで楽しそう。ガイドのお姉さんたちは、案内だけでなく写真も撮ってくれる。親切で明るくて好感度高い。全部観賞する頃には、すっかり始めの”めんどくさいモード”はどこへ、写真とりまっくってワカとおんなじくらい楽しんでしまった私であった。

どんなものが展示されているかはタイトルをクリックしてね。展示内容とは関係ないけれど、建物の外観をもう少し高尾山の自然に調和したものにすれば、もっといいのに。

2009年9月11日金曜日

高尾山 下り

サル園を後にして、帰りはケーブルカーではなくリフトに乗る。

2人乗り、路線距離は900メートル弱、なが~いのだ。そして下を見ると結構高い。安全ベルトがないので、足もとがムズムズ。浅く腰かけていて、つるつるした素材のものを着ていて、居眠りなんかしたら、もしかしたら落ちるかも・・・、なんて考える。もちろん下にはネットが張ってあるけどね。人間、下ばかり見てると考えも下向くようだ。頭をあげて前方を見ると、やっぱり上向くなぁ。目の前には緑の海が広がり、リフトのロープは森の木々に吸い込まれるように、ず~っと遠くまで続いている。その景色があまりにも綺麗で、頭の中のいらないスイッチがひとつぽちっと消えた。

・・・・・・・・・・・・・・・ツクツクボ~シ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カナカナカナ・・・・・・・・・・・ぴー、ぴよ、ぴよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ツクツクボ~シ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スイッチが消えたら、”音のない世界”が聞こえてきた。リフトはするすると空中を移動していく。ワカ曰く「あまり静かで耳が変になっちゃったかと思った・・。」 確かに。そよそよと風がそよぎ、上を見ると緑に縁取られた青空。木々の間からは斜めに陽が射しこんでくる。大げさに聞こえるかもしれないけど、おそらくここ何年かの中でも一番素敵な空間と幸せに満ちたひとときだった。このリフトは超お勧め。

週末は大変混雑しているそうなので、ぜひ平日に。

2009年9月10日木曜日

高尾山 サル園

せっかくここまで来たので、サル園・野草園にもよってみた。

サル園では、お昼ごはんの真っ最中。飼育係の方が猿山の中央に立って、マイクで猿の生態を説明しているところだった。ボスの条件は”信頼”。現ボス猿の”ネッシン”は、背中の数か所に勲章のような傷痕、体が大きくて、動きも堂々、初対面でも一目でボスだとわかる、目があったら思わずお辞儀をしてしまいそうだ。ボス・オーラが出ている。他の猿が一心不乱に食べているときも、何も食べずに端っこのほうでじっと群れの様子を見ている(それか一番に食べ終わっちゃったのか?)。飼育係さん曰 く、強いだけでなく、度胸があり人(猿)望がとてもアツいそうだ。多少の口げんかにはいちいち口は出さない、ここぞという時に「おらおらおらおら~」(と言ったかどうかは知らないが)と登場し、喧嘩を仲裁する。”サル山の金さん”だ。そんなとき、一緒に仲裁に入る若サル君は将来ボスとして有望だとか。

”金さん”は強くて威張ってるだけでなく、自ら先頭に立って世話仕事もするそうだ。猿山にある背の高い木はフェンスで囲われており(写真右側の木の幹)、その上部は電流が流れていて、お利口なお猿さんたちはビリビリするのでこのフェンスには登らない。ある日、事件発生。世間知らずの子ザルちゃんが、このフェンスの中に落っこちてしまった。するとネッシンは電流をもろともせずフェンスを乗り越え、子ザルちゃんを救いだし、しかも優しく抱っこして、落ち着かせてからお母さんざるに渡したそうだ。それでもってまた猿株が、ぐぐぐ~っと上がったという。”金さん”というより”清水次郎長”か。

そこにいる50頭ほどの猿さんにはみんな名前が付いていて、当たり前だけど係員さんはみんなの名前と顔が一致している。私にはボス以外はどれがどれやら・・。そういえば留学先でケニア人のお兄さんに、「日本人はみんなおんなじ顔していて、区別がつかない!」と言われたなぁ。私なんぞは最近若者の顔の区別がつかなくなってきているし。

野草園は夏のお花がそろそろ終わりで、ワビサビの枯れた風情。全部に名札が付いているので、助かる。サル園と一緒に見ることができる。

続く

2009年9月8日火曜日

高尾山 上り

NHKの趣味悠々「山で元気に」(水曜日夜10時)、第1回が高尾山。
1975年世界最高峰エベレストに女性として初登頂に成功した登山家の田部井淳子さんが先生、ルー大柴さんが弟子。洗濯物たたんだりしながらぼ~っとテレビを見ていたら、なんだか面白くって最後まで見てしまった。(そのあとの放送見ていないのだけれど、ルー大柴さん、結構険しい山に連れていかれてルー語も出ないくらいびびっていたらしい。)その田部井さんのお話に導かれるように、学校の代休があった月曜日、私も休暇をとってワカと2人で高尾山へ。

渋谷から乗換時間含めても1時間弱、しかも片道370円。そして高尾山口で降りるとすこし歩けばケーブルカーの駅、アクセスがいい。人もまばらで静かな駅前。さて、このケーブルカー、31度を超える日本一の急勾配に合わせて作られているので、勾配の緩い駅に止まっているときは、車内にはいると前につんのめったような姿勢になる。山を登り始めると今度は後ろに傾いたような姿勢に。ロープが切れたらジェットコースターどころではない・・・。もし切れても2メートルほど滑るだけで止まる強力なブレーキが付いているそうだ。”2メートル”って、具体的な数字だなぁ、ロープ切って実験したのかなぁ・・・。こんなとこ上っていくのかというほどの目の前の絶壁をわわわ、と後ろに倒れそうになりながら6分ほど上っていくと、清滝駅に到着。因みに最後尾で後ろを見ると絶景が楽しめるけれど、楽しみは帰りに残しておくことに。

清滝駅からは整備された道を浄心門まで歩く。浄心門をくぐって直進しようとしたところ、ワカの”ちょっとまった”。ワカ曰く、ルー大柴さんたちは門をくぐらないで横の道に入ったという。流石、若者のメモリーは大きい、私はぜんぜん覚えていなかった。地図看板を見ると山頂までの到着時間が短いし、見たところ人通りも少なく静かそうなので、4号路を行くことにした。

木々はちょっと疲れの見え始めた緑色、蝉の大合唱は終わり、ツクツクボウシが夏の終わりを2重唱。この4号路の始めは山頂を目指しているのに、なぜか下り坂が続く。下った分、上りが厳しいのではないかと心配になる私。道は結構細くって、2人がすれ違うのがぎりぎりのところもあり、つるりと足を滑らしたら結構怖そうなところもあり。下り道が終わると当然のことながら上り道になるが、心配するほど険しい所もなく20分くらいで山頂に到着。

山頂からは、澄んだ空気と鬱蒼と茂った木々の向こうに、うっすらともやのかかった東京が見える。見通しがいいと千葉まで見えるそうだ。この眺望を除けば、山頂というよりは近所の公園、と言っては失礼か。そろそろお腹がすいたので、薬王院までとっとっとっ、と下り、”もみじや”という蕎麦屋さんに入った。森一望の抜群のロケーションに立つお蕎麦屋さんの窓からは、涼しい風がそよそよと吹きこんでくる。半熟卵ののった冷やしとろろそばをいただいた。美味。

つづく

2009年9月6日日曜日

5才児にふられる

隣の5歳の男の子とお父さんと、立ち話。このくらいの子どもはほんとにかわいい。大人には思いもよらない発想やらお話がとっても面白い。

私  「いい自転車乗ってるね。」
5歳 「新しいの近所のお兄さんからもらった。」
私  「三輪車は乗らないの?」
5歳 「三輪車は昔のってた。」
私  「むかし・・・・、ああ、昔ね、昔っていつ?」
5歳 「4歳のときかな?」
私  「あはは・・・。じゃ、自転車の次は自動車だね。」
5歳 「18歳くらいで車を運転する。」
私  「ほー、そしたら乗せてね。」
5歳 「うん、乗せたげる。そしてね、20歳くらいで結婚する。」
私  ??!!「・・・あ、そう。じゃ、結婚式いくから。」
5歳  固まる。  沈黙。  かなり困った顔。   「ん~、いらない。」
私 ???
5歳 「同じ幼稚園の女の子と結婚するから。」

どうやら”5歳の結婚式に行く”=”5歳と結婚式する”と、勘違いしたらしい。
慌てて誤解を解くべく、「結婚式のパーティーにおばちゃんを呼んでね」と言い換えたら、大いに安心して笑顔に戻る。そばにいたお父さん、子供の勘違いに苦笑い。

彼の頭の中で結婚とはいったいナンであるかは知る由もないけれど、とにかく私が彼の許容範囲を法外に外れていたことは確か。しかしである、なぜ5歳は私と結婚、などと勘違いしたのだろうか・・・?幼稚園でかなりいろんな子に結婚せまられてたりして、ね。

2009年8月31日月曜日

GOOD, BAD, WEIRD

2007年韓国、キム・ジウン監督。これはすごい。久々に興奮した。ちょっと前にスキヤキ・ウエスタンがあったけど、こちらはキムチ・ウエスタン。カメラ、ストーリー、音楽ともばっちり。俳優陣は特にいい。

”グエルム”を見てすっかりソン・ガンホ(WEIRD役)さんのファンになった。この人のすごいところは天性のユーモアと品格が全身に宿っているところ。汚れて、情けない、いい加減な人を落とすことなく絶妙なさじ加減でヒーロー一歩手前(これがまた難しい・・)まで持ち上げるあの技量。顔だけではなく指先、また寝息一つにまで役者魂が漂っている。

そして、イ・ビョンホン(BAD役)。西洋人にはない東洋人の細い筋肉をキリキリに絞りあげ、ゲゲゲの鬼太郎カットからアイラインばっちりの片目をギラリとのぞかせて、鷹のように冷酷なワルモノを一瞬たりとも無駄のない動きで演じている。GI・ジョーでも上半身裸だったなぁ・・。

何よりもかっこいいのは、チョン・ウソン(GOOD役)。”MUSA”しか彼の映画は見ていないのだけれど、その時もそのエレガントな容貌に息を飲んだ。しかし今回はその比ではない。身長187cm、胴だけでなく脚が長い。その長~い脚で疾走する馬にまたがり、すらっと伸びた上体はゆるぎなく、片手でライフルをくるくる回しながらガンガン打ちまくる姿に、私のハートも穴だらけ・・・。

ちょっとばかしタランティーノが混ざってるけれども、とにかく西部劇のエキスはちゃんと全編にふりまかれている。フルスピードとデフォルメされたキャラクター。これは良し悪しかな?気だるさだったり、切なさだったりそんなロマンがもうちょビットあれば言うことなし。

2009年8月22日土曜日

赤塚さんちの菊千代

まずはタイトルをクリックするベシ。

青梅赤塚不二夫会館の「天才バンザイ猫 菊千代展」を見てきた。19年間”猫の皮をかぶった”赤塚家長男”として、不二夫さんの飲み代を稼いだり、日本中の赤の他人(私のような)をとりこにした菊千代。 その菊千代の姿が9月27日まで写真やらビデオで存分に見られる。さらに、もりわじんさん作「招菊千代」御開帳も。
しかし、虚勢したときの菊千代のXXXマがホルマリン漬けで展示されていたのにはびっくりなのだ・・・。

特にビデオには爆笑。
赤塚氏 「お前が死んだらアメリカンショートヘアを飼う」
菊千代 ガブリと手に噛み付く。
赤塚氏 「イタタタ・・、アメリカンショートヘアはかわいいよね~」
菊千代 に”ゃ~ と怒りながら赤塚氏の手をさらにガブガブする。
   赤塚氏はそれでも菊千代のカンに触りそうなことをずっと言い続ける。
赤塚氏 「やっぱりワンちゃんを飼おう、ワンちゃんかわいいな~」
菊千代 堪忍袋の緒が切れて、ガバッと赤塚氏の顔に飛びかかる。後ろに倒れる赤塚氏、それを尻目に怒ったように向こうに走っていく菊千代。

・・・どこかで見た光景。うちでもたま~にこうした”猫いじめ”をして楽しんでいる。この前もミケ子に「あ~柴犬が欲しい!柴ちゃんかわいい!お外も一緒に言ってくれるし、呼べば走ってくるし。」と、こんな神経に障るようなことをねちねち言ってみた。だんだんミケ子の眉間に皺がより、尻尾でバシバシ床を叩いて、ほんと~にうるさそうにしていた。ウフフ・・・。
人間の言葉はしゃべれないけれど、きっとヒト一倍分かってるんだろうな、人間のいってること。

とし子さん行ってね!

2009年8月14日金曜日

Dr. House

数週間にわたって開催されたハウスのオーディション、”アメリカン・ドクター”もやっと終って新しいチームメンバー3人が決定。今週はなんとあのミラ・ソルビーノ登場。

南極で働く隊員の精神科医ケイト(ソルビーノ)がゲロゲロしながら倒れてしまう。南極は今、一番厳しい季節、救急を送ることも向こうから戻ってくることも不可能。そこでハウスたちがウェブカメラを使って遠隔診断、ケイトはその診断通りに自分で治療をすることに。初め乗り気じゃなかったハウス、画面の向こうのケイトを見たとたん目の色が変わる。二言三言言葉を交わしたらだけで、ぞっこんのよう(ヒュー・ローリーこの辺大変うまい!)。さてハウス帰宅してからも時間外などぜんぜん気にせず、自分の好きなようにず~っと診断を続ける。しかしどれも適切な治療にはならない。まるで隔離された南極は”アポロ13”のよう。限られた治療器具しかなく、ゼムクリップまでつかって病気の検査が進んでいく。

ケイトは言われたことにテキパキ反応するし、人間的な洞察力にもすぐれている。ハウスが診断と称し、セクハラまがい(いやあれは間違いなく・・・)なことしても、あくまでも同業者として堂々と応じる。
ハウスに薬を飲むことを進められるけれど、限られた量しかない薬は隊員用としてストックするため、はっきりとした診断結果が出るまでは飲むことを拒否。なんたってその覚悟・倫理感・自己犠牲みたいなものが医者としての彼の心をくすぐる。恋に落ちかけていたハウス、このあたりから一気に落下の加速度が増す。かっこいい、女の私でも惚れてしまう。

アブナイ生体実験大好きだったはずのハウスは、彼女をできるだけアブナイ目に合わせずに治したくって必死!ウィルソンにもフォアマンにもハウスの乙女心(?)ばればれ、ハウスの怒りながら照れてるところがかわいい。なんたってハーバード卒でアカデミー賞受賞者だもの、あ、それはソルビーノだけど、ま、ケイトはそんな感じ。

ところがハウス、いくらイイ女がいようと、ひとつのことにのぼせることはない。ウィルソンに新しい彼女ができたのではないか、とケイトの診察の合間に捜査。さらにTVっこのハウスは病室のケーブル放送が予算の関係で有料になっちゃって、無料視聴に戻そうと新しい3人の弟子を走らせる。忙しい、ハウス。

彼の知性と恋心をもってしても、南極の厚い氷を溶かすことはできなかった、ま、傷が浅くてよかったね。しかし、彼をたまげさせたのは、ウィルソンの彼女。なんと、あの”Bitch”(失礼、でもハウスがそう呼ぶんだモン)。ウィルソンもハウスに負けず劣らずオモシロい。

来週が楽しみなのだ。

2009年8月12日水曜日

去年の夏は遠い

ワカは昨日キャンプに出かけた。

今まで学校の宿泊行事が全部で4回、それに個人でのキャンプなどが4回、合計8回。我が家では嵐の前の静けさ、ならぬ、静けさの前の嵐。宿泊準備が穏やかに(”私が”、だけど・・)終わったためしがないのだ。せっかち&(他人には)完璧を求める私、毎回テンションがあがり、最後はいつも「なんで自分でちゃんとやらないの~!」と大声が出てしまう。通信簿やらテストの点数なんぞはどうでもいい!(良いに越したことはないケド)、しか~し”計画、準備、生理整頓、時間厳守”これって基本!!・・・あ、またテンションあがってきた。

と、ところが、な、な、何と!今回は実に落ち着いて自分で持ち物の用意をしているではないか。なぜ突然に?驚いた!ワカには悪いけど。能ある鷹は爪を隠していたのか?いや、そんなことはないだろう。幼虫から一気に蝶へ変身か?

