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2013年6月28日金曜日

原発廃炉について

まずは昨日の日経の記事


「福島第1原発の廃炉費用、電気料金算入を検討 経産省」

2013/6/25 日本経済新聞

経済産業省は東京電力福島第1原子力発電所を含めた原発の廃炉費用の一部を、電気料金に算入する検討に入った。従来は廃炉中の設備を安定させる費用のみ算入を認めていたが、廃炉のために導入する設備の減価償却費も認める方向で検討する。事故を起こした福島第1原発は対象外とする意見もあったが、算入を認めることで廃炉作業を円滑にする狙いがある
 経産省は25日、原発を廃炉するための会計制度を整備する作業部会で、廃炉費用の負担のあり方について議論を始める。従来は40年未満しか稼働していない原発を廃炉すれば巨額の除却損が発生する一方、除却損は電気料金に算入できなかった。電力会社は除却損による財務の悪化を避けるため、廃炉を決断できなくなる恐れがあった。(以下省略)
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経産省が電力会社に廃炉を促しているのはいいこと、でも、あらためて長期計画というものがなかったのだ、とアングリ・・・。40年未満しか稼働していない原発を廃炉すれば巨額の除去損がかかるって、じゃあ、40年以上の原発の廃炉は織り込み済みなので大丈夫なんですね。
40年以上であろうが未満であろうが建設したらいつかは廃炉になるわけで、「廃炉のために導入する設備」が必要だなんていうことは専門家だったらわかっていたことですよね。フツ~に準備金なり積立金なりしておくものでしょう。

そんな中でじわじわと上がる電気代、「シェールガス革命だ」などど言っているけど、今はまだ円安で燃料代が高いって。あの~、半年前まではズ~ッと円高だったではないでしょか。
そして、そして、電力会社の株主総会では「脱原発」提案は、沖縄電力を除く8社ですべて否決された。と、いうことは東電でも否決されたということだ。ナンタァルゥチィア~!!

しかし私たちの生活も少しずつゆるくなり始めている。震災直後は暗かった駅の照明や街灯はまた元の通り明るくなり、昼間の電車内も蛍光灯が全部スイッチオン、ビルだってエレベーターが全機動いている。自らを振り返ってもあの時のショックは薄れかけている。消費者として真剣に考えなくては。

大人としてとっても責任を感じるのだけれど、どうしたらいいのだろう、なさけない・・・。

2013年6月13日木曜日

電子レンジやめて、蒸し器

電力会社は電力需要を契約電力から予測する。契約電力というのは使う電力の合計ではなく、家にある電気製品を同時に一番多く使用した電力の最高値をもとにしている。例えば、ある真夏の日、台所では食洗機と炊飯器と電子レンジと電気ポット、洗面所では洗濯機とドライヤー、居間ではテレビ、部屋ではパソコンとステレオ、そしてその全部の部屋のクーラーがON。マックスで家電製品を使うときに合わせて契約電力が決められるわけだ。そのマックス電力を記録した同じ日でも、人が家にいなければ冷蔵庫が一人さみしく活動しているだけのときだってある。今の家に入居するときは何も聞かれず施工業者が60Aを契約していた。

震災の後、節電を心がけながら、契約電力も見直した。契約電力を減らす家庭が多いと新聞で読んだので、この調子でいけば家庭の電力需要予測も減るだろうと思えた。我が家は60Aから40Aに変更することにした。夏場は電力不足が叫ばれていたので歓迎されると思いきや、電力会社の人は50Aにしておいてはどうですか?と言ってたなぁ。我が家は電気ポットも炊飯器もないし、電力会社のHPでシュミレーションしたから、40Aにしてからも一度もブレーカーは落ちていない。とは言え、夏場は2人の暑がり男達クーラーがないと大変なことになるので、冷房中は電子レンジに気をつけなくてはと思っていた。

さて先月、4月分の電力料金を見ると前月から約2千円も上がっていた。すごい値上げではないか!と腹が立ちそうになったのだが、しかし、ちょっと考えて、チ~ン!思い当たるフシがある。電子レンジ。4月に入ってお弁当作りが始まり、電子レンジの出番が各段に増えたのだ。毎朝、冷凍ご飯をチン、野菜もチン、魚も「魔法のお皿」でチン。すっかり消費電力のことなど忘れてしまっていた。反省。

