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2012年1月22日日曜日

姉妹

家城巳代治監督、新藤兼人脚本の「姉妹」(1955)を見た。発電所がある山間の村に住む姉妹の物語。姉妹は、発電所で働く父、優しい母、小さな弟3人との7人暮らし。父親は発電所で働いていて人格者。母は良妻賢母。姉の圭子(野添ひとみ:美しい!)はクリスチャンで物静かな性格、妹の俊子(中原ひとみ:可憐!)は天真爛漫で物怖じしない性格。


発電所には人員整理の波、従業員の事故死、近くの農家からは食うに困った母親が北海道に移住する旅費のため娘を買って欲しいと頼みに来たり。父は亡くなったり首切りにあった従業員の家族の手前、俊子に修学旅行をあきらめるように言う、また俊子が買ってもらうはずだった靴のお金を農家の人に渡してしまったり。そのつど理由を丁寧に説明し、理解を求める父は、「他人は他人だといわれればそれまでだけど、それが自分の生き方だ」という。


買ってもらえなかった靴や参加できなかった修学旅行に対する不満よりも、一生懸命生きている人たちが不幸になる、という世の中の不条理に疑問を持つ俊子。俊子は姉の圭子に「いい人や真面目な人が報われないのはなぜ?」と尋ねる。圭子は「神が与えた試練なのよ」と答える。しかし淑子は言う、「政治の失敗よ」。


しかしけして暗いだけの映画ではない。村人たちは苦しい生活の中に小さな喜びを見つけて生きている。それは故郷から送られてきたスルメイカだったり、赤ん坊の顔を見ながらの野良仕事だったり。ささやかで何とも切なくなるけれど、本当の幸せというのはこんなものなのだと思ったりもする。
そして、今盛んにリストラが叫ばれている電力会社、その60年前の姿を見て複雑な重いがする。


去年から続いている山田洋次監督の選んだ100本の映画、どれも本当に面白い。

2011年12月19日月曜日

黄金の日々

今月の日経「私の履歴書」は松本幸四郎(6代目市川染五郎)。
私の高校生の時のアイドルは、6代目市川染五郎さんだった。かなり真剣。そのきっかけになったのが、先ごろ亡くなられた市川森一さんが書かれたNHK大河ドラマ、「黄金の日々」。キュロットスカートの助佐(呂宋助左衛門)が染五郎さん。

根津甚八(五右衛門)や川谷拓三(善住坊)のキャストは新鮮だったし、唐十郎、李麗仙、という状況劇場の俳優はかっこ良かった。劇団四季でトニーやジーザスを歌っていた鹿賀丈史が、TVに登場して驚いたっけ。夏目雅子や竹下景子は初々しくて美しく、栗原小巻(美緒)は凜としていた。鶴田浩二、緒形拳、児玉清、宇野重吉、神山繁、丹波哲郎、高橋幸治・・・、素敵な俳優をあげたらきりがない。

あんまり真剣に見たので日曜日1回で大体セリフを覚えてしまい、土曜日の再放送では、登場人物と一緒にしゃべった。そして、一年が過ぎ、ああ、もう終わってしまったのだ、二度と見られないのだ、とサミシイ思いをしてたら、なんと歌舞伎座で舞台になるという。あの助左衛門@染五郎がナマで見られるのだ!高校生には切符は高かったし、一人で行くのも何となくさみしいので、踏ん切りがつかないがやっぱり行きたい。そこで、乗り気でない友達を説き伏せ一緒に見に行ってもらった。美緒は坂東玉三郎さん、他も片岡孝夫さんとか名だたる俳優が出演なさっていたけれど、やっぱりTVとはちょっと勝手が違い、思ったほどコーフンしなかったことは覚えている。でも見にいかなかったら一生後悔したことだろう。

さて、今日の「私の履歴書」はまさにその「黄金の日々」について。その中で、「黄金の日々」を高校生の時に見て、人生の指針にしたいと行ってくれた人に十数年後に出会った。劇作家の三谷幸喜さんで、テレビドラマ「多様のレストラン」や時代劇で一緒にお仕事をした。とあった。