じょじょに進歩してくれていったなら、こんな気分にならなかったのであろう。毎回目くじらを立てていたのに、こんなに突然変わられると拍子ぬけ。そして、さみしいんだなぁ、これが・・・。すっかり”おいてけぼり”をくらってしまったような。あの何にもできなかったワカが何とも懐かしいのである。もう一回あのボ~としたワカが見たくなるのだ。でもあんなに指導した後で、「ちゃんとするな!」とは言えないしね。

親のわがまま、ほんと、滑稽だ。涙が出そう。

2009年8月10日月曜日

ボルト

のっけから、CG技術に目を見張る。風景、部屋の中など実写のようだし、ワンちゃんの毛一本一本の動きなんぞはオドロキ。でもこれ、ピクサーじゃなく、ディズニーのアニメ。

ワンちゃんの一途で、ま、早く言えば単純な性格、それが笑いのツボで(昔志村けんが犬になっちゃったコント思い出す)、ホンワカと笑えるシーンが沢山。それに輪をかけ笑わせてくれるのが、ド単純なハムスター君。丸い透明の入れ物の中でくるくるくるくるくるしながら大陸横断、すごい。

そして最小メモリー搭載の鳩君たち。この鳩君たち、見た目は限りなく本物に近く、そして果てしなくボケている。常々鳩を見ながら思っていた。空を飛べばいいものをなぜ早足で地面を走りながら逃げるのか?目が横についているからしょうがないけど、なんだって目の前に落ちたものが首を左右上下に動かしても見つけられないのか?何が起きても顔色変わらないし、怒ってるんだか笑ってるんだか、もしかして本気で笑いを取ろうとしているのか?と思ったりしていた。映画を見ながら、海を越えた向こうでもおんなじこと思ってる人がいるのだな、と思わずにやり。そしてCGの鳩君たち、動きが何とも精巧で、鳥ぎらいのオットはその首の動きがあまりに生々しく、鳥肌立てていた。

声は誰かと申しますと、主役をジョン・トラボルト(暑いのでヒンヤリすること言ってみた)。ほかにはペニーのマネージャー役を”アリー”でリチャード役だったグレッグ・ジャーマンなど。

昔見た”三匹荒野を行く”(1963)という2匹のワンちゃん&猫ちゃんの映画を思い出した。

2009年8月8日土曜日

Adam Lambert

abc 放送のGMA Summer Concertに出演。
タイトルをクリックしてね。

まずデイビッドとアダムとクリスが3人で、出番少ないけど、アダムの声は際立っておる。デイビッド独唱の後はアダム。前髪が舞妓さんのようにシッカリ盛り上がってマス。ああ、素敵。

2009年8月7日金曜日

ウォレスとグルミット「ベーカリー街の悪夢」

今日、8月7日はウォレスの誕生日。グルミットは12月らしい。

第一作”チーズ・ホリデー” (A Grand Day Out)から何と20年。私が初めて見たのは”ペンギンに気をつけろ!” (The Wrong Trousers)で、確か動物園の動物たちのぼやきが聞けるリップ・シンクシリーズ「快適な生活(Creature Comforts)」と一緒に上映されていたような・・・。記憶があまり定かじゃないけど1995、6年だったように思う。一緒に映画を観終わった後、”かわいい”という言葉がキライなオットや渋好みの男友達も、”かわいいなぁ”と言っていたのを思い出す。

最近のドリームワークスとの共同作品は、面白いけれども、どこかしっくりこなかった。ピリッと山椒が聞いていないとでも言いましょうか。しか~し新作「ベーカリー~」はよい、やっぱりこの路線だ。ブラックユーモアと映画ファンが喜ぶパロディー満載。中でも大笑いしたのは”ゴースト”。ま、”ゴースト”はパロディーにしなくても笑えるけども。
そして、「パン人はだれだ!?」のコピー(ポスター見てね)。健闘はたたえる!けれど、なんというか・・。

さて、今回「ベーカリー街の悪夢」と過去の3作品(チーズとペンギンとサイバードッグ)の4本立てを見たのは、渋谷のシネマ・アンジェリカ。ああいう小劇場はとっても好きなんだけど、空調の利きが悪く、劇場内が蒸し暑かった。おまけに新作以外は家でシツコイ子供につきあって何万回(大袈裟!)もDVD見てるし、暑さとあいまって、チーズとペンギンの時はテレビの前で寝ているお父さん状態(スイッチを切ると「見てる!」と起き上がるみたいな)。最後のサイバードッグの”危機一髪” (A Close Shave)でようやく意識が戻る。

・・・何回もDVDで見たとはいえ、映画館で見ると一味違う。やっぱり映画はいいなぁ。

2009年8月3日月曜日

ROCKY

初公開以来だから、30ン年ぶりに見た。

1977年、家庭ではビデオも普及しておらず、毎日目や耳に入ってくるヴィジュアルはキャンディーズや、ピンクレディ、ジュリーなど。そんなナイーブな私が見たロッキー・・・、
”ボクシングで生きていくために貧乏生活を余儀なくされた好青年が、やっとチャンスをつかんで今まで以上に努力。お友達はこつこつと精肉店で真面目に働く正直者。その妹エイドリアンは、本当はきれいなのにお金がなくっておしゃれができないが、ロッキーのひたむきさが彼女を変身させる。いつでもドリーム・カム・トゥルーのアメリカはすごい!!”こーんな印象で、あのファンファーレに鳥肌立てながら見ておった。

30年はちと長かった。あんなに感動した割には、冒頭から全然覚えてないシーンの連発、そしてナイーブなお年頃に見たもんだから”今更なにいってるの?的”事実(私にとっては新発見)がいろいろ。冒頭、ロッキーは不良少女に一生懸命まっとうな道を説くものの、最後にアッカンベーをされてしまうところなど、当時は、なんて子供だ、ケシカラン!と思っていたけれど、今回あらためてロッキーの英語を聞き、そのあんちゃん言葉にたまげた。彼女の「なんたってあんたからそんなこと言われなくちゃなんないのよ」と言いたくなる気持もワカル。字幕をおってるだけではなかなか分からないものだ。ロッキーやエイドリアン兄のお下品な言葉使いは、ひじょ~にマイルドに翻訳されているし、口癖なども全部省略されている。字幕は好きなんだけど、難しいところである。そして、そんな下層階級の青年をかなり上手に描き、演じたスタローンに驚く(地のままって話もあるけど)。

70年代は”大衆映画”に大きな流れが2つ、ひとつは「ポセイドンアドベンチャー」(69)に始まって「タワーリングインフェルノ」(74)のような新旧大スター総動員でヒーローが頑張る”大作災害映画”、こちらは単純系。もう一つは「俺達に明日はない」(67)くらいから始まる演技派俳優が社会に深く入り込む”ニューシネマ”、こちらはチョイ複雑系。しかし、「ロッキー」はそのどちらにも当てはまらず、いや、どちらにも当てはまっていたというべきか。低予算でパットしない俳優陣が実にうまく役にはまり、しかも白人の貧困層とスポーツビジネスという社会問題をサラリと映像化している。人情があふれ暖かい”ヒーロー”が主人公で、世の中の理不尽さを突き詰める暗~い映画でもない。その上、普段はボクシングを見ない人でも映画を見ただけで、アドレナリンが湧いてくるような作品なのである。絵にかいたような単純なストーリーで、「そっか!この手があったのか」とみんなが思うような作品なんだけどね。付け加えれば、もしかしたらスタローンの苦労話もロッキーのようにプロデューサーが話題作りに仕掛けたんじゃないかと勘繰るくらい。
そんなこんなで、”ジョーズ”が現れ、”ロッキー”現れ、とどめの”スターウォーズ”ですっかり”ニューシネマ”は影をひそめ、災害映画に出ていた往年のミュージカル俳優は”ザッツ・エンターテイメント”に集合した。

スタローンはデビュー作からあの威勢のいいロッキーのテーマにのり、とっとっとーっと社会派筋肉路線に・・・。ロッキー成功の後、少し立ち止まり、タリア・シャイアにくっついてコッポラ路線に転んでいたら、別の映画人生があったのかもしれない。タイプが違うけど、メル・ギブソンが監督作品であちらこちらの境界線を歩いているような、そんな映画人生もあったような気がするのだ。ちょっと残念。因みに”ロッキー”以降このシリーズを私、イッポンも見てない。

2009年7月23日木曜日

眼鏡を新調 レンズ編

さて、レンズ。最近視力が落ちたような気がしていた。
まず、今使っている私の眼鏡でレンズの度数を測っている。ふ~ん、そんなこともできるんだ。次は、私の目を検査器で測る。今の眼鏡は両眼で1.0が見えることまではわかった。

私 「やっぱり落ちてますね、1.2位まで見えるようにお願いします。」
お店の人 「そうしますとね、近くのものが見にくくなるかもしれませんよ。」
ドキッ!!!
店員さんの言葉が、奥歯にものの挟まったような言い方に聞こえる私。
私 「そ、それは、いわゆるロウガンという・・・」
お店の人 「一般的にはそういうことです。」

カーカーカー(カラスの鳴き声)

・・・たそがれた気分に包まれながら、検査用レンズをカシャカシャ入れることのできるバスターキートンのようなフレームをかけて、あれこれやってみた。遠くを良く見えるようにすると、近くのものを見るたびに眼鏡を外さなくてはいけない事になる、というのが人体実験で分かった。ん~、オットも老眼鏡で本を読むようになったし。なんだか、ほんとたそがれてきちゃった。眼鏡をいちいち外すのは仕事に支障をきたすので、今と同じ度数のレンズを入れ、はるか彼方を見ることは諦めた。

それにしても近くも遠くも見えなくなるのか・・・。”ロXガX”って私にはハリポタの世界の”ボルデモート”って響きに通じるものがあるわ。「それは口にださないでくれ!」。ま、カッコイイフレームを見つけたし、”第3次成長期”のことはあんまり深く考えないようにしよっと!

2009年7月22日水曜日

眼鏡を新調 フレーム編

ここ半年くらい眼鏡を探していた。
毎日使うものだからできればいいものが欲しい。だからって眼鏡に10万円出す勇気もなし。低価格帯の眼鏡は、1年で買い替えを期待した商品だからやはりそれなりだ。価格と品質の落とし所を見つけなく手は。

眼鏡を買おうと思い始めた今年1月頃、まずショーウィンドーを覗きながら下見。最近はレンズ大きめのフレームが増えている。80年代に流行ったラルフ・ローレン(もしくはあられちゃん)を思い出す。洋服と同じで新しい流行を作っていかなきゃ売れないものね・・。でも、90年代だけど”フォーウエディング”でヒュー・グラントもかけてたっけ。そういえばハリー・ポッターもかけてるか・・。
ショーウィンドウの次は、店内に入りあれこれ掛けまくり、店員さんにいろいろ聞きながら、でもまだまだ下見段階。ねばっても買わないうるさい客状態。このころからだんだんあるこだわりが湧いてくる。”Made in Japan”が欲しい。と、言っても特に深い理由なし、ただなんとなく。

3月の頭、いよいよ下見を終えて買うつもりで999.9に行く。掛け心地もデザインも素敵。ああ、それなのに気に入ったフレームの価格帯が35,000~40,000円台、これにレンズを入れると結構なお値段になってしまう。毎日10時間以上かけるし、日割りで考えるとそんなに高い買い物ではないのかもしれないとケチ計算もしてみた。が、やっぱりプラスチックフレームに60,000円ってちょっと・・・。購買意欲がしゅるしゅるしぼむのがわかる。あれこれ考えるうちに、なんか、めんどくさくなってきた。その日は購入断念。そんでもって、あっという間に7月になっちゃった。

時間がぽっかり空いたある日の午後、心の声が”めがね、めがね”と囁いてる。ふらふら~っと、ジョン・レノンご用達だった白山眼鏡へ。いや~、あれほど考え込んだのがうそのよう。気に入ったいくつかのフレーム価格が20,000円台半ば~後半、掛け心地もばっちし。結構下見したしあれこれ考えたから、気持ちが固まるのも早い。お店の人には衝動買いに見えたと思う。

さて、いよいよ、こだわりの点を遠まわしに聞いてみた。
「白山眼鏡さんは福井県で作ってるんですか?」
因みに日本の眼鏡の約95%は福井県で生産されているので、違ってたらかなりの確率で海外製品。
「あ、いえ、福井ではないです。」
(あらら・・・)
「関東に工場がありまして・・、云々。」
(やった!)

フレームは決まった。次はレンズ。
こっから先、ちょいといままでとは勝手が違ってきていることに、気づかされるわけで・・・。

2009年7月19日日曜日

ハリー・ポッターと謎のプリンス

とっても待たされて、やっとこさ映画第6話の登場。
今回は109シネマズ川崎IMAXシアターに行って来た。2007年に営業停止になった品川のメルシャンIMAXシアターより画面は小さいけれど、IMAXは画面はもとより椅子も振動する音響は迫力満点で、ハリー・ポッターのような映画にはぴったり。しかも導入部分は、なんと飛び出す映画!(3Dのこと)で、デスイータが飛び回るシーンでちょっと乗り物酔いになってしまった。情けない・・・。

さて、映画は第1話から全部見てるけど、本は1巻しか読んでいない。今回6話を見るにあたり前回はどんな話だったか思い出そうとするんだけど、なんと5話はおろか4話の内容さえもゼ~ンゼン思い出せない。なんだかよく分からないなぁ、と思いながら見てたのは思い出した。原作は3巻4巻と進むにつれどんどんページ数が増し、内容が盛りだくさんになっているので、たとえ映画としては長い3時間でも物語の詳細全部を織り込むことは無理らしい。映画にするにあたりマイナーチェンジもアル。だから本を読んでいる人は映画についていけるけど、私みたいに読んでない人は分かっているつもりで実はちゃんと理解していないのだな、きっと。

そんな一般人にも今回は多少分かりやすい展開になっていた。第6巻を読んで予習済みのオット曰く、それでもかなりはしょっているらしいが。ボルデモードをやっつけるのがいかに難しいことなのか、それはわかった。ひとまずよかった。しかし私には他に気になることが。11歳の少年少女だった魔法使い達が成長してホレタハレタが始まって、自分ちの子供とシンクロしちゃってフクザツな心境なのだ。こんな角度でハリー・ポッター見てることがオットにばれたら、思いっきり笑われてしまいそうだ・・・。

毎回思うのだけど、スネイプ役のアラン・リックマンの話し方が大好きだ。かっこいいわ~。

猫の動画

タイトルをクリック

顔が、顔が・・・・!別の星から来た生命体のようになってる。

2009年7月17日金曜日

ピアノ 今年のお題

忘れた頃にやってくるワカのちょっと苦しい年間行事、冬がお正月の習字ならば、夏はピアノの発表会。

今年のお題はデュラン(Auguste Durand:1830-1909)のワルツ(”Valse” Op.83)。
デュランと聞いても”デュランデュラン”しか思い浮かばない両親。とりあえずYoutubeで探してみる。そんなに数は多くないけれど、いろいろな国の人たちが投稿している。中国人の演奏はキビキビ、ブラジル人の演奏はの~んびり。お国柄が出るものだ。

ピアノの発表会も今年で3回目、やっとこさ発表会とはなんであるかを理解して、それなりに成長もしているから、年々手はかからなくなっている。一方、マイペースの権化を相手に大変なのは先生。糠に釘というと言い過ぎかもしれないが・・・。しかし自分で与えた課題、ますます指導に磨きのかかる先生のテンションは、レッスン中少しも落ちない。ワカはどうにか譜読みをこなし、ド素人の母親に「ひとりでやってえらい!」と激励されていざ出陣するも、あえなく撃沈、の繰り返し。特に”指使い”を厳し~く指導され、練習中に「見てて!」とワカに頼まれるのであるが、動態視力が追いつかないし。

そんなわけで、弾けてるんだかどうだかよくわからないけれど、「ここまでよくやった!こんなのママ全然弾けない!今までのワカとは一味違う!」と抽象的は表現で褒めまくり、本番に向けてラストスパート。応援も楽じゃない。

2009年7月16日木曜日

ロバート・レッドフォード

72歳、ロバートレッドフォードが結婚! 21歳年下のアーティストと

(シネマトゥデイ)  映画『スティング』や『愛と哀しみの果て』などで知られる俳優兼監督のロバート・レッドフォードが、長年パートナーとして暮らしてきたドイツのアーティスト、シビル・ザガースさんとハンブルグの教会で結婚した。

 結婚式は、豪華なルイス・C・ジェイコブ・ホテルで行われ、出席者は友人30人と家族が参加するこじんまりとした形で開かれた。パートナーとなるザガー スさんは、ハンブルグで生まれ、抽象画のアーティストとして活躍して英国、アメリカ、ドイツに作品が展示されていた。彼女は1990年代に、レッドフォー ドが現在住んでいるユタ州に移り住んでいる。現在レッドフォードが72歳、シビルさんは51歳になる。ロバートは1958年に最初の妻ローラと結婚し、 1985年に離婚。二人の間には4人の子どもがいるが、1人は乳幼児突然死症候群で亡くなっている。ザガースさんも再婚になる。(細木信宏  Nobuhiro hosoki)

・・・だそうだ。私が映画を見始めたころって、ボブ様は私たちの世代にとってはすでに大人の大スター。しかも映画の中のお相手は、バーブラ・ストライザンドとかミア・ファローとかメリル・ストリープとかスーザン・サランドンとか。ハリウッドはいろんな意味で今よりももっともっと遠かった~。