そこで電子レンジを極力使わず、蒸し器を使うことにした。前の晩冷凍庫から冷蔵庫に移して半解凍しておけば、ラップで包んだご飯160グラムx2位の量だったら、お湯が沸騰してから約5分でふっくらと炊き立てのようなご飯に仕上がる。電気を使わなくてもガスを使っているわけだから無駄にしないよう、蒸し器の下段も利用して同時に卵や野菜を一緒にゆでる。

冷凍ごはん160グラムを解凍するのに3分20秒x2回で約7分、副菜をチンしたらプラス数分。お湯が沸騰するまでの時間を考慮しても、蒸し器を使うことによって調理時間が伸びるということはない。洗い物は増えるのではあるが。こうしてひと月、極力電子レンジを使用しないでお弁当を作ってみた。そしたら5月分の電気料金はしっかり2千円弱安くなっていた。電気使用量を減らしたこの爽快感。

ガス代はまだ見ていないけれど、ガスレンジよりもガス湯沸かし器の温度設定が肝心かと思われる。我が家の男連中は暑がりでシャワー温度はなんと35度。サブッ。だから夏はいつもガス代がかなりお安くなる。上手な家庭でのエネルギーミックスを実現してみたい。今年の夏の節電は一昨年、去年ほど騒がれていないけれど、私ができるのはこれくらい、細々と続けていこう、節電。

2012年6月2日土曜日

原子力防災―原子力リスクすべてと正しく向き合うために

1年もすれば又何もなかったように原発が稼働しているのかと危惧していたが、今回ばかりはそうはいかなかったようだ。遅ればせながらも興味を持ち続けているといろいろな記事に出会う。この本が出版されたのは2007年。
松野さんは原発の危険を熟知し、福島のような事故が起きることを予見していた。それをちゃんと指摘していたという。しかし、周囲の人たちは聞く耳を持たなかった。「私の言うことは誰も聞いてくれませんでした。誰も聞いてくれないので、家で妻に話しました。しかし妻にもうるさがられる。『私の代わりにハンガーにかけたセーターにでも話していなさい』と言うのです」


こういう松野さんのような人が一人もいないのかと、そこまで原発事故が起こらないとみんな信じきっていたのかとシロウトの私でも困惑した。が、この記事を読むと、しっかりとした危機管理をもち仕事をしていた方がいたのだと、一条の光を見たような気がした。


ふくしま第一原発事故を予見していた電力会社技術者---->JP Press


日本が今でこそお手本となる時なのに・・・。

2012年5月21日月曜日

金環日蝕

妹が撮った太陽の指輪
今日は金環蝕。NHKのリポーターは朝からハイテンション。7時過ぎに表に出て、雲を心配しながら朝の空を見上げる。(良くないかもしれないけれど)雲のおかげで裸眼で見えた。メガネを通して見た赤い太陽も綺麗だったな。この太陽の恵みを受けながら地球はずっと生きてきた。


19日、朝日”フロントランナー”飯田哲也さん。『原発不要は当り前の声が広がるのはいいが、「俺の方が正しくて再稼働反対・即時停止が大原則、10〜20年以内に穏やかに廃炉なんて言うのは実は原発支持派だと敵視する人が結構いる。違う意見は認めないのは、形を変えた原子力ムラと同じ。いろんなやり方や意見を認め協力するネットワーク型の運動であって欲しい』。・・・ほんとにそう思う。

昔、金環蝕を見た人たちに思いを馳せながら、おっきななが~い目で子々孫々のことも考えてみたい。

2012年3月27日火曜日

一年

あっという間の一年。確実に風化を続けているあの日の記憶を留めようと、この2週間を過ごした。どんなに胸を痛めても、被災者の方々と思いを共有する事は私にできる訳がない。ただ、心から犠牲者の方々の冥福をお祈りして、自分のためでなく他の人のために働き、日々生活を続けるだけだ。

原発に関してはこれからもうやむやにならないよう、目を光らせて行かなければいけない。政治やメディアの思惑に注意しなくてはいけない。

がれきの問題も、料金値上げの問題も、真っ当な理由やデータがあれば受け入れられる。何が何でも反対なのではなく、それを要求している人たちの言う事が信用できないのだ。適当にあしらわれる事が我慢ならない。