実は三谷幸喜さん、もちろん名前は知っているけれど、あまり作品をちゃんと見たことはない。しかし、同じようにあの番組にのめり込んでいた高校生がいたのかと思うと、素直にとっても嬉しい。
幸せな一年だったな、昭和53年。

2011年9月15日木曜日

おひさま 主題歌フルバージョン

この前始まったばかりと思っていたらもう9月。
私の祖母の時代のお話なのに、基本的には世の中変わっていない。我が身を振り返り、身につまされたり、これでよかったのだと思ったり。
それにしても若尾文子さんはほんとにお美しい。
ナツコ先生もご健在だったし、これで丸庵のお父さんとお母さん、須藤のお父さんもお元気だったらスゴイ!

平原綾香さんの歌、すてだなぁと思っていたらYoutubeにフルバージョンが出ていた。
期間限定!

2011年7月20日水曜日

Dr. House Season 6

楽しそうな医師たち
シーズン5では、鎮痛剤の過剰摂取による幻覚に悩まされるハウス。後ろめたさと後悔も極限だったのだろう、アンバーが「Can you see me
?」とばかりにあらわれ、消えてくれない。メリンダを呼んだ方が良かったか。しかもカディに思いが通じてあんなに喜んでいたのに、全部妄想・・・。ようやく観念して自ら精神病院に向かったハウス。

幻覚は見なくなったものの、いたずらするやら、薬は飲まないやら、精神科の先生をバカにするやらで、反抗ばかりして退院させてもらえない。肉体的な疾患はお手の物だけど、精神的な疾患に関しては思うようにいかない。ついに同じ病棟の患者を自分なりに診断(?)し、大けがを負わせてしまったおりには、もはやハウスの神通力もここまでか、と思った。そんな中、入院患者である義理の姉の見舞いに訪れる知的な人妻リディアが気になるハウス。存在感ばっちりで何かあるかも・・、で、リディアが病気で倒れ、それをハウスが救うのだ、と想像してみた。しか~し、まさかハウスが彼女に会うため、外出許可を懇願するほどのロマンスが生まれるとは。リディアを演じるのはフランカ・ポテンテ(ラン・ローラ・ラン、ボーンシリーズ)。

フランカ・ポテンテ@リディア
ハウスの回復と言うのは、はたしてどういう状態を指すのか。どこからどこまでが性格なのか、病気からなのかよくわからないし。まず、薬を飲む行為ではなく、治すために薬を飲むという意思、これは彼を変えただろう。天邪鬼ハウスにはバイコディン以外は受け入れがたく、そのあたりの葛藤がよく伝わってきた。そして恋愛や音楽。これはもろ刃の剣、でも、ハウスには何よりもの良薬だったみたい。

シーズン5では悪化の一途をたどるハウスの薬物依存。どうなっちゃうのだろうと心配していたけど、こんな形でトンネルを抜けるとは。いつものようにハウスマジックが飛び出さずとも、しっとりと見ごたえのある2話だった。そして来週からまた病院のクルーにあえる、楽しみ。

2011年5月14日土曜日

名探偵コナン テーマ曲

ワカ様、エンエンと続く「名探偵コナン」を読んでいる。先は長いので、はじめは一ヶ月に一冊なんてケチケチ買っていたら、マンガ大好きの私の妹がクリスマスプレゼントにドーンと20冊も大人買い。そうなるとどんどん先が読みたくなる。どうせ何度も読むわけではないので、古本を買ったらお小遣いが浮くよ、と言ってみた。1、2冊は買ってみたようだけど、「やっぱり新しいのがいいんだよね」とお年玉を取り崩してでも買っている。「お母さんも読んでみれば?」と勧められているけど、私のマンガを読む速さを見たらワカ、びっくりするだろうなぁ。そのうちこの特技を披露してやろう。