で、この再婚にはマイルドにびっくりした。年齢差ということじゃなく、年齢だけのお~まかな(かなり・・)くくりでは、「私もほぼ許容範囲に入っているではないか!」ということが。だからどうしたって感じだけど、自分の年齢にも今更ながらちょっと驚いただけ。

2009年7月11日土曜日

携帯にヤキモチ焼く猫ちゃん

またまたかわいいのを、見つけましたよ~っ!!
猫ちゃん、実はとっても頭がいいのだ。

タイトルをクリック。

2009年7月10日金曜日

シンクロナイズドシーイング

これすっごく笑える。皆さんよい週末を・・・!
タイトルをクリックしてねっ。

2009年7月9日木曜日

Pushing Daisies

先週からAXNで始まったTVシリーズ。”Pushing up Daisies”って直訳すると”デイジーを押し上げる”になるけど、もう一つの意味は”埋葬”。棺桶が下からデイジーを押し上げてるから。
(ストーリーやらあれやこれやはタイトルをクリックしてね。)

主人公ネッドは死者を生き返らせることができる。でも以下の条件付き。
1. 死者に触れると生き返る
2. しかし生き返ったものに2度触れると、永遠に死んでしまう
3.生き返った人に60秒以内に再び触れなければ、近くにいる 他の人が代わりに死んでしまう

彼はその能力で、しなびた果物を新鮮によみがえらせながら、パイ職人をしている。作ったパイに2度触れないようにするのは至難の技のような気がするが。ま、そこはTVだから大目に見るとして。彼の能力を知った私立探偵がネッドに儲け話を持ちかける。死因の分からない死者を生き返らせ、死因を聞き、また元に戻して、未解決事件を解決し、報奨をもらう。で、そんな副業をしてるうち、彼は殺されて棺桶に眠る初恋の人チャックに再会する。

第1話は、まず飼い犬から始まり、お母さんや殺されちゃった人たちを生き返らせたり、死なせたり。そして、結構怖い思いをして死んだにもかかわらずはからずも生き返った人たち、まるで昼寝から目覚めたみたいにケロリとしている。あくまでも明るい。そして初恋の人チャックとの再会。生き返ったまではいいけれど、さて困った。そのまま生きてもらうためには、一指たりとも触れることができない。
ドライなブラックユーモアとロマンチックな切なさと”アメリ調”の映像で、霊安室でさえとっても爽やか。因みに生き返ったネッドのワンちゃんはまだ彼の所にいて。(60秒後の彼の身代わりは近くにいたリス君)、マジックハンドでなぜなぜしてもらって間接スキンシップ。犬が飼い主にぺろぺろしないのも不自然だけど、ここも大目に見る。

”Heroes”はモヒンダー君が意欲的にワルモノ役に挑み、ザイラー君がけなげに更生を試みているけれど、私にはダーク過ぎ。  ”Dr. House”は ”American Idol -もとい- Doctor”でオーディション中、登場人物多すぎていまだ感情移入できず。結構お気に入りだった"ジャーニーマン”もなんと13回で打ち止め(ありえな~い!!)。
てなことで、いま一つのTVタイムだったので、”Pushing Daisies"はあれこれ大目に見ながら期待してるワ。

ちなみに副題は~恋するパイメーカー~。ん~~~~これは・・・。

2009年7月8日水曜日

熊本県のカバちゃん

・・と言っても、動物園のお話じゃなくって、蒲島郁夫県知事のこと。お話を聞く機会があり、略歴がとてもユニークだったので、駆け足でご紹介。

<誕生>
農家の8人兄弟の一人として昭和22年に熊本で生まれた。
将来なりたかったものは3つ、1.小説家、2.カウボーイ、3.政治家。しかし高校卒業時は230人中200番の成績で大学進学は諦め、小説家の夢はここで露と消えゆく。

<アメリカの農業>
高校卒業後は農協に努めたものの、やはりカウボーイになりたくてアイダホに農業研修生として渡米。研修生というと聞こえはいいけれども、今日本で問題になっている安い労働力制度だったように思う、と。御苦労されたのでしょうね。

研修期間中、短期で農業を大学で勉強する機会に恵まれる。それはとてもよい経験で、辛い研修が終わった後、晴れてネブラスカ大学農学部に入学。そこで、繁殖生理学(豚の精子の保存)について学ぶ。ちなみに人間や牛と違って豚の精子の保存はとても難しいらしい。

めでたく卒業を迎え(おそらく苦労されたとは思うが)、教授に大学に残るように勧められる。しかしどうせ勉強するならば、”豚の精子”よりもっと自分のやりたかったことをしようと思い、もう一つの夢、政治家を目指すべく、ハーバード大学大学院に入学。
・・・そ、そんなに簡単に?と思っていたら、「一度も政治を勉強したことがない上に、子供が2人いるので奨学金を欲しいと申し出たにもかかわらず、よくハーバードが私を受け入れてくれた」とおっしゃっる。本当に優秀な方なのだろう。大学院卒業、28歳。

<帰国>
平成3年から筑波大学教授、そして平成9年には東京大学教授。

平成20年3月、選挙資金たったの数100万円、しかしダウンズの理論と人間性を武器に、他の4人の候補者を大差で破り、無所属で熊本県知事当選。
当選後については、私、政治ド素人でましてや熊本県人でもないので割愛するけれども、知事の報酬カットやダム建設中止等等、ご存じのとおり。

「今の立場が悪ければ悪いほど、可能性がある」とさらりとおっしゃる。
「国政に興味はあるか」との質問に、
「”忠臣はニ君に事(ツカ)えず”、私は熊本県民にのみ仕えます。答えはノーです。」
その潔さと、判断力の強さ、行動力に、救われた気分がした。

2009年7月6日月曜日

スロベニアのアカペラ

NHKの”世界ふれあい街歩き”がお気に入り。
先週の放送はスロベニアのビランという町。
旧ユーゴスラビアであるスロベニアはドイツ語圏の影響を強く受けている。が、この町は長い間ベネチアの支配を受けた影響で、ゲルマンよりイタリアの文化、香りを残している。

ユーゴスラビアは南スラブという意味で、民族はギリシャやイタリアのような明るい性格を持っていると聞いたし、実際ベオグラードでは皆さん明るかった。トルコ、イタリア、ギリシャ、ハプスブルグ、ロシアとヨーロッパの東南の文化が、バルカンの地でかなり劇的に混ざり合った。涙の歴史もあるものの、それだけではなく前向きにとらえうまく融合している、そんな印象を受ける。

音楽もしかり。スロバキアについてサーフィンしているうちに、すってきなアカペラグループを見つけた。TOTOの曲をジャズアレンジで。特にイントロが感激、必見ですよ。
いつか行ってみたいな、この国に。

2009年7月3日金曜日

Evian Roller Babies

これはほんと~にかわいい★★★★★!
この天真爛漫な笑顔に純粋な喜びに満ち溢れ、”ものを売るための映像”ということ忘れちゃいます。

タイトルをクリックしてね。

皆様、よい週末を。

2009年7月2日木曜日

バーゲン

いよいよ夏のバーゲンセールが始まった。
6年前引っ越ししたとき、ほとんどスッカラカンになり、約2年一枚も服を買わないときがあった。・・別に困らなかった。
しかし、ある朝洋服ダンスを見て、何も着たいものが見つからなかった。おんなじものばかり着ていて、自分で自分がつまらなくなってくる。若い時は中身が新しいから、古着でもお下がりでもいいのだけれど、年をとってくるとそんなわけにいかない。贅沢でなくてもいいから新しいものを被らないと、見た目はもちろん気分までヨレヨレしてくる。以来、”自分のため”(見てくれる人いないし~)に洋服を買うことにした。

絶対バーゲンなんだけど、
1.土日は避ける
2.デパートは行かない
3. 同じ店に行く
4.何度も店をのぞく
3・の同じ店に通い続ければ、さらにお得なバーゲン情報も送ってもらえる(バーゲン前にバーゲンしてくれるとか)。4.何度かのぞくと奥に合った商品が出てくるし、いよいよバーゲン品が少なくなると更なる値引きがある。いったい原価はいくらなのだ?

で、昨日もウキウキ、ふらふら、バーゲンに行ってきた。パ~っと散財できない小心者らしい買い物ではあったが、きょうは新しい服で会社に行った。うふふ。

2009年6月30日火曜日

プロデューサーズ

メル・ブルックス監督、2005年。
飛行機の中で見始めて十数分、あまりのドタバタぶりにつかれちゃってギブアップ。今回やっと全編通して鑑賞した。この作品は映画(68)、その舞台化(01)、それまたその映画化(05)と、メル・ブルックスが3作品を作っている。(詳しくはタイトルをクリック)

アメリカ生まれのポーランド系ユダヤ人移民出身の彼、ギャクの連続でおバカな笑いも満載だけれど、ナチの描き方は実に辛辣。やるんだったらとことん悪趣味を貫くその姿には敬服。もともと脂っぽいネイサン・レイン、目が飛んでるウィル・フェレル。一番すごいのはヒトラー役のゲイリー・ビーチ。”プリシラ”のテレンス・スタンプにも目を丸くしたけど、こちらはなんというか、ま、百聞は一見に如かず。この人たちが、最初から最後までテンパったままこの世に降りてこず、しかも歌も踊りも最高。伝書鳩・アドルフまで”ハイル ヒットラー!”。

さて、ヒットラー本人が万歳をするときは?”ハイル マイセルフ!”。このセリフのオリジナル、記憶は定かではないけれど、エルンスト・ルビッチの”生きるべきか死ぬべきか”(1942)からだったと思う。この作品を、メル・ブルックスは83年にリメイクしている(邦題は”メルブルックスの大脱走”)。ルビッチに敬意をはらっているのはわかるけれども、私は断然オリジナルのほうが好きだ。

話が脇道にそれてしまったが、中年になってしまったマシュー・ブロデリックが達者な歌と踊り、バービー人形のような完璧な肢体で、役にはまっているユマ・サーマン。この2人は他の出演者の毒気にあてられつつも、あおられることなく独特のムードを醸し出している。それにしても、配役にピアノがない、役者全員がフォルテッシモだ。
実はふか~い、ふか~い問題をはらんだテーマ。タブーの言葉@Germany満載。激しい悪乗りにどうやってオチを付けるのか、こちらが見ながら心配してしまう。ここまでドギツク貫けばドイツ人も笑ってくれるかも。ン、なことないか・・・。

2009年6月26日金曜日

マイケル・ジャクソンとファラ・フォーセット・メージャース

”I'll be There”、あの透き通った歌声が、今朝からずっと頭の中で回ってる。
彼の最近の健康状態は知る由もないけれど、ある日突然電池が切れるように、心も体も全く維持不可能になってパタンと倒れてしまった、そんな感じ。もっと音楽の世界で生きて欲しかった、でも、よくあの状態でここまで生きたとも思う。

彼の”Thriller”を見たときは、そのパーフォーマンスにただただ驚いた。ああ、こんなのがあるんだ、って。音楽と物語と踊りと映像が、彼のパワーで完璧な一つの世界を作り上げていた。あの時、-良し悪しは抜きにしても-音楽シーンに”マイケル・ジャクソン的”という流れが確かに加わった。
30代以降の彼は、完全にアイデンティティを喪失、というよりも常軌を逸っしていた。黒人でも白人でも男でも女でもなく、なんだか人間でもないような・・。何になりたかったのかな、マイケルはマイケルでよかったのに。

ファラ・フォーセット・メージャースは”エンジェル”に、マイケルは”スリラー”の世界に、今日、私の中で一つの時代が物語に変わってしまった。

2009年6月23日火曜日

ふりがな

”小児科”の文字を前に、

ワカ「しょう・・じ・・か、しょうじか?しょうじか!」
私 (昭二か?:それはおじさんの名前、商事か?、障子か?)「違うんだよね~」
ワカ「やっぱり・・・、えっと、こじか?」

病院の待合室、脚にギプスしたバンビがおとなしく座っている姿が頭に浮かぶ。
訂正する声が、震えてしまった。

2009年6月22日月曜日

愛を読む人

数年前、作者のベルンハルト・ シュリンクが来日した際、話を聞きに行った。その時のテーマは”過去の罪とどう向き合うか”。シュリンク氏の第一印象はまさしくゲルマン、とっても真面目な教授。この人があのパッションにあふれたシーンを書いたとは、あんまり想像できない・・・。

重い重いテーマで話が進む中、参加者の間でこの「朗読者」という小説が、恋愛小説として受け取られていることに疑問が湧いてきた。もちろん主人公のあの若き日の情熱がなければ、これほど深く贖罪に関して考えさせられることもなかっただろう。善悪ではなく法を犯したか否か、自分の仕事に忠実であることの意味、そして本当の”恥”とは。15歳の少年にはそれを判断するには若すぎた。もしマイケルが少しでも大人として成熟していたら、ハンナの中に矛盾や無知をかぎ分けることができていただろう。その若い情熱が物語の発端であったとしても、やはりこの映画の題名には”愛”を付けるべきではなかったと思う。

60年代に入っても、未だナチの罪を法定で裁き続けるドイツ。この事実に日本人として恥ずかしながら驚かされてしまった。私たちはどんな歴史からも目をそむけてはいけないし、時代や国境を超えた普遍的な善の心をもって、ひとりひとりと向き合わなくてはいけない。国としてではなくひとりの人間として。

一言では言えない重い重いテーマ、本を読んだときのような、甘く、悲しく、心を揺さぶるような波が感じられなかった。映画に全てを投影するのは難しかったかもしれない。
ケイト・ウィンスレットとレナ・オリンに、拍手。

2009年6月19日金曜日

移動教室

ワカが移動教室に行った。今、小学校では”修学旅行”とは言わずに”移動教室”という(楳図かずおの”漂流教室”を思い出す私)。大荷物で小雨も降っていたので、学校まで送っていくことにした。朝6時20分の集合にもかかわらず、校門の前には緑のおばさん(って今も言うのかしら?)が、すでに子供たちのために立っていてくれている。ありがたい。

緑のおばさん「ワカ君、ちゃんと寝たの?」
ワカ「あ、うん、ハイ。」
そこで私に気がついた緑さん「嬉しくて寝られないから、絶対寝ない、って昨日言ってたんですよ~」
私「あら、そうだったんですか」
そんなこと一言も言ってなかったなぁ。そんなに楽しみにしていたのか。もっと一緒に盛り上がってやればよかったなぁ・・・・。

移動教室開会式も終わって、子供たちはバスに向かって歩き出した。
私「ワカ~、いってらっしゃ~い」
あらら、ワカ 無言で行ってしまう。
近くにいたお母さん「だめよ~男の子は、大衆の前では恥ずかしがっちゃって。」
私「なぁる・・・。」
つい数か月前までは手を振り返してくれたのに。

見慣れない場所で、いつもと違うアングルからわが子を見直すと、その後姿はなんとなくたくましくなって、別の子のように見える。ちょっと見送りに、と軽く出かけたつもりが、”少年”への見送りになっちゃった。嬉しくもあり、さみしくもあり。

2009年6月16日火曜日

愛の季節

”つばさ”の主題曲、題名を見ればわかりそうなもんなのに、はじめのころ”Season”の部分が聞き取れず。今日初めて歌詞を確認できた。
それまでテーマ曲でこの部分をを聞くたびにに、私はが、頭に浮かび、ワカは、
を、心に描いていたそうだ。

アンジェラ・アキは普通ならばバックコーラスに任せるところも、全部自分で歌っているので、多少忙しそうではあるけれども、感情の盛り上がりがよく伝わる。他の歌もそうなのかしらん?ずいぶんと人気者みたいだけれど、悲しいかなオバサンはよく知らない・・・。ジャニス・イアンとお友達ということで、オットと一緒にちょっと気になっていた。今度ちゃんと聞いてみよう。

2009年6月15日月曜日

American Idol 8

あ~あ、ついに日本での放送も終わっちゃった。さみしいなぁ。
リアルタイムの放送と一か月ほど時差があって、その間にアダムはローリングストーンの表紙を飾るし、アリソンはアダムと一緒の19レコーディングスと契約したそうだし、なんと来年のアメリカンアイドルの予選がもう始まるらしい。

アダムとキッスの共演は面白かった。キッスの面々、長~い舌は顕在、お化粧してるからお顔は昔とほとんど一緒、と言っていいだろう。さすがに体は薄皮の牛皮をまとったようではあったが。しかし見えない、平均年齢60歳には。あっぱれ!アダムの肩パットが地味に見えるぐらいのステージ。

そういえばライオネル・リッチーも年を感じさせない歌声で、さすが。シンディー・ローパーもいい、とっても。

ちょっと残念だったのは、クィーンとファイナリストの共演。アダムだけのボーカルで2,3曲聞きたかった。クリス、ごめんなさい。天体物理学者ブライアン・メイはアダムを気に入り、お誘いかけたようだけど・・・。ま、ちょっと難しいかな。クィーンを歌うんだったら、特にアダムにリクエストしたいのは”Teo Torriatte” (Let Us Cling Together)。アダムの日本語、ぜひ聞いてみたい。