これで、すべての原発が止まる。経済が、とかなんとか言うけれど、企業は電気料金云々の前に、遅かれ速かれグローバル化の波に飲まれて海外に出て行ってしまったであろう。

福島原発は未だに安定していない。もう一年、まだ一年。

2012年2月14日火曜日

原発国民投票のための勉強

この一年、とにかく沢山読んでみた。今更と思わず、とにかく関心を持つこと、自分と違う意見を聞くことを心がけた。東電は責任を取らなくてはいけないけれど、その出来上がったシステムがそっくり国に移行するだけではなんの意味もない。民間であるために戦った電力会社の気概と、自由化のために奔走した経産省の陽の側面が、どうして生かせずに何も進展しないのだろう。

原発国民投票のための勉強 その1

原発異存派は事故風化を待っている、それを許してはいけないと言う記事だ。「通販生活」って私には馴染みのないものだけれど、とてもわかりやすく書かれている。

2012年2月7日火曜日

ガレキ処理は・・・

原発反対と放射性物質は切っても切り離せない。
前にも書いたけれど、放射性物質に関しては難しすぎてよくわからない。しかし、原発反対の私でも分けて考えることができる問題があるのではないか、と思うことがある。そのひとつは「ガレキの受け入れ」に関してだ。

放射能と一緒にしていいかどうかもわからないけれど、アスベストも何十年と害を知らされないまま「放置」されてきた。タバコだって万病の元だということは周知されているのに未だ野放し。母乳のダイオキシン問題然り。発がん性があることに関してはどれも同じだ。

震災で発生したガレキ問題に関しての河野太郎さんのブログを読み、またまた考えこむ。河野さんが書いているからなおさらだ。私は放射能の計測を行う組織が、全くの独立第3機関であれば受け入れに納得する材料が増えると思う。本当に難しい、放射能の話は。

2012年1月23日月曜日

電力は足りているかというよりも

40年以上稼動している原発運転停止の例外とか、大飯のストレステストが非公開で妥当の結論出したり、東電の17%&一般家庭向けも電気料金値上げとか。なんだかなぁのニュースがたて続け。
そこに毎日新聞の記事、<電力需給>政府今夏試算「6%余裕」伏せる」(下に添付)


被爆の問題に関してははっきり言って、よくわからない。わからないことに不安を募らせたり煽られたりするのもアブナイし、安全だと言われても頭っから信じられない。残念ながら何も言えない。
私の原発反対の理由は、「放射能廃棄物の処理方法が決まっていない」ということ。これによって原価計算も変わってくるだろうし、なぜ安全なものの最終処理場をモンゴルまで持っていこうと考えたのかとか、あれやこれや納得いかないのよね。


この毎日の記事だって、万が一供給不足があったら大変なことになる、と最悪の場合を想定したのかもしれないが、「原発ナシでは大変よ」と驚かされているように感じるのは、私が記事に誘導されているのか。あんな大事故があったのに、当事者達が大きな見直しをする気配が私には感じられない。ウランだって100%輸入、戦争になったら格好の標的。原発が使えなくなったときの万が一を考える頭はないのかな、と思ってしまう。

とにかく原発を民衆の意見を二分するような政治の道具に使ってくれるな。


毎日新聞 1月23日(月)2時30分配信
 今夏の電力需給について「全国で約1割の不足に陥る」と公表した昨夏の政府試算について「供給不足にはならない」という別の未公表のシナリオが政府内に存在したことが、分かった。公表した試算は、再生可能エネルギーをほとんど計上しないなど実態を無視した部分が目立つ。現在、原発は54基中49基が停止し、残りの5基も定期検査が控えているため、再稼働がなければ原発ゼロで夏を迎える。関係者からは「供給力を過小評価し、原発再稼働の必要性を強調している」と批判の声が上がっている。

◇再生エネ除外、「不足」のみ公表

公表された試算は、東京電力福島第1原発事故を受け、エネルギー戦略を見直している政府のエネルギー・環境会議が昨年7月にまとめた。過去最高の猛暑だった10年夏の需要と全原発停止という想定で、需要ピーク時に9.2%の供給不足になると試算した。

この試算とは別に、菅直人首相(当時)が昨年6月下旬、国家戦略室に置いた総理補佐チームに、電力需給の実態把握を指示。経済産業省に対して、発電所ごとの設備容量・稼働可能性、地域ごとの再生可能エネルギーの稼働状況など、試算の根拠データの提出を求め、再試算させた。

その結果、現在の法律に基づいて電力会社が調達できる再生可能エネルギー容量は759万キロワット(原発約7基分)あったのに、公表された試算は供給ゼロだった。また、一部火力発電所で定期検査による稼働停止時期を猛暑の8月に設定したり、大口契約者への格安電気料金と引き換えに需給逼迫(ひっぱく)時の利用削減を義務づける「需給調整契約」による削減見込みもゼロとしていた。夜間の余剰電力を昼間に利用する「揚水発電」の供給力も低めに設定されていた。