好きになるといろいろ読み方に凝り始める。コナンのテーマソングをかけながらだと、ムードが盛り上がるらしい。恥ずかしくって言わなかったけど、私も中学生のときマンガに合う曲を”カセット”でかけながら読んでいたのだ。ワカは初めの頃Youtubeで選曲。しかしこの方法だと一曲ごと再生しなくてはいけないし音源も良くないのでCDを探した。見つけたけれど結構高かったらしく、オットに直談判している声が聞えた。オットはアマゾンからCDの”定期便”が届くたびに「また、買ったのぉ」と私にイヤミを言われている。ついに同志が出来たとばかり、「OK!」という声がうれしそう。あまい・・。

さて、CDが届くと「聞いて聞いて、結構いいんだよ」とそれはそれはうれしそう。「何で私がコナンなのだ」と乗り気じゃなかったけど、耳が減るわけでもないので聞いてみた。あれぇ、どこかで聞いたことがある。いや、そっくりなのだ、あのなつかしの「太陽にほえろ」のテーマ曲に。で、調べてみたら道理で似ているはず、コナンも太陽も作曲者があの大野克夫さんで一緒だったのだ。大野克夫さんといえば「傷だらけの天使」もあったよね。ジュリーの曲はホントにかっこよかった。意外なところでは大竹しのぶの「みかん」も大野さんだったんだって。

今頃と思われるもしれないけれど、私みたいにコナンのテーマ曲を知らない皆さんはここでどうぞ

ついでに「太陽にほえろ」も

2011年2月16日水曜日

マッドメン MAD MEN

みなさん、きちっとしてます
BSフジでの放送は真夜中過ぎて見られなかった。AXNが満を持して放送開始と言っているけど、TVはある意味生ものだから・・・。とにかく見られて良かった。

Mad MenとはNYの大手広告代理店が集まっているマディソン・アヴェニュー(Madison Avenue)の広告マンを指す。1960年代の社会が緻密に描かれており、その映像はTV番組というより映画のよう。生活習慣こそ違え、あの頃の雰囲気が色濃く映しだされ、アメリカ人でなくてもノスタルジーを感じる。サマンサのダーリンとラリーが底抜けに明るい広告マンであれば、こちらは真面目で暗い広告マン。主役ドンはジョン・ハム。「The Town」でしつこくベンアフレックを追いかけまわしたFBI役。きりりと引き締まったわけありの面持ちが渋い。

今思うと不思議な時代だ。男、女、白人、黒人はそれぞれの役割があり、その枠の中で動いている。礼儀、秩序が保たれているかと思いきや、喫煙、人種差別、女性蔑視等が当然のごとく日常にある。しかし、たばこの害を社会が認識し始め、女性も家庭以外の世界に進出し、時代の変化は見え始めている。私、まさしくこの時代に生まれたわけだけど、改めてビジュアルに60時代を振り返ると、子どものころにクラーク・ゲーブルの映画を見たとき感じたような、隔世の感がある。

AXNのクイズに答えるとMAD MENバービー人形が当たる
ファッションも見ごたえばっちり。公の場では男子は髪をなでつけ真っ白なピシッとしたワイシャツを着て、女子は髪を結いあげ、ワンピースをピッチリと着こなしている。そういえば私たちの母は、デパートや子どもの学校に行くときでさえきっちりとおめかししていた。今はドレスコードがどんどん緩やかになり、カジュアルとフォーマルの境目が曖昧。1万円のスーツと10万円のブランドカジュアルでは後者の方がステータスがあったりする。世の中の価値観の多様化には息つく暇もない。自由がなさそうに見える60年代のルールのほうが簡単に思える私は、やっぱり昔の人なのか。

2011年1月13日木曜日

てっぱん

さよこさん、神田さん、有馬さん。

時代、背景、国籍、体型、何一つ共通してないのだけど、それでもあえて言っちゃうと、オスカル、アンドレ、ジェローデルがなぜか頭に浮かんだのであった。

ジェローデルの入浴剤だって・・・スピンオフもここまで来たか。

2011年1月12日水曜日

マーガレット サッチャー Margaret Thatcher: The Long Walk to Finchley

サッチャー役のアンドレア・ライズブロー
食料雑貨商の娘マーガレット・ヒルダ・ロバーツはオックスフォード大学で化学を専攻し、研究者としてライオンズ社に就職し、アイスクリーム添加物の仕事に携わっている。父の薫陶を受け”鉄の娘”に成長した。趣味は「政治」と言い切るつわもの。