2009年6月13日土曜日

フス・フレーゲ

去年から気になっていたかかとの縦じわ。サンダルを履いて階段を上がっているとき、なにやら後ろの人が私のカラカラしたかかとを見ているようで、落ち着かない。そこでいよいよ、ドイツ式のフス・フレーゲ(フット・ケア)を試してみることにした。「ヤフー・ビューティーで見ました」と言って予約の電話を入れると初回は1000円割引のサロンを見つけて、早速予約を入れる。

さて、待ちに待った当日。歯医者さんみたいな椅子と器具が並んでいる。まずバスクリンを入れたような色のフットバスに足を漬け込む。5分ほどしてふやけた足をお湯からだして、ウィ~ンと椅子をリクライニング。足にシュッシュッと何かをスプレーされる。

次に取り出したるは小型のジャガイモ皮むきのようなもの、それでヒールだこをサクサクサクと削り始めた。痛くも痒くもクスグッタクモない。パルメザンチーズのように、皮がぽろぽろ剥けている。一通り削り終わると、今度はやすりでしゃっしゃっしゃっと均していく。 指やかかとの角質もしゃっしゃっしゃっ。それが終わると歯医者さんみたいに、ツュ~ンと鑢の突いた機械で爪を磨いていく。一番面積の広い親指は特に念入りに。

あちこち削り終わった後は、いろいろクリームやらローションやらを塗りたくる。全部で45分、あっという間。そして、そして、足の裏はなんとすべすべのふわふわ。思わず「私の足じゃないみたい!」とうれしい雄たけび。椅子の下には私の皮が大量に落ちている。こんなことならもっと前に来るべきだった。

ドイツでは美容師と同じように、フス・フレーゲにも資格試験があるとのことで、私の行ったサロンにもその資格証明書が壁に飾ってあった。正真正銘、大満足の経験だった。

2009年6月12日金曜日

つばさ

いや~、いいです、ベテランは。  
  武雄さん  「ゴクド・・・」
  加乃子さん 襖を開ける
  襖にもたれていたラジオ 後ろにのけぞる
  加乃子さん 倒れたラジオをの上をまたぐ
絶妙のコンビネーション、まるで劇場で舞台を見ているよう。

昨日の麻子さんの”心の闇”の吐露場面は「うゎゎっ」、という感じだった。「うゎゎっ」で済ませるのもなんだけれど、女が女の描写をすると結構シンラツなのでこの程度で堪忍。井上和香はきれいな人だなぁ。

気がついたら放送も真中まで来た。毎朝楽しい。  

2009年6月10日水曜日

Twilight

DVDが来たっ。早速、家族鑑賞会。
若い2人の初々しいロマンチックな世界につい口元がゆるみ、そのにやけていたであろう私の顔をおっとは目ざとく横目で感知。
「なにニヤニヤしてるのだ?」
「ええっ・・・、だって・・・」(ほっといてくれたらいいのに・・)
五月蠅いから、今度、誰もいないときにひとりでゆっくり見よう。

さて、その口元が緩むほどの、胸がキュンとする名シーンは、突っ込みどころでもある。
そして見つけた。・・・やっぱり、こういう動画があったのだ。もし職場だったら今見るのは我慢。おうちに帰ってからタイトルをクリックしてほしい。ただし、トワイライトを見ていないとウケない。

制作者の”nigahiga”はハワイの素人さんらしいけれど、他にもいっぱいパロディー作品を作っている。全部じゃないけど、かなりイケてます。全部自分の家と裏庭で作っているところが、切なくって笑える。

2009年6月9日火曜日

ターミネーター4

金曜日の日経夕刊、”シネマ万華鏡”で★★★★だった。なるほど確かに深読みすると映画評論家の方のおっしゃる通り!が、音がうるさすぎるのと画面が忙しすぎるのとで、そこまで思考が追いつかず・・・。

ジョン・コナー役のクリスチャン・ベイルはバットマンと違った泥臭いタフガイ(なんだか古臭い表現だけど)、違和感なし。
人造人間マーカス・ライトはそれなりに重要な役回りなんだけど、ジョン・コナーと主役を食いあっているような印象。
”ジャーニーマン”(FOX)でタイムトラベラーのリヴィア役ムーン・ブラッドグッドが、女戦士ブレアであのセクシーな声とエキゾチックな雰囲気全開・・・、までいかず。
人間じゃないけれど、人類捕獲型ターミネーター”ハーヴェスター”から追跡型ターミネーター”モトターミネーター”がコロンコロンと出てくるところは面白かった。この”モトターミネーター”、恐いマシーンのはずなんだけど、単細胞でどことなくかわいい。

T3は見てない。もしかしたらT3でT1、2と傾向が変わったのかもしれないが、T4ではいわゆるシュワちゃんみたいなターミネーターがほとんど出てこない。しかもチョイ出のシュワちゃん、ちょっとカートゥーンちっくで、見せ場なく終わっちゃった。
T5があるらしいから、とりあえずのストーリーなのかな、と言っては失礼か・・。

2009年6月8日月曜日

スタートレック

劇場に入って、あれれ・・・。前も後ろもロマンスグレーか薄めのオツムが沢山並んでいる。若い人とか女性がいない、ほとんど。これが日本のトレッキー(スタートレックマニア)の方々なのか。12年振の丸の内ルーブル、全然変わらず”ツァラツーストラはかく語りき”の音楽とともに、バブリーなシャンデリアの照明が落ちる。それが何ともいい具合に先に述べた観客とシンクロしているのだ。
誰でも知ってるスタートレック、でも私、実はちゃんと見たことがない。劇場版鑑賞はゼロ、テレビは10分ほどでそのスローな進展に、しびれを切らして最後まで見たのはまれ。

さて、映画は予想を裏切り?なんと面白かった。カーク船長役のクリス・パインは若い時のブラピに似てる(オットは「え~?」とか言ってたけど)。私の一押しはスポック役のザカリー・クイント様。あの、怖ーい、怖ーいサイラーくん。サイラーの耳まで届きそうな濃くて長い眉毛、ここでは細ーく半分くらいにピンっと切り込み、その下の大きな目と団子っぱながキュート。理論的でジェントルマンで、しかもお母さんは”変装した”ウィノナ・ライダー(関係ないか)。そしてオリジナルのスポック、レナード・ニモイ氏が現れたときは、トレッキーの声にならない声(「おぉぉ~~」って感じ?)が聞こえたのは、何ともおかしかった。

惑星を渡り歩くと、時間も前後して、過去、未来の自分がここそこで生きている。これはチャネリングとか精神世界の本を読むとよく出てくる話だから、それほど目新しい内容ではない。映画やテレビでもよく題材にされている。イイモノは明るい未来のため、時空を飛び交いながら、悪い出来事が起きないようにワルモノと戦う。そこでいつもなんとなく消化不良を起こす、あの人は助けて、この人は助けないこの境目はなんなの。”変えてもいい歴史”と”変えちゃいけない歴史”の区別が私にはわからない。それをオットに行ったら、「スタートレックだよ?SFだよ?ハリウッドだよ?真面目に考えるな」だって。・・・それもそうだわ。

映画の後売店では、心なしかコーフン気味の往年のトレッキーがフィギュァーを大人買いしていた。そして一番若そうな観客のワカは、相当気に入ったらしい。21世紀のトレッキー誕生。

2009年6月2日火曜日

Daniel Craig 様 食べられる

デルモンテ・フーズからキワモノのアイスキャンディー(日本じゃないです)。Daniel Craig様にインスパイアーされたって。筋肉の付き方がリアル、手首から先が海水パンツと一体化してるところに多少の妥協とコスト管理の跡が見られる。首から下はアイスキャンデーとしてはまあまあの出来としても、この顔!・・・30歳は老けてる。

この商品のターゲットの性別、年齢、などなど全く想像がつかない。人前で食べるのには気が引ける。子供に買い与えるのも変だ。男の人が食べているところを想像すると、もっと怪しげになる。写真では健康なボンドガールが一緒に写ってる。ん~、買うかな?若い女性が・・・。
Craig様が大好きだけれども、食べたいとまでは思わない。・・・と言いつつどんな味だろう、なんだかしょっぱそう。

2009年6月1日月曜日

American Idol 8

日本ではやっとTop4。TV画面だと、細かな顔の表情まで見られて、やっぱりいい。

さて、今年のTop4、(正確にはTop5から)全員好き。今回の目玉がアダムとして、裏目玉はダニー、悪いけども面白かった。サイモンの意見に全く同意。ダニーも録画を自分で見直して「ほんとにホラームービーのようで、一晩中笑ってしまった。」とあっさりと、実 にさわやかに自己分析。人柄ってそのまま歌に出るものだから、幅広い彼の人気にも頷ける。今回落ちちゃったアリソン、サイモンは高く買っていたと思う。Top5 のときも「君は危ない」と行ったのは、視聴者に電話をかけさせるためだったのではないかと思ってる。ロック対決に関して言えば、ダニーよりアリソンのほうがよかったと思う。

発表の日の目玉はクリス(ドートリー)。そして裏目玉はポーラ。全然歌ってないのは丸わかりだったけど、踊りはジャッジとしての発言よりスムーズだ。まだまだOKというのか、そろそろあれかな、というのか、ビミョーなステージではあった。

それにしてもアダム様、19レコーディングスからオファーをうけ、クィーンからもボーカルの誘いが来たっていう。クレイ・エイケンとちょっとした火花を飛ばしてるって、いじわるな記事もあるけど、どうやら彼のレコード、あ、CDか、が聞ける日も遠くない。待ってるわ~~!

2009年5月29日金曜日

1Q84

29日、私の尊敬する村上春樹様の新刊を買おうと決めていた。大変な予約数だと聞いていたけど、いくらなんでも午前中に本屋さんに行けば手に入るだろうと思い、予約することもせず今日の日を待った。朝から雨だったので、ちょっと早めにお昼休みに出れば、きっと本屋さんも空いているだろうと踏んでいた。

確かに本屋は空いてる、しか~し、ないのだ。平積みの本の隙間に手書きの紙がピラリン、「1Q84 No.1は売り切れです」の文字。その横になぜかNo.2は積んである。・・・なんでNo.1だけ買っていくのだ、どうして2冊一緒に買っていかないのだ?確かに2冊は重いし、いっぺんに買うと4000円近くの出費だけど、もしかして1冊目を呼んでから2冊目を買うか買わないか決める人、なん~て、いるわけない。

せっかくなら初版本が欲しい私は、とりあえずNo.2を買った。さてNo.1はどこで手に入るのだろうか。既に第4刷まで増刷していると聞いているので、大きな本屋には行かないで、自分ちの駅のそばの本屋で初版本を探そうと決める。さて仕事も終わり、3軒ある本屋を覗いてみたら・・・、ないのだ。みんな予約を入れていたんだって。来週には入荷するかもって。とりあえず本は人気で品薄だと相場が上がっていくわけじゃないから、初版にこだわらなければ手に入る。

でも欲しい、しつこいが、初版本が欲しい。そうだ、一軒忘れてた、スーパーの3階にいっつも閑古鳥がガーガー鳴いている本屋さんがあった! ビンゴ~。昼間の本屋から数えて4件目、No.1の初版本を、やっと手に入れることができた。前作から7年ぶりというから皆さん干上がっちゃって、とにかくまず手にとってのどの渇きを癒そうとしているかのようである。

さあ、今週末はハルキ祭り、オーウェルの1984を想像しちゃうんだけど、どんな話かな、ワクワク。

2009年5月28日木曜日

バイオロジカル・クロック

理屈ではなくて、好きなタイプの顔がある。たとえば藤木直人くんの顔、好み。彼は双子とのこと。考えてもみてっ?真夏の夕暮れ時、熱いのに涼しい目をした双子が、部活でお腹を空かせて勢いよく帰ってくる。「おかあさ~ん!ただいま~!晩御飯何~?」。ぷるぷる(顔を振る音)、なんで息子?2人ともと贅沢はいわないが、どっちか1人が「ただいま、冷たいビール!」と、会社から帰ってきてもいいハズなのに。それに彼だって子供ほどは年齢は離れていない、とぶつぶつ弁解してみる。

そして昨晩、私の見た夢。とっても嬉しい、なんと私の結納がとりおこなわれている。お相手は中村梅雀さん(テレビ見過ぎ!)。私は既に結婚している(今のオット)という後ろめたさもあったが、しかしそんなことどうにでもなる、とも思っている。が、ここで夢の中でまた我に帰る。「どうしよう、こんな年になってから結婚して、成駒屋の跡取りは・・・産めない。」突然冷静になり、沈み込む私。重婚という犯罪よりもバイオロジカル・クロックが心にずっしりと重い。

起きているときと寝てるときの好みのタイプが違うのは気になるが、一応自分の年齢はジタバタすることなく、それなりに的確に認識しているのだ。あれこれ揺れ動く”お年頃”なのである。

2009年5月26日火曜日

初夜と蓮根

演劇集団「円」。

リフォームしたばかりの家には、結婚25年の仲のいい夫婦、来月に勤め先のジコチュー医者と結婚を控えた娘、ひきこもりでフィギュア&お城オタクの息子の4人。親は子供たちが養子であることを秘密にしているが、子供たちは気が付いている。

ある日曜日、しかも楽しいお昼ごはんの真っ最中。娘は母親の友人から、”父と母は夫婦の関係を一度ももったことがない”と聞かされ、本当かどうなのかを両親に問いただす。普段は無反応な弟も姉の発言にたまげ、思わず箸でつかんだ蓮根を落とす。見つからない連根、てれ隠しにテーブルの下の連根を探す母親と息子。2人がそんな関係のままであるなら、安心して嫁に行けない!と、父にちゃんとしてくれと直訴する娘。そんな話はやめなさい!とアワアワする父親。

こんなちょっと滑ったら、下品で泥沼にはまりそうなテーマなんだけど、上品でしかも後味よい脚本は土田英生さん作品。父親役は金田明夫さん(「つばさ」でまりのお父さん役)、下品にならないのはこの方のユーモアにあふた人間性からか。息子役の佐藤銀平さんはいい、注目。母親役、磯西真喜さんは、お上品な中にもかすかな色気を漂わせている。娘役、細越みちこさんはセリフがはっきりしていて、いやみがない。とにかく団員がしっくりとまとまって、1時間40分全く飽きさせない舞台を作り上げている。

(お芝居についてはタイトルをクリック)

2009年5月25日月曜日

17 Again

またまた、ティーン・エイジャー、いや、プレ・ティーンの映画に行く。

ザック・エフロンが好きな娘と見に来た、らしき親子連れがあちらこちらに。映画にはどこかで見たな、というシーンがデジャブーのように現れ、あんまし新鮮にはげらげら笑えない私とオット。「素晴らしき哉、人生」とか、「ペギースーの結婚」とか、「ビッグ」とか、「クッキー・フォーチューン」とか、「バック・トゥー・ザ・フューチャー」とか、「スライディング・ドア」とか、「キスのプレリュード」とか。

しかし、プレ・ティーンは違う。映画が終わると女の子たちは紅潮した満面の笑顔で何やらコーフン気味に親に語りかけている。「スター・ウォーズ」みたいなのも出てくるから、少年のワカだって大喜び。とっても面白かったらしく、帰り道「なんだか、走りたくなったな~、走ってもいい?」と言って、若者は夕陽の中を走って行った。・・・そんなに面白かったのか・・・?ま、人のこと言えないか、私も”小さな恋のメロディー”を見たときはしばらくパンフレットを枕元において眠ったものだった。それに、私たちだって、全然面白くなかったわけではない。離婚裁判で友人のネッドが叫んだ、「You can't handle the truth!」にはウケた。(ジャック・ニコルソン大先生!!)

だけど、かっこいい若者も、年を取るとダサいおじさんになる、っていう固定観念は、ね~。若者たち、年を取るのはかっこよくなることなのよ。(・・言い切れるか!?)