再生可能エネルギーによる電力供給などを盛り込むシナリオで計算し直すと、電力使用制限令を発動しなくても最大6.0%の余裕があった。再試算は昨年8月にまとまり、菅首相に報告されたが、公開されなかった。

国家戦略室で同会議を担当する日下部聡・内閣審議官は「国の政策を決定する過程で、後になって『足りませんでした』とは言えない。慎重に堅い数値をまとめた。供給不足を導く意図はなく、昨年11月に公表した対応策で、再生可能エネルギーや火力発電の増強を必要な取り組みに挙げた」と説明する。一方、国家戦略室の総理補佐チームで再試算に携わった梶山恵司・富士通総研主任研究員は「電力会社の言い分をまとめた極端な前提に基づく試算。その数字が、原発再稼働を容認する政治家らの発言にもつながった。再試算は菅政権末期の混乱で公表できなかったのではないか」と問題視している。【永山悦子】


2011年12月22日木曜日

発送電分離

20日現在、原発全54基(出力合計4896万キロワット)のうち運転中は7基(同680万4000キロワット)で、これは出力ベース14%に相当。


そんな中、21日、大阪市の橋下徹市長は東京都の石原慎太郎知事、猪瀬直樹副知事と、来年6月の関西電力と東京電力の株主総会で、発電部門と送電部門を切り離す「発送電分離」をそろって提案することで合意したとのこと。 大阪市は関電の筆頭株主、東京都は東電への出資比率が3位、それぞれ大株主だ。


これまで、各電力会社は真夏の「ピーク時」のために、原子力発電をベースにしたエネルギー計画を立ててきた。原子力発電の建設はお金がかかるが、政府の後押しを受け、送電配地域独占という大資本をフルに利用し、どんどん過剰投資を続けてきたのだ。

電力会社はおそらく広義での効率化ということを考えたことはなかったに違いない。「総括原価方式」があれば、なんのインセンティブも湧かないのだから。発送電を分離し、発電を市場に乗せ電力を自由化する。保険も民間でかける。安全であるならば原子力のを引き受けてくれる保険会社だってあるかもしれない(ないだろうけれど)。さて、大阪市と東京都の動きは歓迎できるのであろうか。


環境エネルギー政策研究所・飯田さんは前日20日の「東京都、東電総会で送電網改革の株主提案へ=猪瀬副知事の記事に対して、「西の橋本大阪市長と連携しての電力市場改革の提案なるか。ただし思いつきで天然ガス発電を提案するあたり、猪瀬さんには政策ブレインが居なさそうだ・・」と述べている。
その飯田さんのコメントに対して「天然ガスはダメか」という質問が入る。
それに対して飯田さんは「天然ガスはもちろん活用すべきですが「東京都」が自ら天然ガス「発電所を作る」という発想が、政策論的には素人という意味。都行政の仕事は事業ではなく、市場構築のための制度やルール作りです」と返事をしている。御意。


私たちは政治家のどこまでがパーフォーマンスであるか見極めなくてはいけない。しかし、それをうまく利用する賢さというのも必要だ、と思う。わたしの脳みそじゃ、無理だけど・・・。

2011年10月25日火曜日

稼働中の原発10/54、その後を思い描いてみる

ほんとーに電力不足かどうかは置いといて、省エネには賛成と節電計画に協力は惜しまなかったつもり。でもね、毎月の電気料金明細票を見ると、事故の後燃料費調整とかで毎月毎月ちびちび電気料金が上がっている。「東電に関する経営・財務調査委員会」の報告書では、過去10年間に電気料金6000億円取り過ぎの可能性を指摘されたのに。


そうして10月もそろそろ終わりに近づき、現在稼働中の原発はなんと10基。
北海道電力 泊3号 未定
東京電力 刈羽5号 2012年3月、6号 2012年4月     
関西電力 美浜2号 12月、高浜2号 11月、3号 2012年3月、大飯2号 11月
中国電力 島根2号 2012年1月
四国電力 伊方2号 2012年1月
九州電力 玄海1号 12月、4号 12月