労働党の牙城であるケント州ダートフォード選挙区では美しい女性候補者として注目を浴びるが、無念の落選。後に首相になるエドワード・ヒースとはこのころから同胞でありライバルでもあるという関係が始まる。バツ一のあまりぱっとしない(あ、ドラマの中ですから・・・)、しかしとても優しいデニス・サッチャーに、自分から堂々と結婚の条件を述べてプロポーズ。妊娠中に弁護士資格取得。そして双子を出産し、「男の子と女の子を一度に産めたので手間が省けたわ!」みたいなことをケロリと言う。

すべてが政治を中心に回る生活。同じ女性からの女性政治家への偏見と差別、そして落選にさすがのマーガレットもへこむ。少し政治の世界から身を引くものの、丘に上がったカッパのようで、それを見ている夫のデニスも落ち着かない。ほどなくして政治の世界にパワーアップして復帰。その後も大衆層出身の彼女に対する上流階級の抵抗や、何度もの挫折を乗り越え、ロンドン北部フィンチリー選挙区でついに初当選を果たす。

打たれても、打たれてもますます強くなるその姿はまるで鋼。彼女はすでに若くして「鉄の女」だった。意思の強さ、ぶれない判断、物おじしない性格は、男でもあり女でもあり。いづれにせよあのずっしりと重い伝統の社会で頂点まで上り詰めるというのは、男であっても並大抵のことではないだろう。くじけそうな時に夫から「弱みを強みに変えることだ」と助言され、自らの弱点である”女性”を強みに変えるため、ブロンドに髪を染め直しフェロモン全開でいざ出陣。そのあっけらかんとしたたくましさに何かとても明るい気持ちになった。

サッチャーの功罪についてはいろいろと書かれている。例えば失業者を増大させ、地方経済を不振に追いやったと言われる一方、労働党ブレア首相の改革はサッチャーによる財政立て直しの財源がなければなしえなかった、など。歴史的な評価が定まるにはまだまだ時間がかかるだろう。現在彼女は認知症の症状が進んでいるという。

彼女の言葉で面白いものを一つ。
「言ってほしいことがあれば、男に頼みなさい。やってほしいことがあれば、女に頼みなさい」

2010年12月8日水曜日

グッドワイフ

大人のにおいぷんぷんアリシア
製作総指揮はリドリー・スコット。

ピーター(クリス・ノース”セックス・アンド・ザ・シティ”のビック!はイリノイ州の州検事総長だった。ところが、汚職容疑で逮捕拘留される。ピーターははめられたと無実を訴えるが、売春婦との関係がリークされ、アリシア(ジュリアナ・マルグリースは何を信じていよいのだかわからない。と、いうよりもどちらかと言うと、完全にピーターを疑っている。とにかく2人の子どもをかかえ、生活のため仕事を始めなくてはならない。もともと弁護士だったアリシアは、友人ウィルの弁護士事務所に就職。ほっとしたのも束の間、実はもう1人の新人弁護士ケリー(マット・ズークリー)と、1つしかない弁護士のポジションを争うことになっていたのだ。

一話完結なので、見逃しても総体的な話を見失うことはない。とはいえ、ピーターの汚職疑惑に関しては、ゆっくりゆっくり進展する。アリシアは弁護士として嫌疑をかけられたクライアントの立場に立たなくてはいけない。アリシアは数々のケースを通し、ハナから疑っていた夫ピーターを妻として少しずつ信じる気持ちが増していく。アリシアだけでなく他の登場人物の心情も変化、もしくは本当の姿が見えてくる。最初は計算高く思えた弁護士事務所の上司ウィル(ジョシュ・チャールズ)やダイアン(クリスティン・バランスキー)も、実は正義感が強かったりする。