2009年5月21日木曜日

American Idol 8

Kris優勝


アダム応援団としては残念ではあるけれど、今年の”アイドルは誰?予想”が4年目にして初めて当たり、うれしくもアル。

優勝するとファーストアルバムなどなど、いろいろとAmerican Idolとして制約があるみたいだから、既に自分の世界を確立しちゃってるアダムには、大衆に阿ることなくわが道を邁進してもらたい。そうなのだ、これでいいのだ。バカボンのパパが入ってきてしまったが、とにかく、 これからもアダムの動きに注目するべし。ミュージカル出演が決まったら、へそくりはたいて行っちゃう、どこまでも。

あ~あ、今年も終わっちゃった、アメリカン・アイドル・・・。

2009年5月20日水曜日

American Idol 8

いよいよTop 2。

1曲目は・・・、カーラには申し訳ないけども、パス。

2曲目から始まったガチンコ勝負。Simon Fuller が両者にリクエスト。さすがいい曲選びますね~。
まずはアダム、 Sam Cookeの "A Change is Gonna Come" 。
しびれる。彼の持てる全ての声とテクニックを全て駆使して、じっくり、ガンガン。
クリス、Marvin Gayeの"What's Going On"。
これもいい。ギターと一体化して、クリスらしさがよく出てる。

3曲目はそれぞれ18番を披露。
アダム、"Mad World"・・・、また、感電。Princeのように霧の向こうから現れ、「み、見えない!フーフー(霧を吹く私)」
クリス、"What's going on"で応酬。声がいいなぁ。落ち着いて貫禄さえただよう。

本音丸出しの後で、ぜ~んぜん客観的に聞こえないけど、やっぱり、アダム、かな。タイプが違うし単純に比べられるものでもないけど。泣いても笑っても明日が最後。

でも、ひとつ気になることが。往々にしてありえることなんだけど、もし、優勝して一曲目のような歌を歌わされたら・・・。アダム、怒るかも・・・。

2009年5月19日火曜日

トイレで何をする人ぞ

小さい時のワカにはおマルなどを使わず、そのまま大人のトイレに座らせた。なかなか静かに座ってくれなくて困った。大好きな電車の本を見せながらだと、少なくとも用をたすまで座っていてくれる。そのうち、本を見終わるまで出たがらなくなり、そんなこんなでトイレがミニ図書室になってしまった。
今ではすっかりお楽しみの時間となってしまい、大好きな飛行機の本をお供になかなか出てこない。私なんぞはとっとと済ませて、もっと開けた空間でゆったりとした椅子に座り読書を満喫したいと思うんだけど。

先日、トイレから出てきたワカの手には、何と鉛筆と漢字ドリル。翌日漢字のテストがあるらしい。なんかね~、せっかく覚えた漢字が水と共に流れて行っちゃいそうな気がするんだけど・・・。あ、記憶は消化器系とは関係なかったか。

2009年5月18日月曜日

MILK

ショーン・ペンはすごい。
30年前のアメリカの同性愛者を取り巻く社会に関しては、不勉強なので言及することは避けよう。が、ショーン・ペンは、そんな私をも納得させる圧倒的な演技である。
残念なことに私には聞き取れないのであるが、オット曰く”ユダヤ系ニューヨーカーのゲイ”のアクセントまで完璧に操っていたそうだ。

ペンの監督した”Into the Wild"に主演した、エミール・ハーシュ、やはり彼はただものではない。ミルクと初対面の時に見せた、歩き方、身のこなし・・・、あっぱれ。”スパイダーマン”のハリー役ジェームス・フランコ君は、こんな良い俳優さんだったのか(失礼!)と目から鱗の感動。
ダイアン・レインの旦那さんジョシュ・ブローリンも、マジョリティーであるが故の弱さ、悲しさをスマートに演じている。

監督ガス・ヴァン・サントは、強い存在感を放つ俳優陣に実在の人物を的確に投影し、ひとりひとりの心とその変化がもたらした時代のうねりを、インディペンデント作品の”におい”を残しながら詩的に描いている。

2009年5月14日木曜日

American Idol 8

アダムファンのみなさま~っ!!(ローラ式八方美人応援を心がけていたものの、抑えきれず先週から本音丸出し)

Finalはアダムとクリス

でっす。赤と青にしたのには特に意味はないけれど、2人を色でいうとこんな感じかな、と。
今年のレース予測、途中はハズしたけど、トップ10の段階で結構いい線いってたかも~。誰が見ても明らかだって?スミマセン。ああ、でも嬉しい、今年のファイナルは心底楽しめそうですわ。

ホリディ

遅ればせながら2年遅れでやっと鑑賞。(ストーリーとキャストはタイトルをクリックしてね)

配役がいいので、すんなりと”ロマンチック・コメディ”の世界に入っていける。ジュード・ロウみたいな人がメルヘンの世界のような田舎の一軒屋に現れたら、それはもう”王子様”でしょう。
”マイ・ブルーベリー・ナイツ”同様、彼とキャメロン・ディアスとのキスシーンが何とも素敵。あんな人に泣かれちゃったら、どうしよう・・・。などと、妄想膨れまくり、タンポポの綿毛の上を軽やかに散歩中の私の横で、「ジュード・ロウは植毛だ。」とオットの声。・・・だからなんだって言うの!髪の毛なんて枝葉のこと(・・・しかし、確かに薄くなられたような。)

見た目からしてコイけど、優しくてゲージツ的なカンフー・パンダ、もとい、ジャック・ブラックは五月蠅くなくて(失礼)、彼のキャラクターにしては物足りないけど、いい人を好演。ケイト・ウィンスレットは普通ならオーバー・アクティングになりそうなところを、誠に上手にサラリとこなす。顔の筋肉の動きはあっぱれ。キャメロン・ディアスはお茶目でキュートで明るくって、見ているだけで晴れ晴れする。

なんとなく疲れたら、元気になる一本。お勧め。

2009年5月11日月曜日

お腹が凝る

寝起きに腰が痛い。起きている間は問題なし、朝だけ。だから、はじめは布団が体に合わないのかと思い、ガッカリした。なにせ、一日の3分の1を過ごす場所、この上ない安らぎの目覚めはその日の活力!とばかり、大奮発してテンピュールを買ったばかりだったから。しかし、あれこれ考えて、どうやら腹筋運動がいけないのだと気がついた。でもってとっとと止めた。しかし、やっぱり腰が痛い。しかも肩も凝る、足の裏も痛い。情けない。

しょうがないので”足揉み”に行った。ケチなので一番安くて、短い時間のを頼んだ。
・・・効果てき面、体が軽い。もちっと奮発すればよかったかなと思いつつ、マッサージを担当してくれたお姉さんとお話。

お姉さん 「お腹と、腰が特にお疲れですね。」
私 「ええっ、お腹も疲れるんですか?」
お姉さん 「ハイ、おなかも凝るんですよ。」
私 「どうすればいいんでしょう。」
お姉さん「お腹モミコース(こんな名前ではなかったが)もありますよ。」
・・・尾籠な話ではあるが、お腹なんて揉まれたら、個体、液体、気体あれこれ”出てきそう”でコワイ。

でもこの話は大いにヒントになった。妊娠中重たいものを支えていたせいか、出産後、背中がすっかり固くなってしまっていた。もうブリッジ軽々の以前の私ではないのだとあきらめ、長い間本気になって上体そらしをしていない。後ろに反る時は背中だけではなく、おなかも柔らかくなくてはいけない。そうだ、久し振りに反ってみよう。腹ばいになり、腕で上半身を持ち上げてみた。ぐぐぐぐぐ・・・、と音はしないものの、固い固い、脂汗が出そうである。

そして数日、頑張った。鏡に映ったその姿、アザラシのよう。そして見事!腰痛はおさまり、何と驚いたことに顔の吹き出物も消えた。下手な腹筋運動で腰のあたりの筋肉が固まって、血流が悪くなっていたのか、と勝手に解釈。とにかく治った。でも、腰痛の方、くれぐれもマネしないように。

2009年5月8日金曜日

デュプリシティ

トニー・ギルロイ監督。 前作の「フィクサー」でも用いられた、時間をがんがんシャッフルして話が進む、または、戻る。

オープニングでB&RのCEOタリーとエクイクロムのCEOガーシックが迫真の取っ組み合い、のっけからすっごくイケてる。

久し振りに主演のジュリア・ロバーツ、ちょっとお腹回りが年齢を感じさせるけれど、若い時とは別の魅力が満開。アメリカでは珍しい”素材を生かして地で行ける”、そんな素敵な女優だと思う。クライヴ・オーウェンは2⅕枚目位で、ジュリアとは息の合ったところを見せている。2人とも楽しんでるって感じ。 ガーシック役のポール・ジアマッティ(「サイドウェイ」’94)がそれらしくって最高。何と彼、私の大好きな「シングルス」(’92)にも出ていたというから、もう一回見てみて要確認。

それにしてもサブタイトルの”スパイは、スパイに嘘をつく~”。あまりにもそのままで、これはなんだか・・・。

2009年5月7日木曜日

American Idol 8

アリソン、"Cry Baby"になる。よかったんだけどなぁ。
いよいよ、アダム、クリス、ダニーの野郎三つ巴になった。
ダニーに恨みはないけれど、アダム、クリスのファイナルが見たい。
来週はいよいよホームタウン凱旋かな。
コンペティションでは2曲づつ、こうなるとアダムは強いよね。
でも何せ電話投票だから、こればっかりは何とも言えない。

アダム、がんばれ!!

2009年5月6日水曜日

Tuck and Patti

20年ほど前に初めて彼らの"Time after Time"を聞いた。その研ぎ澄まされたギターの音色と、おやだかで芯の強いボーカルのハーモニーが素晴らしく、すっかりファンに。
それからしばらくして、ワカがうまれた。超が付くほど寝付きの悪い赤ちゃんだったワカ、リラックスさせようとあの手この手、音楽もいろいろ試してみた。新米両親は万策尽き、自分達がリラックスするために彼らのDCをかけた。すると、スットーンとワカが寝てしまうではないか。Pattyの声は睡眠薬か催眠術か。"Time after Time"の中でPatti が「wowowo~」とハミングするところがある。そのうち、まだちっちゃくて曲名を言えないワカは「wowowo~」と言って”MY子守歌”をリクエストするように。・・・そのCDに家族の思い出が加わった。

まさか本物が聞かれるとは思ってもいなかった念願のライブ。丸の内の"Cotton Club"、お昼のみ20歳以下でも入場可。ラッキーにもステージにかぶりつきの席を確保。おいしいブッフェをタラフクいただいて、彼らの歌を聞く、これが幸せでなくってなんであろうか。

お目当ての"Time after Time"は、Pattiが会場を三つのパートに分け観客全員でコーラス。「今回のツアーではドイツ、イタリアでもみんなでうたったのよ、世界中でつながっているの、こんな素敵なコーラスってある?」とPatti。・・・なんだか胸が熱くなった。あっという間の40分。ヒーリング効果も満点の素晴らしいライブだった。

(Tuck and PattiのHPはタイトルをクリック)

2009年5月4日月曜日

グラン・トリノ

こう来たか・・・。
私は”ダーティー・ハリー”のイーストウッドにマンマとだまされ、"ウォルト"のイーストウッドに最高のエンディングをプレゼントされた。

現代のスクルージはヴヴヴ~と怒ったトラのような唸り声を出し(これがなぜか笑える)、吠えまくる。仁義の通じない今の時代ははある意味”戦場”と同じ、そんな戦場で、国家権力(警察)に頼ることに何の意味があろう。命令ではなく自分の判断で戦争を生き抜いてきた者の当然といえば当然の姿である。でも!警察に行ってほしかったなぁ・・・。

こんなまっとうな人がなぜか実の息子や孫と分かり合えない。こういう家族関係ってきっと沢山あるのだろう。若いヤノビッチ神父(これまた一昔前の若者のよう)の教えごときで簡単に自分の人生観を変えることはない。が、その辛い気持をどうにか -亡き妻がしたように- ヤノビッチ君に”懺悔”という形で伝える。しか~し、この思い、孫まで伝わるにはどのくらいかかるのだろう・・・。

うだうだゴタクを並べずに、ただしんみりと感激に浸りたい、そんな映画。泣けます。

2009年5月1日金曜日

American Idol 8

やっぱし、私の予想は全然当たらない。何と昨日のボトム3は私の上位3名(ヨロヨロ・・・)。
よろけている場合ではないが、日本から電話できないし。ま、クリスもアダムも落ちたとしてもデビュー間違いないだろう。だけどやっぱりファイナルで2人の歌声聴きたいわ。

2009年4月30日木曜日

American Idol 8

ん~、昨日もアダムとクリス、やってくれました。毎年全然当たらないから今年はやってなかったけど、やっぱりやっちゃおう。

1. クリス
2.アダム
3. マット
4.アリソン
5.ダニー

ダニーはナイスガイで歌もうまいけれど、華がない。でもダニーの絶大なる人気で、地味目のマットが落選するかもしれない。アダムが一番いいと思うんだけど、”アイドル”となるとクリスかな。本日トップ4発表です。今日本時間12:30。

で今5:30、なんとなく予感が当たり、

We say goodby to Matt

しょうがないけれど、しゃみしい。

2009年4月28日火曜日

つばさ

「お風呂入ってく?」

すごいよね、これ。泣きながら笑ってしまった。
つばさちゃんはかわいいし、オジサン、オバサンたちはひそかに芸達者で固めてるし、”てるてる家族”みたいなのりで楽しいヮ。

2009年4月21日火曜日

クィーン

2006年作品。ヘレン・ミレン(エリザベスII世)がその年のありとあらゆる賞を総なめにしたこと、記憶に新しい。素晴らしい職人芸である。

女王の孤高を描くため、メタファーを実に美しく挿入し、登場人物をデフォルメさせた”フィクション映画”である。しかし、現職の人々が実名で登場してくるもんだから、単純な私はドキュメンタリーを見ているような錯覚に陥ってしまった。登場人物はそれぞれ立ち位置が明確なだけに、性格が単純、誇張されている。ご本人たちはそれぞれに言いたいことはあるだろうけれど、女王が納得できる形で描かれていれば、特に王室の方々は納得いくのだろう。

女王は国民がタブロイドに踊らされることなく、冷静に自分のことを理解してくれる、と最後まで信じている。並々ならぬ重圧を背負い、真摯に職務をこなし、国民を信じている女王を理解するのはトニー・ブレア。私はこの”登場人物としての”ブレア首相に、大いに共感。このブレア首相を演じるのは、”フロストXニクソン”でフロストを演じたマイケル・シーン、いいですヨ、また何ともいえぬ”小物”ぶりが。

まるで”時代劇”を見ているような世界が脈々と続く王室。予行演習済みで国葬にぴったりと、自分の葬儀プロジェクトをダイアナに取られてショックが隠せない王太后。ショックを和らげようと、もっと滅入りそうな鹿狩りにウィリアムとヘンリーを誘い出すエディンバラ公。シニカルなユーモアが漂うコメディ要素も随所にみられる。

そして他人(国?)事とは思えない、王室の意義に付いて真面目に考え込まされた私であった。

2009年4月16日木曜日

American Idol 8

Top8から7への結果は、Lil(ゲストのタランティーノがファンだって)とMattがブービー争い。で、結果、Mattが去ることに。失礼ながらMatt君については、予選の映像でもあまり目立っていなかったし、気がついたらTop36にいた人という印象を勝手に持っていたのだけれど、Top12後はお気に入りの4人に入っていただけに残念。 と、思ったら出ましたっ、ワイルド・カード。ここで切りましたか。

Adamは”Born to be Wild"を歌って、激しくマイ・ステージを作り上げていたのだけど、サイモンは「ロッキーホラーショーみたいだ」って。あはは、確かに。彼の場合は残るかどうかはもう関心事ではなく、次はどんなステージを見せてくれるか。くれぐれも”自己陶酔の世界”に気を付けてもらいたい。

Dannyは今回ボトム3に入っちゃったけど、シーズン5の中高年齢層にも受けのいい”テイラー”タイプで残ることができるか。

2009年4月15日水曜日

フロストXニクソン

主演は舞台と同じ、ニクソン役を演じたフランク・ランジェラとフロスト役のマイケル・シーン。まさしくアメリカがお題の映画であるが、”ヒーローX悪者”的なこれまたアメリカ特有の押しつけがましさがない。監督はロン・ハワードなんだよね~、これが、新鮮な驚きだった。

フランク・ランジェラあっての作品。舞台と映画では当然演技も変わってくるが、舞台俳優はやはりすごい。ニクソンのカリスマ性、うっ屈した性格、懺悔や後悔、闘争心、プライド、満たされない心、ひとつ漏らさずその声、顔の皺一本に刻みこむ。もちろん素晴らしい脚本あっての作品ではあるが、ニクソンがなぜ大統領になり、そして失脚したのかをナットクさせずにはいられないフランク・ランジェラの力量がものを言う。

また”小物”を演じるマイケル・シーンは、不自由のない家庭で育ちケンブリッジを卒業、その軽さ、真面目さ、人好きのするテレビ業界の人間を嫌みなく演じている。ニクソンにお上品にノックアウトされる表情、大統領とテレビ司会者の重さの違い、一瞬の隙をついたインタビュアーとしての”正義”を嫌みなく演じている。

最終的には”性格”が全て、ってことか。大統領からだいぶ身近な話になっちゃうけど、リーダーの条件とは、って最近職場でまさしく"人格”について考えさせられることが多い。
そして、
視聴者は話の内容ではなく、一瞬の映像だけで物事を判断するのくだり。2者のガチンコ勝負、実は視聴者との三つ巴だったわけでもある。軽いのはTVを信じる私たちでもあるのね。


2009年4月14日火曜日

Britain's Got Talent -Ms. Susan Boyle-

イギリスのオーディション番組、昨日は盛り上がったようだ。
以前ポール・ポッツさんに驚いたが、これも驚きのスーザンさん。
でも、失礼ながら本当に47歳なのかなぁ・・・。いや、この歌声年齢(そんなものあるかどうか知らないケド)を信じよう。