このままで行くと電力不足になるのかと言うと、環境エネルギー政策研究所(ISEP)によると「原発を再稼動しなくても今冬と来夏の電力は足りる」(最新レポート)。


ちょっと(大分か?)気が早いけれど、運転停止後の原子力施設のことも考えよう。ドイツ西部にワンダーランド・カルカーという遊園地がある。 カルカー高速増殖炉は完成後に一度も運転することなく廃止となり、1995年にオランダの投資家が買収。その後テーマパークとして生まれ代わり、現在では年間約60万人が訪れているという。この、ユーモア!
遠くに見えるのは風力発電機かな?
増殖炉はメリーゴーランド   

2011年10月4日火曜日

日本版 緑の党

2011年10月3日 東京新聞/朝刊

脱原発掲げ「緑の党」  中沢新一氏ら来月にも


人類学者で明治大学野生の科学研究所長の中沢新一氏(61)らが「緑の党」(仮称)を十一月にも立ち上げることが分かった。中沢氏が本紙のインタビューに応じ、語った。脱原発を綱領の柱に掲げ、東日本大震災後の日本の転換を目指す運動を展開。欧米の「緑の党」との連携を図る。
「緑の党」には有識者のほか、里山保全や地域通貨の創設などに取り組む市民団体メンバーらが参加。正式な名称や具体的な活動内容は今後詰めるが、最初は正式な政党の形態はとらず、創刊予定の雑誌や、インターネットなどを使って全国のネットワークづくりを進める予定。
エネルギーでは太陽光やバイオマスだけでなく、植物の光合成の仕組みを応用した発電などの提言を検討。他の政策課題でも、成長を前提とした経済から脱して、有機野菜中心の食生活や自動車に依存しない生活を目指し、情報発信する。
中沢氏は「震災後の日本は政治が貧弱化している。生き方の根底を大きく変えるネットワークをつくるのは今しかない」と「結党」理由を説明している。
当面は国政選挙には直接かかわらず、中沢氏も「立候補するというと従来の既成概念が先行してしまう」と自身の出馬に否定的だが、将来候補者を支援、擁立することも「有力な選択肢」としている。原発のある自治体と連携、住民投票を行う運動にも取り組む。
欧米では一九七〇年代以降、反戦や反原発を掲げる「緑の党」という名の政党が誕生。ドイツでは一九九八年に連立政権入りし閣僚ポストを得たほか、福島の原発事故後も、脱原発を掲げて支持を広げている。
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4月頃、中沢氏等による「緑の党」立ち上げの記事を読み、その後どうなっているのか気になっていたけれど、いよいよ。
”生き方の根本を大きく変えるネットワーク”。これには大きく頷く。国から幸福GDPの指標を与えられても困る。政府が考える”平均世帯”などというものはもう存在していないのだ。自分たちが主体で考える、何かを変えてもらうのではなく自分たちが変わること。
”当面は国政選挙には直接かかわらず・・・”。この方針にも賛成。正直な話、福島の事故後、ドイツの「緑の党」の姿には違和感があったからだ。とはいえ、中村敦夫氏代表の「緑の会議」は2004年参院選で全員落選、日本では政党すら育たなかったのだから、あまり他国の文句を言うのはやめとこ。
誰かの支持や方針でメダカのように動くのではなく、また、メディアの作り出した空気に流されるのではなく、まず、ひとりひとりが意思を持つ。グローバルに考えるのも大切、でも私のようなフツーの人にも一本の木を大切にする、ゴミを出さない、そんな足元を見ながらの活動ができる。反対するのではなく、生産的に物事を考える。そんな国民の声がたーくさん集まれば、政治家だって無視できなくなる。「受動的平和的圧力団体」そんなイメージをもったのだけど。早くHP見てみたい。

2011年9月19日月曜日

9.19 明治公園

9月19日、大江健三郎さんなどが呼び掛け人となった「原発にさようなら集会―集まれ!5万人」に”おひとりさま”で参加してきた。1時ごろ大江戸線の「国立競技場」で下車、公園近くには既に昇をもった人が山のようにいる。映画に出てくる戦国時代のどこそかの陣に迷い込んだようである。会場にしては狭いなぁと思っていたら、待ち合わせの人ごみらしい。序の口だったのだ。


スルスルと人の間を抜け出てどうやら会場と思しき所に到達。一応、労組などの団体と個人参加者の区分けがされている。もはや立錐の余地もなく前にも後ろにも進めないのでそこにとどまることにした。えらいところで止まってしまったと思ったが、私などまだ良いほうで、会場に入れなかった人がたくさんいたらしい。


大江健三郎さんは、某幹事長がイタリアの国民投票で、原発反対票が上回ったことを「集団ヒステリー」と称したことに言及。イタリアもドイツも長い間論議を重ねて来た結果であり、何も福島の事故で突然決断したわけではない、と。

山本太郎さんは河野太郎さんから、「署名を渡してももどこかの倉庫に積まれるだけ、デモをしてもうるさいなと思うだけ。でも、政治家は地元選挙区民に直接訴えられるとかなりの効果があります。ぜひそうして圧力をかけてください。」と言われたそうだ。 



毎日新聞/梅田麻衣子
澤地久枝さんをはじめ、素晴らしいスピーチがつづく。福島県人の姿はあすの我が身でもあるのだ。国際環境/NGOであるFoE代表のフーベルト・ヴァイガーさんのお話、内容もさることながら、ドイツ語は演説するための言葉だなぁ、と関心した。


左が会場の様子だけれど、この外にも人が溢れていたわけで・・・。集会の後パレードするために道にでるまでがまたまた大変だった。ちょっとコワかったのも事実。ま、皆さん平和を望んでいるので穏やかであったことが幸い。交通整理をしているお巡りさんに、「要領が悪い!」と怒鳴っている人はいた。落合恵子さんが、「けが、熱中症、逮捕者無しで!」と言っていたけれど、私も心底そう願いましたワ。


パレードは3コースに別れる。私は途中で疲れたら抜けようかと思っていたが、結局終点の代々木公園まで歩いた。途中、沿道で拍手をしたり、手を振ってくれる人がいて嬉しかった。


主催者は6万人、警察はデモ行進に3万人と発表していた。が、フジテレビは2万5千人とか言ってるし。ま、完全無視よりは前進か。

2011年9月8日木曜日

脱原発アクションウィーク 9月11日~19日

ライプツィヒの記事を書きながら、NHKで見た「月曜デモ」のドキュメンタリーを思い出した。静かなデモではあったけれど人が集まり大きくなるにつれ、政府が武力行使してくるのではないかと、市民はかなり緊張していたという。東ドイツの国境を何度か渡り、チェックポイントチャーリーではコワイ思いもしたので、その気持ちは想像に難くない。意思を表すというのは、勇気がいるものだ。

私はどうなのだろう・・・。事故があって初めて目が覚めた「にわか」脱原発論者。シロウトには口を出すのがはばかられていたが、あれから半年、推進も反対もとにかく全部聞いてみようと心がけた。100歩譲って「福島の放射能汚染が人体に重大な影響を与えるほどではなかった」としよう。しかし怪しげな原価計算、電力会社のやらせが明らかになった。今日も暑いのになぜか節電終了。原発ナシだと値上げ原発有りだと値下げ、損害賠償もリストラも終わってないのになぁ。あれこれ全然腑に落ちない。

人体に及ぼす「影響がない」ということは喜ばしいことなのに、専門的な知識が無いので納得するのが難しい。なによりも「無い」という「メディア」の取り上げ方が信用できなくなっている。200歩譲って、安全になっていると素直に信じるとしてもだ、核廃棄物処理問題、これ、どう考えても大問題。モンゴルに埋めるって?冗談もほどほどにしていただきたい。これだけでも原発は選択肢にはならない。

9月11日から19日までは「脱原発アクションウィーク」。
9月6日に1000万人の署名を集める呼びかけ人、大江健三郎さんらの声明が発表された。
「本当に悪いものだったら、誰が止めてくれるだろう」というのは、そろそろ卒業。
私もこのウィーク中どれかに参加しようと思っている。フツーの人が声を上げるために。

2011年9月3日土曜日

「原子力に反対する100個の十分な理由」

自然エネルギーのみを供給するドイツのシェーナウ電力会社は主婦のウアズラ・スラーデクさんの反原発運動から発展した電力供給会社で、現在の顧客数は12万人。「原子力に反対する100個の十分な理由」というドイツにおける原発の問題をまとめた冊子、是非日本人にも知って欲しいと日本語版をまとめた。勉強不足で内容に関してはコメントできないけれど・・・・。


主婦が電力供給会社を設立してしまうなんて、頼もしい。「反対」ではなく、「前向きな行動」、これが今後のカギかな?