2009年4月13日月曜日

バーン・アフター・リーディング

生活階級の違う、でも本人達が思うほど知的レベルは大差ない人達の、自己中心的なずる賢い思いつきが偶然にヒットしたとき、思わぬ方向に自体が運んでしまう。社会の上下、裏表を区切っている柵は、いとも簡単に壊される。

演じる俳優をそれぞれ想定して書かれたというキャラクター、
皆が密に想像してた、たとえばこんなこと;
ブラッド・ピットは脳みそまで筋肉かも、
ジョージ・クルーニーは今やタダの女好きの中年になってしまったのかも、
ジョン・マルコビッチは見た目そのままのしつこくて変な人だろう、
ティルダ・スゥイントンはコワそうだけど本当にコワいのだろう、
フランシス・マクドーマンドは全然
容姿を気にしてないようで、実は・・・。
みたいなことがそのままなので、実にウケた。・・・こんな意地悪なこと思ってたの、私だけか。その期待を裏切らない俳優の皆さん、本当に芸達者。

特筆すべきはブラッド・ピットのおバカさ、一瞬たりとも見逃せない。実は私、コメディじゃない映画のおバカにトキめいたのは初めてだ。
私のクルーニー様、ここまで落とさなくても、と思いつつもやっぱり好きだわ。
映画は・・、”ファーゴ”や”バーバー”には及ばず、星3つ。

2009年4月9日木曜日

American Idol 8

日本では今週マイケル・ジャクソンがテーマ。アダム・ランバートの"Black or White"は、圧巻、一人勝ち。これを聞きながら、なぜか彼の”ジーザス・クライスト・スーパースター”が聞いてみたいと思った。アダムは”ライオンキング”などのミュージカルに出演していたというから、既に人前で歌っていたわけだけど、誰も声をかけなかったのか、今までなぜ世に出ていなかったのかなぁ、と不思議になる(とローラも言っていた)。まさに埋もれたダイヤを発掘する、という番組の主旨にぴったり合った人材。

アメリカでは今週、トップ8。アダムは、ティアーズ・フォー・フィアーズの"Mad World"を歌う。原曲の雰囲気はそのままに、美しい声を魔法のように操り、しっくり聞かせるアダム・ヴァージョンが出来上がった。サイモンは短めのコメントの後、何も言うことはない、という感じでスタンディング・オべーション。それにつられ他の3人の審査員も立ち上がり拍手。まるでファイナルのような一場面だった。

アダムは万が一何かあっても新ルールの”ワイルドカード”が間違いなく使われるだろうし、もしかしたらこの新ルール、彼のために作られたのではないか、と勘繰ってしまうほど。しかし、ここまで来ればファイナルで優勝しなくっても誰もほっておかないだろう。今更アイドル、って感じではないものね。で、私はアメリカン・アイドルとしてはクリス・アレン君あたりがいいのでは、と思っているのだけれど。

2009年4月7日火曜日

スラムドッグ$ミリオネア

ダニー・ボイル監督、前作「サンシャイン2057」の無機質な空中の世界から180度、とびっきりオーガニック(?)な地上の世界へ。まことにストライクゾーンが広い。脚本は「フルモンティ」のサイモン・ビーフォイ。

これが生のインドの姿とすれば(そうらしいのであるが)、まさに悲惨。見るも無残な境遇の中を、人間の本能 -生命力であったり、善の心であったり、人を好きになる心であったり- その全てをありったけ絞りだしながら、子供たちは駆け抜けていく。あっけらかんとしたはちきれんばかりのエネルギーは、まるで重い現実という壊れかけた車に注がれるハイオクガソリン、私たちをのせてガタガタ道をぐいぐいと走っていく。そんな引力をもった映画だ。

過酷な運命との戦いは人生の教科書、クイズと回答が書かれた紙を読むミリオネア司会者(コイけどみのもんたには負ける)の想像も及ばない世界。”ファイナル・アンサー”、世界中でこれほど人生が詰まった正解はどれほどあるのだろう。シンデレラのようなファンタジー映画、こんなことはないとはわかっていながらも、机上の勉強で頭でっかちな子供ばかりの”どこかの国”っていったいなんなのよ、と思わず思ってしまう。

主人公ジャマールを演じるデーヴ・パテルはお上品(過ぎちゃったかな?)。なーる、ロンドン生まれで既にイギリスのTVで活躍している。ラティカのフリーダ・ピントはソフトなタイプのインド美人(過ぎちゃったかな?)、ウディ・アレン作品に出演が決定している。絵にかいたような美しい若者に成長するのもフィクションの世界、つらい子供時代が美しく変わってゆく非現実の世界は映画ならでは。しかし、うXちまみれになりながらもその過酷な運命を演じたジャマールと兄のサリームの幼少、少年期を演じた子役たちがデーヴやフリーダと同じくらい、それ以上の立役者と言えるかも。

エンディングはいいですよ。たけしの座頭一みたい。ウフフ、見てのお楽しみ。

2009年4月6日月曜日

Twilight


人間の女子高生ベラと吸血鬼の男子高校生エドワードの物語。ステファニー・メイヤーの原作を読んだ女の子が、私も血を吸われたい、と大騒ぎしたベストセラーの映画化。ベラは『イントゥ・ザ・ワイルド』のクリステン・スチュワート、エドワードは『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のロバート・パティンソン。

ハリーポッターの延期に伴って上映されたこの映画、ふたを開けてみれば世界中の女の子がハマった大当たり。私でもズブッと片足をのめりこませたような感じ。筋書きどうりの”初恋”が見る人に満足感を与えるのだろうか。色白と言うよりも白塗りのエドワードが、「僕に近づくな」と毎日ベラに近づき、人間離れした能力で彼女を交通事故から間一髪で救い出す。このへんは”ロズウェル”っぽい。そして、なんてことなく簡単にエドワードの正体がわかっちゃうベラ。彼はあっさり認めて自分の秘密やら、ちょっと体の硬いスパイダーマンのようではあるが多彩な芸を披露する。ものすごく強いのに暴力振るわずガンつけただけで悪者は逃げてくし、必要な時に現れて「君を守る」と静かに語られれば、自分に言われてるわけでもないのに年齢を超えてテンション上がる、上がる。

さすが女性監督、視点はマッチョにならず、何が女子の、いや、オットもはまったみたいだから、老若男女の心をくすぐるか、徹底的に分かっておられる。ベラ役のクリスティン・スチュワート、吸血鬼ならずとも本当に美味しそうに見えてくる。エドワード役のロバート・パティンソン、見れば見るほど変な人<<素敵な人。口紅塗ってるし、真っ白だけど、「インタビュー・ウイズ・バンパイア」みたく青筋立ってないし、100歳超えてるのに初々しいのがいい。

「ポーの一族」思い出すなぁ。

2009年3月18日水曜日

コーラスライン

8月の文化村20周年記念企画"コーラスライン”のチケット購入。
この作品を初めて見たのは、1979年、日生劇場での劇団四季の初演。照明がパッと明るくなり、舞台の上で鏡がぱらぱらと捲れただけで、目が釘付け、オープニングでディープにのめり込んだ。覚えているのが浜畑賢吉、前田美波里、飯野おさみ、深見正博、服部良子、久野綾希子、市村正親、羽永共子、沢木順、宝塚出身の室町あかね、北原千琴など(後の方々、超残念ながら思い出せず)。特に肌色のレオタードに身を包んだ美しい前田美波里(シーラ)、見事に踊りにゆれるおかっぱの羽永共子(キャシー)が印象深かった。

観劇仲間で俳優の卵だった友人達の反応は冷ややかだったけど・・・。当時はチケットが4500円位で学生の私にはけっこう高価だったが、その後2,3年の間に10回以上見に行く。友人が録音してくれたブロードウェイ版を、買ったばかりのウォークマンで毎日毎日聞き、そのおかげで今でもソラで歌える。

厳しい現実の中でなぜ踊り続けるのだろうと自分に問いかけるダンサー達が、最後にそれでも「生きた日々に悔いはない。」と歌う。10代の私には言葉の意味はわかるけれども、それほど含蓄をもった歌詞ではなかった、無理もないけど。しかし、これを歌うダンサー達は20代から30代前半なわけで、人生まだまだこれから、若くして老成したセリフが不自然ではないショービジネスの厳しさにため息が出る。あちこち回り道して情けないことに未だ闇の中にいる私も、「これでよかったのだ、すべては自分が選んだ道なのだ」と、やっとこさこの歌の境地に近づき、歌詞をかみ締めることができるようになった。

まだ半年も先の公演だけど、チケットを買っただけなのに、うれしくてワクワクしている。

2009年3月13日金曜日

ジャニス・イアン

Septemberの記事を書いてから、YouTubeで70年代ディスコナンバーをサーフィン。アラベスクの横にはノーランズ、ノーランズの横になぜかシルビー・バルタンが、シルビー見てたら、ジャニス・イアンが。何度この曲を聞いたことだろう、”At Seventeen"、何とも言えない気持ちに浸る。オットもこの曲のドーナッツ盤を持っていたそうだが、”Will You Dance?”は知らなかった。

昨夜のBS-iの番組"Song to Soul"は、偶然にもジャニスの"Will You Dance?"だった。
Will You Dance?は1977年のテレビドラマ”岸辺のアルバム”の挿入歌に使われ、日本では大ヒットしたけれど、アメリカでは大して売れなかったそうだ。この歌、よく聞いてみると実はとってもコワイ歌詞である。ジャニス曰く、ニューヨークの路上に転がる死体をダンスをしている男女がビルの上から眺めている、そんなシーンを想像して書いたという。やさしいタンゴのオブラートに包まれた曲と突き刺すような歌詞、女性シンガーはただ激しいだけではだめだ、と彼女は言う。ジャニスと交友があるアンジェラ・アキのカバー曲も演奏され、日本語に歌詞が変わっていたけれどとてもよかった。

それから"love is Blind"。悲しい恋の歌。この歌を作った時、報われぬ恋に胸を焦がしていたというジャニス。2,3年前に自伝を書いていた時にこの恋を思い出し涙が溢れ止まらなくなり、その時どれほど深く傷ついていたか、今更ながらにやっと気が付いたと言っていた。この話をする彼女は相手のことをhimと言わず themと言い、ちょっと首をかしげた。現在彼女は同性愛者としてカミングアウトしている。

今はナッシュビルを拠点に音楽活動をする彼女。「有名になったり金持ちになったりするのではなく、アーティストとして成功するならば、自分の作りたいものを作る。そうすればたとえ売れなくても満足できる。妥協してもし売れなければあとには何も残らない。」当たり前のようで言うのは簡単であるが、おそらく長い戦いの後の言葉なのではないか。物静かで理知的なアーティストである。

(ジャニス・イアンに関してはタイトルをクリック)

2009年3月11日水曜日

カニクイザル

(タイトルをクリック)
これは笑った。だいたいお猿さんがデンタルフロスするのも驚きだけど、ぽわわ~んとお母さんを見てる子ザルの後ろ姿もかわいく、そんでもって一生懸命大きな口を開けてジェスチャーしてるお母さんの姿も面白い。隣のおさるさんも見てるし。
・・・もしかしたら、子ザルを笑わせようと面白い顔してるだけなのかも、ね。

2009年3月10日火曜日

だんだん

チョイ役(失礼)と思っていたけれど息の長い康太君。実はほとんど終わりになって、思ってたより大事な役だったのかも、とや~っと気が付く私。石橋研修医と同じレベルの役だったのね。

万年補欠の柔道部員
路上ライブが趣味の若者
めぐみの病院に入るため患者になろうと思う
父の後を継ぐ
SJのメンバー兼ワイルドダックのバイト
SJ付き人
めぐみとのぞみの接着剤
大手音楽会社のマネージャー
ただのぞみのマネージャー
一条のデザイナー
と、思ったら丁稚
無法松の松五郎
のぞみの夫?
花むらの旦那内定?
一条の旦那、松江の遊覧船業務 兼務?
祇園町内会長(なんてあるかどうか知らないけれど)??

妄想が爆走・・・・

(竹内まりあ)・・・・数年後、棚ぼた式に手に入れた、飲食、アパレル、観光業で成功を収め、実業家としての階段をのぼりはじめた康太。松江の病院事業にも乗り出し、石橋、めぐみ、後藤先生までもが”花むらコンツェルン”の従業員となりました。せっかくなので酒屋もそば屋もサリーミュージックもまとめて買収し、シジミ漁にも手を広げようとします。めんどくさいので宍道湖を丸ごと買おうとしましたが、地域住民らの抵抗にあい苦悩の日々でした。しかし、めぐみの思いつきで弟健太郎の出身校に多額の研究開発費を寄付し、シジミ漁を安定させその見返りに、これまた自らが筆頭株主のサブライドに独占販売させます。双子に翻弄された半生ではありましたが、ようやく自分の人生を歩き始める康太でした。だんだん。

2009年3月9日月曜日

日本の熱い日々 謀殺・下山事件

監督:熊井啓、1981年。
1949年に連合国による占領統治下の日本で起きた下山定則国鉄総裁の変死事件を、朝日新聞の矢田喜美雄記者が追いかけて書いた『謀殺・下山事件』(1973年)が原作。

ところどころに挿入される実際のニュースフィルムと同じ色調のモノクロ画面。実際の出来事と矢田記者の主張、ニュース画面と映画の推理場面の境目がぼやけ、やがて見ている私の中で矢田記者の推理が現実味を帯びてくる。まるで恐怖が得体のしれない大きな黒い影となって忍び寄ってくるようだ。三丁目の夕日を浴びながら明るくたくましく生きていた日本もあれば、大きなうねりに飲み込まれてしまった日本もあった。現代のジャーナリズムというものは、こうして何かに飲み込まれてしまったのではないのだろうか。また、貧困がすべての国民の自由を尊厳を幸せを蝕んでいく様が、そして人の思想に対する埋められない溝が、ありありと見て取れる。結果、世界第2の経済大国になったとはいえ、日本の本質・根本を考え直さずにはいられない映画である。

俳優がすばらしい。仲代達也さんは言わずもがなであるが、労働者丸山役の隆大介さん、なぞの人物唐沢役の大滝秀治さんは特に印象に残る。

2009年3月7日土曜日

ヨン様が、

タートルネックのシャツとジーンズ姿で極秘来日して、一週間盛岡で漆塗りをしたそうだ。冬のソナタは見たけれど、韓流に全く明るくない私が言うのはナンなのであるが、私、ヨン様を見るとマイケル・ジャクソンを思い出す。なぜだろ・・・?

2009年3月6日金曜日

フェレット

ある街角を散歩していたら、ピンクのドレスを着たぬいぐるみを抱っこしているおじ様がベンチに腰かけていた。孫娘の宝物でも預かっているのかなと思っていると、そのぬいぐるみが動く。凝視するとコスプレのフェレットちゃんだった。おじ様があまりにも誇らしげに抱っこしてらっしゃるので、ここは素通りするわけにはいかないと、声をかけた。

「かわいいですね~!」
「いやいや、…そうでしょう。」
「こんなお洋服もあるんですね、フェレット専用ですか?」
「私が作ったんですよ。」
「ええっ!?」
「ぼ、帽子もですか?このキティちゃんのアップリケもですか?」
「ハイ。」
「真珠のネックレスもしてますよ。」
「あはは・・・」
「まさかこのキティちゃんの傘は?」
「これは買いました。他にも色々とあるんですよ・・・」

と満面の笑みを浮かべながらカバンの中から写真の束を出す。出るは出るは、浴衣姿まである。全部おじ様の手作りっていうから、その思い入れのほどがよくわかる。関心してみているとそのうちの一枚をくださった。そして何でもフィレット協会なるものがあるので、ぜひHPを見てほしいと言われた。”国際”協会である。世界規模のペットなのだと、今更ながらにフェレット人気に気がつく私。そのHPにおじ様のフェレットも出ていた。
こんなんでした。(IFS/HPより)

2009年3月4日水曜日

フクロテナガザル

東山動物園(名古屋市千種区)で最も大きな声を発する動物の一つ、フクロテナガザル。子どもや若い女性を敵とみなして威嚇する。だが、この雄は中高年の女 性が現れると、さっぱり声を発しない。「恋心が原因」と飼育員。テナガザルは人間の女性に攻撃的なのが一般的で、どうもこのテナガザルだけの行動のよう だ。
 東山動物園のフクロテナガザルは、推定23、24歳のこの雄と、20-22歳の雌の2匹がいる。フクロテナガザルは声の届く範囲を縄張りにしており、2匹は東山一帯を自分の縄張りだと思っている。
 若い女性や子どもの甲高い笑い声を聞くと、挑発されたと感じて威嚇。雄が鳴きだし、雌が釣られる。「フゥー、フゥー」「フォオ、フォオ」と次第に大きくなる。一度始まると、15分ほど鳴き続ける。
 フクロテナガザルの大声は、若いカップルや子どもたちに大人気だ。子どもたちが「きゃはは」と反応すれば、鳴き声は興奮でさらに激しくなる。
 ところが、中高年の女性だとさっぱり声を発しない。雄が恋心を覚えるからだ。求愛行動を取っているのに気づいた担当飼育員の浅井佳明さん(60)は「中高年の女性には威嚇するどころか、逆に心を寄せてしまって、鳴かせるのは難しい」と説明する。
 日本モンキーセンター(犬山市)の加藤章園長は「テナガザルは人間の女性に対して威嚇するのが一般的。東山動物園の雄の行動は個性としかいいようがない」と話している。
 (中村禎一郎/中日新聞)

と、いうことで、鳴かれなかった場合は”オバサン”と認知されたということ。まっこと正直、まるで白雪姫に出てくる王妃の鏡のようだ・・・。では、オジサンが行った場合はどうなるのかなぁ。

2009年3月3日火曜日

September

”Du you remember~?”竹内まりあではなくっって、1978年Earth, Wind & Fierのほう。

ワカの音楽教室のコンサートで、ガキンチョたちが演奏することになった。かつて、ミラーボールの回る暗い所で聞いたこの曲、ン10年経ってサンサンと太陽の射す教室で子供たちと聞くことになろうとはねぇ。

そして探しました、懐かしの映像(タイトルをクリックしてね)。やりたい人断りきれなくて、みんなメンバーにしちゃったような総勢10人の大バンド。EW&Fを聞くと自動的に手足が踊りだしてしまうのであるが、KC&The Sunshine Bandとかドナ・サマー、アラベスクとかもよく流れていた。もう一度聞いてみよ。六本木スクエアビルも解体されてしまったそうだし、今、ディスコっていうのは存在しているのかなぁ。

2009年2月26日木曜日

ヒース・レジャー

アカデミー賞助演男優賞は下馬評通り、ヒース・レジャー。バットマン・ダークナイトは彼の映画だった。

彼主演の”ブロークバック・マウンテン”を久し振りに見た。作品賞の前評判が一番高かったのに、ふたを開けてみるとオスカーは”クラッシュ”で、アカデミー協会は保守的だからと監督は批判したそうだ。それを聞いたとき、少なからず同調したものだったけど。

しかし、あれからしばらくたってもう一度見て見たら、ヒース・レジャーがいなかったら、はたしてここまでの作品に仕上がったかどうか、とふと思う。俳優の演技が押しつけがましくなりそうな役がらを、あそこまで自然に他人に納得させる人物像を演じた彼に舌を巻く。それもまた監督のなせる技、と言えなくはないものの、やはりこれはヒース・レジャーの映画だった、と私は思う。彼は自分の演じる人物についてどうこう言わせない、その人物を”存在”に変える、「ああ、こういう人もいるのだ」と感じさせる、天賦の才能をもった俳優だった。本当に惜しい人を亡くした。

2009年2月23日月曜日

だんだん

出番が終わりそうで、やっぱり終わらない出世魚、康太君。

万年補欠の柔道部員
路上ライブが趣味の若者
めぐみの病院に入るため患者になろうと思う
父の後を継ぐ
SJのメンバー兼ワイルドダックのバイト
SJ付き人
めぐみとのぞみの接着剤
大手音楽会社のマネージャー
ただのぞみのマネージャー
一条のデザイナー

このままでいくと、めぐみに会いに患者になるどころか、花むらでのぞみのお客になれるかもしれない。

2009年2月20日金曜日

馬耳東風

松田先生の育児哲学に胸を熱くした私であったが・・・。

風呂上がりでご機嫌のワカ「あのね、作文の宿題来週までだと思ってたら、明日までだったんだよ。」
私「・・・」(1週間も前から原稿用紙がカバンに入っていたのを私は知っている。)
ワカ「あ"~っ!、原稿用紙学校に忘れた」
私「・・・」(ずっと入れておけばいいものを、締切間際になってカバンから出すか?)
ワカ「学校の机の引出の右側のお道具箱の上だ!よく覚えてるでしょ」
私 「・・・」(ああ、つける薬がない)

学校のお知らせとか提出物は大抵ワカの手元で止まっている。「明日締切」の連絡網が回ってくる、聞くのも面倒でワカのカバンを開ける、ハリセンのようになったプリントが底に張り付いている。何で出さないの、どうして忘れるの、を100万回繰り返し、耳にタコならずこちらの舌にタコができ、口をすっぱくしすぎて食べたものが口の中で酢の物になりそうだ。彼にはどんな言葉も馬耳東風。
ほとほと疲れた、というのもあるけれど、親が先回りして用意したり、尻拭いするとろくなことはないと思い直し、痛い目に会うのも勉強と思って見て見ぬふりをした時期もあった。皺が増えるので無駄なことに怒るのはよそうとも思った。で、でも、怒鳴りたい、
なぜ、忘れるのだ~!
ああ、すっきりした。

2009年2月18日水曜日

松田道雄

NHK、今日の「私の一冊、日本の百冊」大阪大学総長の鷲田清一 さんが選んだ松田道雄さんの「育児の百科」。=戦後家族の在り方だけでなく、民主主義教育の大切さをも説く“思想の実践の書”と言える1冊= まさにおっしゃる通り・・・。

毎日の生活に追われ、すっかり私の記憶の片隅に追いやられていた一冊。子供が生まれてからの1年365日、ページを開かなかった日はなかった。赤ちゃんの個性は十人十色であるが、
動物としての成長は1歳まではほとんどみな横並び。自分の子供の月齢の章だけを読めばよい。先のことは思い煩うことなかれ、その日その日の子供の様子のみを見ていればいいのだ。まるで生物の観察実験のようだ。病気の発見から事故の予防まで、ありとあらゆる心得が愛情をこめてユーモアを交えながら読みやすく書かれている。

人間の子供は頭が発達しすぎたので、未熟なまま生まれてくると読んだことがある。少なくとも2本の足で歩きだすまでは、母親とは見えないへその緒で繋がっているのは実感できた。母親以外の人が育児ができないというわけではない。自分自身が”動物としての母性”を実感できるのである。入学前までの成長について書かれているが、誕生から1年が大部分。本が終わりに近づく寂しさを感じながら、1歳の誕生日のページを読み、先生の言葉に涙が流れた。

カンガルーの親子のように一緒だった子供を預けて社会復帰をする、これは勇気がいった。いよいよ育児休暇もおしまいというときに、ぺちゃんと陽だまりに座ってニコニコこちらを見ている息子を見ると、うるうるして何とも言えない罪悪感にさいなまれた。しかしここでも、また、松田先生は見守っていてくれる。集団保育の大切さ。両親の深い愛情と集団が、子供を思慮深く他人と協力できる人間に育ててくれるとおっしゃる。決死の覚悟!で会社に戻り、それからは毎日が大騒ぎ。・・・今となって言えることだが、未熟な母親と24時間2人っきりで生活するより、保育園はどれだけ子供を成長させてくれただろう。

これからも迷いながら子供の成長に寄り添っていくのだろうけれど、松田先生にはその勇気を与えていただいたと心から感謝している。
私にとっての聖書のようなものだ。おそらく日本中に私のような親がいるに違いない。鷲田清一さんの一言一言に、朝から膝を打ちまくりの私であった。

2009年2月17日火曜日

American Idol 8

アメリカに遅れること1か月、いよいよシーズン8の放送が始まった。おなじみのサイモン、ポーラ、ランディに加えてカーラ・ディオガルディも審査員を務めている。このカーラ、さすが売れっ子プロデューサーだけあって、他の3人に全然負けてないし、それどころかサイモンに突っかかる。たまに何を言ってるのかよくわからないポーラの存在を補ってか、それともゆくゆくは後継者か。

去年も書いたけど、いろんな人がいるものだと別の意味でうならされる。そういうご仁を選んで放送しているのだろうけれど。逆にスター性というのはすでに何かを感じさせるもので、登場しただけで歌う前から審査員の目つきやら口調が変わる。オーラが出てるんだろうな。
日本での放送はシーズン5からで、今年が4年目。これだけ真剣に見てると、いつの間にやらこちらまで目と耳が肥えてきたような気が。きっとそんな視聴者が世界中でにわか審査員になって、TVの前で好き勝手言っているんだろう。考えてみたらすごい数の人にあれこれ言われちゃうわけで、出場者も勇気がある。

HPを見てみると36人にまで絞られている。ん~、番組をちゃんと見てないと出場者への感情移入が難しいし、面白味も半減。でも早く結果が見たい。日本語版は一か月遅れでもいいから、同時放送してもらえないものかしら、FOX Japanさん。

2009年2月16日月曜日

早坂紗知

Sax奏者の早坂さん。
華奢な体からは想像もできないような力強い音が歌うように鳴り出すと、その場の空気はすっかり早坂さんのもの。まことに演奏に対して真摯であり、そして、心から楽しんでいるのがよくわかる。だから何度聞きに行っても、そのすべてが最高の演奏。

「この曲を聴くと、京都にいきたくなると言う人がいるんですよね」との紹介から始まった”サウンド・オブ・ミュージック”はまさに絶品。メロディーとリズムとジャズの真髄が満載。ブラジル音楽もいい。明るいのにメランコリックで、リズミカルなのに弾けきらない、Saxの音色がぴったし。

今回一緒に演奏していたピアノ:新澤健一郎さん、パーカッション:コスマス・カピッツアさん、ベース:永田利樹さん、その個々の個性は強烈であるのに、控え目でマイルドなJazzの精神がハーモニーを最強にする。つくづく音楽とは人間性なのだ、と感じさせられる。

2009年2月12日木曜日

バージナル


バージナルの演奏会に行ってみた。チェンバロより小さくて長方形の箱型をしている。当時公共の場で聞くものと言えば、教会のオルガン。バージナルは家庭用の楽器だったらしい。フェルメールなどが絵画の題材にしているが、かなり裕福な家庭にしか置かれていなかったそうだ。チェンバロ(ハープシコード、クラブサン)用に作られた曲はたくさんあるのだが、バージナル用はあまりない。パーティや家庭で、民謡や即興曲を弾いて楽しんでいたのではないか、ということらしい。

弦を弾くことで音が出るので、ピアノのように打鍵が強ければ強い音が出る、というのはなく音量は一定、そのために音色に変化を与える技術が発達したそうだ。音域は男声の一番低いところから女声の一番高いところまでの45鍵盤(?うろ覚えで・・・)。音域が広い新しい曲は弾けないが、バッハのメヌエットは大丈夫、なんとも可憐な響き。

その音色たるや、ひとっ飛びでシェークスピアの世界(行ったことないけど)。奥ゆかしくて、繊細で、透明で。演奏会の後フェルメールの絵を見た。あの澄み切った空気の中にバージナルの音が聞こえてくるような気がした。

2009年2月10日火曜日

だんだん

双子に翻弄される康太君。

路上ライブが趣味の若者
めぐみの病院に入るため将来患者になろうという
選択肢尽き父の後を継ぐ
SJのメンバー兼ワイルドダックのバイト
付き人兼めぐみとのぞみの接着剤
大手音楽会社のマネージャー
ただのぞみのマネージャー

主人公よりドラマチックだ。一条に織物販売の提案した時は「今後も意見聞かせてください」なんて言われたし・・・。この勢いで行くと、一条の丁稚いや、番頭見習い、もしくはのぞみにひっついて花むらで徳さんの後任になるかもしれない。

2009年2月9日月曜日

ベンジャミン・バトン

ブラピとケイト・ブランシェットだけでなく、たくさんの俳優が幅広い年齢を演じていて、皆さんすごい。ティルダ・スウィントンはチョイ出ながら存在感抜群。俳優陣には申し訳ないのだけれど、あえて特殊メイクとCGに拍手を送りたい。そんな中、 久しぶりのジュリア・オーモンド、特殊メイクなしに年取っちゃって…、それなりに美しいのだけれど。

映画は長いが”フォレスト・ガンプ”タッチの話の流れで退屈することもなく、しかし、散漫な感じ。理由は明らかで、初めに含みをもって語られる時計のプロローグと本題のベンジャミンの人生が私の中でしっくり結びつかない。過去に戻ることと若返ることは、まったく別の話と思うから。

いずれにせよ人生は、時計を逆さに回そうが、どんどん若くなろうが、生まれて、死んで、出会って、別れて。”ずっと続けばいい”と思う日々は瞬く間に過ぎ去り、運よく続いたとしても飽きてしまうか、不安になって自ら離れてしまう。
いつまでも若くいられるより、年をとっても”ずっと続けばいい”という瞬間に巡り合う回数が多いほうが、幸せな一生と言えるのかもしれない。

ここに来きて遠い世界だった自分の”老い”がなんとなく輪郭を現してきた。自分のこととなると受け入れ方に困る。人類共通のテーマであると同時に、極めて個人的な問題なのだ。これからそんなことに向き合って生きていくのだなぁ。

2009年2月6日金曜日

乳歯

歯磨きをしている私のところに起きたばかりのワカが「タイへ~ン!」と言いながらやってくる。ワカの口角には乾いた血が、ギョッとする。

ワカ「あ~、大変だ、歯、食べちゃった、記念にとっておきたかったのにぃ。」
私(寝てる間に飲み込むかなぁ?)「大丈夫、OんOに出てくるから。吸血鬼みたいだから、お口ちゃんと拭いてね」
ワカ「ものすごい胃液で溶けちゃうかもしれないよ。あ~、シーツにも血が付いてる~!」
私「洗濯場に出しといてね」
シーツを布団から取るワカ
ワカ「あ~!」(今度はなんだ?)「血がお布団まで染みてる~!」
私「大丈夫よ、あとでしみ抜きしとくから。」
ワカ「あ~!」(今度は床まで染みてるって?)「あった、あった、落ちてた、僕の歯!」
・・・子供は朝からテンション高い。

乳歯が抜け始めたころ最初の2,3本は、保育園の先生がピッ、と抜いて、袋に入れて連絡ノートと一緒に渡してくれた。そんなコワイことよくできると関心していた。小学校に上がると学校の先生はそんなことはもちろんしてくれない。しかし生え換わりは小学校からが本番。ぐらぐらの歯が出てくると気になって、「痛い」とか「気持ち悪い」とかうるさくて食事にならない。しょうがないから私が抜くことにした。結構、面白い。ころ合いを見計らって、バシっと迷わずひと思いに引っ張ることが肝心だ。

今回はその楽しみを逃しちゃったが、あと5本。乳歯が生えてきた赤ちゃんのころを思い出して、なんとなくサミシイ私だった。

2009年2月5日木曜日

用心棒

BS黒澤映画トップ5の第3位「用心棒」。「ボディガード」のフランク(=ケビン様、確か23回?)ほどではないけれど、幾度となく見てきた映画。昨日の夜も新たな感激の嵐。

もしこの映画がカラーだったらと想像する。たとえば仲代達矢さん(新田の卯之助)が切られてその血だまりが地面にじわ~っと広がるシーン、・・・白黒だとおびただしい血が広がるのに生々しくない、しかも赤が石炭のような黒に見えることにより迫力も増す。脂の乗り切った監督と俳優たちのみなぎるエネルギーを、白黒のカラー映像(?)が絶妙な塩梅に落ち着かせる役割を果たしている。
一方で、カラーにはない陰影のあでやかさにも目を見張る。空の色だの着物の色だのあれこれ想像を巡らせるのも楽しみの一つ。宿場も人間の心も天気さえも荒む灰色の世の中、その中で妙に色彩を感じさせる司葉子さん(小平の女房ぬい)と仲代達矢さん。色なき世界で色鮮やかに輝いている。

登場人物の中では、あのちょっと頭の弱い眉毛がつながった加東大介さん(新田の亥之吉)が好きだ。そして真っ当な一庶民の東野英次郎さん(居酒屋の権爺)。それにしても三船敏郎さん(桑畑三十郎)のかっこよさと言ったら、ダニエル・ボンド様もびっくり。

2009年2月4日水曜日

牧場で豆まき

我が家は3人共丑、私の母も丑なので4人の年男年女が一緒に豆まきをすることにした。忘れるところだったのだけど、実は猫のミケ子まで丑。せっかくだから、迷惑そうなミケ子の側で「鬼は~外、福は~内!」。本当に迷惑そうだった。

そういえば昔マルちゃんという気のいい猫に、小さな鬼のお面をかぶせて豆まきをした。マルちゃんはとっても心得ていて、嬉しそうに(いやそうに?)走り回り、飽きたころどこかに行ってしまった。翌日、マルちゃんはまだ前日のお面を首から下げて、邪魔そうにご飯を食べていた。一晩つけっぱなしだったのね・・・。ミケ子は神経質だから、お面見せただけでハ~ッて言われそう。

2009年2月1日日曜日

Mamma Mia!