日本人には100のうち、とりわけ以下を参照して欲しいとのこと

#18 放射能の汚れ仕事
#25 地震の危険性
#28 保険
#29 破局的な大災害
#31 悪天候
#34 ホウ酸
#36 チェルノブイリより悪い事態
#38 故郷の喪失
#40 ヨウ素剤不足
#66 安定供給
#81 生存権
#87 倫理
#102 チェルノブイリ

2011年8月29日月曜日

ヨルダン原子力協定採決、キャンセル

ドレスデンを歩いていて見つけた旗
ドイツで旅行中、TVニュースは経済問題一色で、もう福島の話題を見ることはなかった。鉄道に乗れば車窓からは風力発電の大きな風車が目に付く。町を歩けば、「原子力発電? 結構です」の旗。旅行でのんびりしようと思っても、原発のことが気にかかる。

帰国して、8月18日のエネシフの勉強会に参加。東京新聞の野呂デスクは「内戦だと思って記事に取り組んでいる」と言い、ジャーナリストの今井一さんは「政治家などあてにせず、もう自分たちの力でやろう!」と力説。
まだ、ジャーナリズムは死んでない。大手メディアが忘れさせよう(?)としても、そう簡単には忘れられない。

8月上旬、原発輸出は当面継続方針と報道があった。その後、8月24日の「ヨルダン原子力協定の採決」についての参考人質疑が行われた。冒頭参考人の発言から、「福島原発事故の収束も事故究明も終わらぬうちから、協定を承認すべきでない」との意見が相次ぐ。日本原子力研究所の青柳長紀元研究員のとつとつとした答弁、頷くところ多々。青柳氏は、「(米国の)ワールドウオッチ研究所の報告も原発は収れん・終息、再生可能エネルギーの流れが明確に出ていることを指摘」と説明。そしてこの世界的トレンドを見ながら日本の将来の姿を決めるべき、と言う。最終処理問題を考えると、再生可能エネルギーへのシフトは当然だと素人の私は思うのだが。


そして25日、今国会での審議・採択が正式にキャンセルされ、継続審議されることになった。
大手メディアがまたまた無視したけれど、世の中は少しづつでも誠実に動き、後戻りしていないことを切に願う。
少々長いけれども添付の録画を見てほしい。

衆議院TV
http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib3.php?deli_id=41222

2011年7月21日木曜日

みんなのエネルギー・環境会議

本日、7月31日に長野で開催される会議の記者会見が開かれた。
「日本では対話の仕方、議論の仕方(民主主義の基本)が育っていないのではないか」
「誰かに決めてもらって後で文句を言う」
あ〜、耳が痛い。


エネルギー民主主義ではなく、エネルギーで民主主義を考えようと提案をしている。
「こうあるべき」という特定のスタンスを打ち出すのではなく、再生エネルギー、原発についての賛成/反対を含め、様々な立場や考え方をオープンに論議、対話する場を作ることを目的にしている。


とにかく対話、メディアからのまた聞きで判断せず、いろいろなところに足を運ぼう。直に話を聞くと、その場の空気の明るいこと!
菅さんがどんな人かはもちろん分からない。でも、がんがん引っ張っていくリーダーシップよりも、ボトムアップで理性的に政治を動かすことができる国の方がいい。軍事クーデターも暗殺もなく、ソーシャルメディアも自由に使える成熟した国に住んでいるのだから。

 

 

 

 

 



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2011年7月15日金曜日

こんなブログ

「脱原発」を掲げて3度の福井県知事戦を戦った高木文堂さんのブログ
7月12日の記事。スッキリとか書かれていて分かりやすい


首相の苦し紛れの延命策と言われながらも、原発の再稼働をめ​ぐるストレステストの導入で、「脱原発」 vs.「原発維持」という対立軸ができつつある。再稼働をめぐり、あえて海江田経産相と対立してみせたことで、敵は産官複合体の中にある「原子力ムラ」であることを示すことができた。しかも、九州電​力のやらせメール事件のせいで、原子力ムラの住人が姑息で卑怯であるというイメージが次第に浸透している。また、経団連の米倉会​長が管首相の術中にはまって守旧派丸出しの対応をするので、経済​界の中でもソフトバンク孫社長楽天三木谷社長など脱原発派​との対立の構図が鮮明になってきた。管首相は「郵政」を上回る政治鉱脈を掘​り当てたといえよう。「脱原発」解散の可能性は急速に現実味を増​している。


解散に関してのみ、今はどうかなぁと思う。それにしても「原子力・ムラ」じゃなくて「原子・カムラ」に読めてしまう私。「カムラ」なんて言葉は無いけれど、なんとなく「闇の世界で強そう」な響きが・・・。

2011年7月1日金曜日

エネシフジャパン 

新聞を読んでいると、政治の混乱ばかりが目につく。TVの番組で、政治家の姿は「彼らを選んだ自分たちを映す鏡だ」と言っている人がいた。そうだな・・と、自らも情けない気分になってくる。最近はそうしたマスメディアの目を通した情報は最低限に、あとはソーシャルメディアを見るようにしている。その気になればいくらでもダイレクトに情報を得ることができる。そうすると世の中捨てたものではないと思える情報も手に入る。

エネシフジャパンは原発や化石燃料から自然エネルギーへのシフトを呼びかけている国民と議員の共同イニシアティブだ。”呼びかけ人”を見ると、そうそうたる市民メンバーに目を見張る。また、超党派で議員が名前を連ねているのを見てとっても嬉しくなってしまった。近い将来の政界再編成、そんな希望をうっすらと感じちゃったりして・・・。勉強会の様子はサイト内にリンクされているUstreamで見ることができる。興味深い話ばかり。

被災地域の復旧は最重要事項だと思う。そしてできることなら、自然に優しい街として復旧、復興がなされたらと思う。岩手県葛巻町のような街に。因に町長が普及しない一つの原因にあげている原発コストは、自然エネルギーに比べて決して低いものではないことがじわじわと周知されてきている。

自然エネルギー自給率180%の岩手県葛巻

2011年6月27日月曜日

新しい日本をつくる

最近日経を読むといろんな意味で憂鬱になるのだけれど、24日の文化庁長官、近藤誠一氏の「あすへの話題」は胸に迫るものがあった。文化庁のサイトでは一月からの同氏コラムが掲載されている。

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「・・・ここでは子どもも大人も老人も、危険にとりかこまれながら、有為な年月を送るのだ。おれも・・・自由な土地に自由な民とともに住みたい。そうなったら、瞬間に向かってこう呼びかけてもよかろう、留まれ、おまえはいかにも美しいと」(ゲーテ『ファウスト』相良守峯訳)
(中略)
もしヘーゲルがいうように、哲学は時代に先駆けるのではなく、終わりを総括するものなら、今高まる日本文明に関する論争は哲学者に任せ、我々は次の時代づくりに専念すべきだ。古来、時代を作る力の源は、実は指導者の理念ではなく、国民の行動の積み重ねだった


目指すは、持てる才能、技術を文化的で、弱者に優しく、自然と共生する社会の構築に使うことだ。バーベキュー(筆者が週末に参加したチャリティー)ではこうした時代づくりが、国による将来像作りを待つことなく、すでに個人のレベルで地道に始まっていることを知った。


目指す社会はエキサイティングなものではないかもしれない。でも目標を達成した社会とはそんなものだ。ファウストに「おまえはいかにも美しい」と言わせたのも、自然の中で助け合う自由な開拓者の姿である。(後略)
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自分でできることをやって、自由な心で、胸を張って生きていこう・・・。

2011年6月16日木曜日

自然エネルギーに関する「総理・有識者オープン懇談会」

6月12日に官邸で資源エネルギーに関するオープン懇談会がネット中継されたのをご存知だろうか。

有識者は5名、皆すばらしい。岡ちゃん、ただのサッカーおやじではない。坂本龍一さん、よくぞ言ってくれた!声を出したいけれどなんといっていいのか分からない、そんな多くの人たちの気持ちを代弁してくれていると思う。

そして、土俵際で激しい粘りを見せる菅総理、なにが粘りの原動力か考えていた。この中継を見て思う、たいせつな法案を通すまでは辞められないよね。彼が好きか嫌いかは別にして、一部のメディアに好き勝手書かせていてはいけないな、とつくづく思う。

ソーシャルネットワークが官邸と国民を直接つなぐ時代がきた。これははっきり言ってすごい。最後に田坂内閣官房参与がおっしゃっていたけれど、民主主義の新しいあり方の一歩。福山福官房長官も最後の方に政治の在り方に関して大変いいこと言っている。国民主権とはどういうことなのか、私たちが自分の選択に一票に責任を持たなくてはいけないということを今更ながら強く感じた次第。

少々長いけれど、是非見てほしい、いや絶対見て
>>>オープン懇談会

出席者:
・枝廣淳子 環境ジャーナリスト
・岡田武史 元サッカー日本代表監督
・小林武史 ap bank代表理事
・坂本龍一 ミュージシャン (ビデオメッセージによる参加)
・孫 正義 ソフトバンク社長
[司会]藤沢久美 シンクタンク・ソフィアバンク 副代表