いや~、メリル・ストリープの歌唱力には驚いた。彼女の実年齢は60歳なので、失礼ながらドナ役にはちょっと年が行き過ぎているかと思ったら、なんのなんの、やはり彼女はミラクルだ。ピアース・ブロスナンの歌声はイタくって、そんでもってボンドさまが一生懸命歌っているのを正視するのが恥ずかしかったけど、それはそれでよかった。娘役のアマンダ・セイフライドはとてもいい声で歌もよい。最後の”Thank you for the music”はアレンジがとても美しく、大いに気に入った。大好きなコリン・ファースもギターで弾き語り、うれしい。

映画中盤にあのダンシング・クイーンでおばさんたちが踊るシーンがあるのだけれど、なんと私、ここで思わず涙。うそじゃなく。15の時、いったい何度この曲を聞いたことだろう。曲の中のダンシング・クイーンは17歳。15歳が17歳を想像するのはそんなに簡単なものではない。体も考え方もどんどん成長しているし、何よりも未来は輝いた未知の世界。その時代の自分の若さやら純粋さを思い出すと、愛おしくって、そして同時にそれが2度と戻ってこないと思うと悲しくって、泣けた。

それから3倍以上の年月を生きて、悲しいことも、辛いことも、夢に描いていたような楽しいこともあった。思い返してみるともっといろんな生き方ができたと思う反面、行く道は既に決まっていたような気もする。あのときみたいにこれからも未来を明るく見てみたい、そしてワカにも存分に人生を楽しんでもらいたい。こんな気持ちでもう一度ABBAを聞く事ができるなんて、ン、生きているってやっぱり面白い。

2009年1月30日金曜日

パイパー

シアターコクーンでの今年の野田マップは”パイパー”。

宮沢りえと松たか子のダブルヒロイン。終盤での2人の長い掛け合いのシーンでは、松たか子さんのセリフのリズム感の良さに感服した。その場面、りえちゃんのセリフはちょっと短めで繰り返しが多いんだけど、合いの手の入れ方がこれまたがうまい。この芝居の一番の見せ場ではないかと思う。

お父さんの橋爪功さんは貫禄。間の取り方が実に絶妙で、こんな言い方をしたら失礼かもしれないけれど若々しい。野田秀樹さんは声をからして全身全霊頑張っていた。自分で書いた本だから自由自在にセリフが操れるのはいいのだか、多少誰かが止めてくれてもよいのではないか、と思うセリフ回しはあったことにはあった。さとえりちゃんはきれいな脚だった。

そして特筆すべきはサラリーマン体操でおなじみの”コンドルズ”。群衆シーンやパイパーの動きは素晴らしいの一言。ダンサーたちはバレエのコールドのような四肢の美しさがあるわけではない。が、人数、配置、塊としての動きは新鮮で完璧、感服した。素晴らしい振り付けだった。

幸せを数値にすることの不毛さ、地球上の資源を食いつぶす浅はかさ、そして考えることなく何かに追随する幼稚さなどに対する怒り。不条理なセリフやおやじのダジャレで笑わされても甘くない現実、舌に残る苦い後味。そんな野田さんの世界がそこにあった。

2009年1月29日木曜日

だんだん

サブライド、ライドブサ、ライブドサ。
ちょっとナマってますが、なかなかです。社長は慶喜将軍でありましたか。”Xハズバンド”とのガチンコは料亭でなく、リンクの上だったらもっと面白かったのに・・・。

2009年1月27日火曜日

007 慰めの報酬

前作のエンディングから1時間後の設定で始まる。恒例のオープニングアクション、とにかく凄い。誰が撃たれて、どの車が敵か、どこから弾が発射されているのか、・・・ゼ~ンゼン分からない。動態視力が衰えているのか、画面が速いのか。ま、ボンドがやられてしまうわけがないのではあるが。そのあとも戦いの場面になると、やっぱりわからない、誰が殴られて誰が蹴られて、どっちがどっちなのか。ただ痛そうな音がバシバシ。あれだけ殴られたり、上から落ちたり、吹き飛ばされたりしたら、バランバランになっていそうなのに。全員タフだ。

さて、今回は最愛の人を失ったボンドは怒りの人。生け捕りなんてめんどくさいことはしない。そして自ら飛んで火にいる夏の虫になり、騒ぎを大きくし、あれこれ必要以上に壊しまくる。”毒には毒を持って制す”のオンパレード。この映画の中では世界の情報を握っているのは、アメリカでも、ロシアでも中国でもなく、何とイギリス=女王陛下なのである。ボンドがいなければ世界はどうなるのだろう。

そして、愛しのダニエル@ジェームス・ボンド。立てばシャクヤク、座ればボタンと、女性の立ち居振る舞いを褒める言葉はあるが、男性の場合は何と言うのだろう。彼はただ立っているだけでも、走っても、ぶら下がっていても、そこから落ちても、ボロボロの服を着ていても、かっこいい。何人ものジェームス・ボンドを見てきてが、初めてボンドに目がハート。すでに次回が楽しみな私。

2009年1月26日月曜日

ザ・ムーン

原題は"In the shadow of the moon"(公式HPはタイトルをクリック)。
12人の月に降り立った宇宙飛行士たちのインタビューと、デジタルリマスターされた当時の映像でつづられるドキュメンタリー映画。米ソ宇宙開発競争の中、ケネディ大統領の音頭で始まったアポロ計画。しかしそんな政治的問題とは別に、アポロを38.4万キロの彼方に打ち上げたものは、人間の純粋な探究心や好奇心、そして宇宙飛行士の勇気だったのではないかと感じてくる。

多くは飛行機のパイロット(映画にもなった“ライト・スタッフ”)であった彼らは、宇宙飛行士としての訓練を受ける。また月に降り立っては未知のものを探す科学者としての役割も担う。そして月での任務を終えた故郷である地球への帰路で、彼らはものの存在やら真実について悟る。さながら哲学者である。

「太陽、月、地球を窓から同時に眺めると不思議な感覚に襲われる。月や地球の分子も、自分の体の分子も、となりに座っている同僚の分子も、すべてはるか昔の宇宙に存在したたった一つの分子からは出来上がっているのだ、ということに気づく。だから私と他人、他の物体はそれぞれ別々に存在しているのではなく、同一のものであるということだ。」というようなことを(うろ覚えであるが)宇宙飛行士の1人が言っていた。別の宇宙飛行士は宗教を超えた霊的なものを感じる、とも。

69年、人類はじめての月面着陸の時、私は白黒テレビの中で、ふわんふわんと月面を歩く宇宙飛行士を見た。巷では”ドッキング”という言葉が流行り、”アポロ”という名前のイチゴとチョコレートがドッキングしたチョコレート菓子(今でもあるよね)を食べた。72年から誰も月には行っていない。この12人に続くのはどんな人たちなのだろう。そこの公園でボール遊びをしているあの子かもしれない。

2009年1月24日土曜日

ワモンアザラシ


北海道根室市の根室港岸壁で22日、ワモンアザラシの子どもが保護され、釧路市動物園に引き渡された。国内でワモンアザラシが見られるのは珍しく、北極圏から来たらしい。子どもは21日に岸壁にいるのが発見された。体長は約80センチ、体重約12キロ。丸々と太り、人間が近付くとヒレで胸をたたき愛嬌(あいきょう)たっぷり。根室海上保安部が港内で母親を探したが見つからず、海に戻したが、22日も岸壁に現れたため、保護することにした。 今の時期の同港は例年なら結氷しているが、今年は暖冬の影響で一部で氷が見える程度。どうして南下して来たかは分からないという。【本間浩昭】 (毎日新聞)
本間記者、ありがとうございます。本当にまん丸、あごの下辺りにコンパスの芯当てて丸を描いたらすっぽり収まりそう。パワーパフガールズのような・・・。どう見ても笑っているようにしか見えないけれど、きっと笑っているのよね。もしかしたら怒っているのか、それともアザラシの世界では困っている顔なのか。戻ってきちゃったのは、もしかしたらこの子を見つけた人が、お母さんそっくりだったのかも。
ワカはウルウルしながら「この子欲しい!」と、写真を眺めていた。わかるなぁ、その気持ち。

2009年1月22日木曜日

だんだん

今日は結構笑った。
まずどうしても円弘志の竹中部長。ヒット曲を出すのは大変なんや、みたいなことを言っていたけど、ものすご~っく説得力がある。最後に一言「俺みたいになるで!」と言うのではないか、とヒソカに期待。飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで、飛んで行ってしまう~ううううう~。

そして、「父が患者の身代わり」の真実が明かされた。詳細は語られていなかったけど、お父さんが看病をしていると”お使い”が現れ、自分の命と患者の命のどちらかを取るかと聞かれて、患者の命を取って、身代わりになったってことね。・・・すみません、しつこくて。でもなんだか身代わりの使い方があまりにも新鮮だったんで、言葉の収まりが悪く、海馬の浅いところで身代わりがうろうろしているの。

最後は康太君の勘違い笑顔。喜びの顔アップが結構長かったので、私のほうがのぞみの新しい恋の始まりかと2、3秒ほどうっかりだまされそうになった。康太くんは、島根の思い出として早晩消えるかと思いきや、酷いこと言われながらも京都で頑張り、すっぱり捨てられ島根に帰るも、どさくさにまぎれて付き人にすべりこむ。外れそうで外れない画面ぎりぎりを行ったり来たり。よく見ると静電気大爆発の髪の毛の下、目もとが涼しげでなかなかかわいい。

2009年1月19日月曜日

インフルエンザ

ワカがインフルエンザにかかった。朝真っ赤な顔をして起きてきたので、熱を測ったら38.6度。予防接種済みだけれど、症状から見てインフルエンザっぽいのでお医者さんに行く。
ビンゴ。検査器のAの下に赤い筋がくっきり。
ワクチンの効果は100%とは言えないことは、毎年の経験からよくわかっている。が、受けておくと軽くすむ。今回も薬なし、1日で熱は下がる。食欲は完全にはもどっていないものの、翌日にはケロリ。

先生曰く、よっぽど目の前でくしゃみや咳をされて飛沫を受けない限り、大抵は自分の手についたウイルスが口や目を通して体内に入ってくるので、マスクと手洗いがとにかく大切とのこと。
しかしワカ曰く、学校では手洗いをしても、汚れた蛇口をひねるので元の黙阿弥だって。確かに。デパートやらホテルに行くと蛇口をひねる必要のない自動給水の設備があるけれど、学校ではそうは行かない。たとえば駅のホームにあるような、足踏み式の蛇口にしてみたらどうだろう。

とにかく子供は病気製造器、免疫がつくまでありとあらゆる病気にかかり、丁寧に家庭に持って帰ってくる。私はノロ、ロタ、トビヒ、その他もろもろ、自分が子供のころにかかったことのないモノにも二次感染してしまったし。一度で免疫ができるものはまだしも、新型インフルエンザの危機が叫ばれる中、この手の病気は学校で防ぐことによって、かなりの広がりを抑えることができるんじゃないだろうかと思う次第。

2009年1月16日金曜日

過酷な経験、自慢大会

会社の人とランチに行った。正月休みに行ったリゾートの話をするFさん。皆さん聞いているんだかいないんだか、反応が鈍い。 たとえるならば歯医者さんの待合室で流れる有線放送のよう。
するとA氏がおもむろに、「時代はかわったよなぁ、そこは70年代は荒れ果てていたのになぁ・・。」
その話を受けてB氏、「荒れていたといえばね、私は75年にキューバに行ったけど、出国させてもらえなくてね一週間もさぁ。」

突然みんなの視線がB氏に。歯医者の待合室から診療室に移ったかのように空気が引き締まるのを感じる。
「私は78年に中国からシベリア鉄道に乗ってヨーロッパに渡ったけどね。機関銃持った兵士がいてさ、どうなるかと思ったよ。」とその場の空気を鋭くキャッチしてC氏。
「私は70年代にソ連にいたことがある。一言では語れないものがあったよ。」たかが旅行と一緒にされちゃ困ると胸を張るD氏。
「皆さん、そうおっしゃいますけどね、私なんてインドで2週間も入院したことがあるんですよ。」とA氏参戦。 韓国でデモに巻き込まれ催涙ガスを浴びたとか、チェックポイントチャーリーで東ドイツに尋問受けたとか、でるは、でるは。

せっかくのランチが真っ暗になりそうになり嫌気が差したか、Eさん「皆さん海外のことばっかりおっしゃいますけどね、私なんて地下鉄で4回もスリに合ってるんですよっ!!」

2009年1月14日水曜日

思春期

ワカの友達に会った(ちなみに5年生)。

私「S君、なんだか声が低くなったみたい・・・、風邪かしら」
ワカ「声変わりじゃないの?」
私「ちょっと早いと思うけどね」
ワカ「S君脚に毛が生えてるんだよ。中学生みたいに」
私「・・・4月生まれなのかもね、ワカよりお兄さんなんだね」
ワカ「Sくんはもう思春期が始まっているんだよ」
私「・・・」(なぜかカタマル)

思春期という言葉が、私とワカの間でポ~ンと思いっきり中に浮いていた。

2009年1月10日土曜日

読み返さない人

定期的にはらわたがよじれるほど笑わせてくれるエライ人が会社にいる。 推定年齢50台後半。

ある女性幹部を紹介するメール
・・・・アメリカのXX大学で経済専攻された菜園で・・
(なぜかNOVAのおばさんが頭に浮かんでしまった)

PCが調子悪かったときの言い訳メール
・・・朝からメール婦長のため・・・
(病院帰りか・・・)

どうやらお礼のメール、らしい
・・・いつもお世話になっております。お心遣い、つかります。
(意味不明、漬物でももらったのか?)

涙なくしては読めない。あれこれいろんな場面を思い浮かべてはしばしサラリーマンNEOの世界。
いったい、読み返さないのか、それとも麻生さんの仲間なのか。

2009年1月8日木曜日

蠟梅

暮れも押し迫った30日、遠方からの客人を鎌倉に連れて行った。北鎌倉駅で降りて、円覚寺に入る。お寺の人たちが松飾でお正月の準備をしているが、人もまばらで空気がしんとしている。のんびり歩いていると、庭師さんらしき人がバンの荷台を開けて作業をしているのが目に入った。何気なく見ていると振り向いたその方と目が合った。するとバンの荷台から何やらサササッと手で拾い集め、「これあげます。ロウバイ。」と手を差し出した。あげるという言葉に本能的に反応して手を出す私。私の手にはパラパラと黄色い花。

「いいにおいしますよ。」
確かに何とも上品な甘い香り。
「お正月の飾りつけの枝から落ちたのだけど、お花を水に浮かべておくだけでも香りが楽しめますよ。」
何と素敵な贈り物。お恥ずかしいことにこの花を私はぜ~んぜん知らなかった。注意して見てみると鎌倉のあちこちにこの花が咲いている。

庭師さんから聞いたときは、ロウバイを勝手に”老梅”と頭の中で変換していたが、”蠟梅”と書く。だからかどうかわからないけれど、黄色い花弁は蠟のように透き通っている。土に落ちた落ち葉と蠟梅が、絶妙な冬の香りのハーモニーを醸し出しだす。透き通った空気とほのかな香りを楽しみながら鎌倉の町を歩いた。

2009年1月6日火曜日

習字の鬼

冬休みの宿題の定番、お書初め。

学校では3年生からお習字が始まる。2年前の正月、学校で既に習っていたはずなのに、筆さえもまともにもてないワカを見て唖然。しょうがないから”一”やら”リ”やらを何度も書かせて筆運びを教え始めた。
「ハイ、下ろす、横にっ、そこで縦にっ!そして、はねる!しっかり押さえるっ!・・・」なぜだか熱くなる私、ほとんど運動部の特訓のようになってしまい、迫力の号令に涙ぐむワカ。はっと我に返り、ま、3年生だし来年にはマシになっているだろうと、その場は矛を収めることにした。

さて4年生、すっかり昨年の”ど根性習字”を忘れてしまっていた私とワカ、しかし思い出すのに時間は要らなかった。・・・全然変わってない、一年前と・・・。四苦八苦し、どうにか読めそうな一枚を書き、自分の名前を書いておしまいというところに辿り着いた、が・・・・。およよ。
(ここから私の心の叫び)自分の名前を間違えるか?もう一回書くくらいで、めそめそするな!
せっかくのお正月が台無しになってしまった去年の轍は踏むまいと、のど元まで湧き上がる号令をぐぐっと抑え、どうにかその年も終えた。

で、またまたそんなことはすっかり忘却の彼方の私とワカ、そして今年。・・・変わるわけないよね、そんなに簡単に。”いつか見た風景”がまた始まりそうになる。お題は「希望の朝」、「絶望の朝」になる前に、私はスックとその場を立ち去った。バトル(というか私一人が激高するのだが)回避。

毎年繰り返されるお習字騒ぎで、自らがワカに習字を教えられないことは身にしみてわかった。なぜか習字を教えると熱い体育会系になり、鬼コーチと化してしまう。よくわからない。世の中グローバル化とはいえ、日本に暮らしていながら、こんな素晴らしい文化を身に付けずにいるのはもったいない。中学生になったらクラブやなんだで忙しくなるだろうから、せめて今年一年、近所のお習字教室に通わせようかと、思案中の私である。