かっこいいカリンダ
いい味出しているのは、同じ事務所で働く内偵員のカリンダ(アーチー・バンジャビ)。クールなインド系美人。弁護士の裏付捜査をするのだけれど、カンは鋭く、人脈は広く、アンテナは高い。そして、謎めいていて、かっこいい。バンジャビはこの役でエミー賞を受賞した。

家庭や夫のことで私生活もパンパンのアリシア、職場で弁護士同士争っている暇もない。そのせいかコワイものなしの直球で、エレガントに事件に取り組む姿は頼もしい。男性社会の中で奮闘する女性という描き方ではなく、母として妻としての側面が女性の社会性を高めている。実際、こんなにうまくはいかないだろうけれど、ひとつの理想的なロールモデルとして観ることが出来る。グッド・ロイヤーではなくて、グッド・ワイフなのがミソかな。


2010年12月5日日曜日

トゥルーブラッド シーズン1

LaLaTVで秋からはじまった、トゥルーブラッド シーズン1は12回で終わってしまった。主演はすっかりおとなになったアンナ・パキン(人間)とスティーブン・モイヤー(ヴァンパイア)。2人は実生活でも恋人になって、今年めでたく結婚した。

アメリカでの評判を聞き、オットはワカに「またオモシロイ番組が始まるぞ!」と吹き込んでいたので、ワカはと~っても楽しみにしていた。しかし月曜日の10:00からの放送で、翌日学校で居眠りすると困るのでワカだけ別の時間帯で見ることに。

さて、ホームページには、
これまでになかった大人のための刺激的なラブストーリー
とか、
登場人物たちの紡ぎだすセクシュアルで危険な世界を捉えた映像も幻想的で艶やかしい
ってなっているけれど、 第1回を見終わって「絶対ワカには見せられないなぁ」と思った。オットもそう思ったらしい。「大人になるまで見てはいけない番組だから」とワカには見るのをあきらめてもらった。そんな具合なので、「なんだかなぁ」と思いながら見始めたものの、回を追うごとに俳優陣がなかなか素晴らしいのに目を見張る。どんなに登場人物が変なことしても、バカっぽくってもカンに触らないのだ。それどころかますます面白くなってくる。

特に収穫だったのは、主人公スーキー(アンナ・パキン)のお兄さんジェイソン役のライアン・クワンテン。かなりの単細胞でリアルにこんな人がいたら絶対お会いしたくないわ、と言うような役柄。そんなつける薬が全くなさそうなジェイソンに、いろいろな側面を付け加えおもしろいキャラクターを作り上げている。出番の半分はツンツルテンのためナイスバディが条件だったのか、その鍛え上げられた体には頭が下がる。自分を捨て切らないとあの役はできないだろうなぁ、まさ体当たりの演技。今年ギャップの広告に出ているというので、近所のお店に行ったらちゃんとポスターが掛っていた(右)。

社会問題もふんだんに盛り込まれて、下品な世界を上質に描くセンスはすごい。この番組を制作したHBOは有料ケーブルTVで、視聴料が主な財源になっているとのこと。ある程度の収入のある視聴者が見るチャンネルだということで、なんとなし頷けるところがあった。アメリカでは第4シーズンが決定していて、日本では2月ごろから第2シーズンが始まるらしい。

2010年11月26日金曜日

Dr. House シーズン5

履歴書用(うそ)
シーズン5の第20話。
ワカと2人であっけにとられる。カトナー(カル・ペン)が一言も発せず死んじゃった!しかもワンショットもなく、後姿でさえない床に倒れた体の一部分が写っているだけ。何とも唐突な。エ~ン、結構好きだったんだけど・・・。ハウスもショックだったみたいで、自殺の理由がどうしてもわからないから、彼の両親に悪態ついたり、あろうことか他殺説まで持ち出す始末。

さて、本国では2009年の春にあった出来事。彼の降板理由は結構話題になったようで、手術シーンがコワくて番組を見ていないオットでも知っていた。だからいまさら何だけど一応説明すると、カル・ペンはオバマ政権での仕事を引き受けたそうだ。国民の窓口となる機関のアソシエイト・ディレクターという職務らしい。俳優がなぜわざわざ年収下げてまで政治の仕事に?と思ったけれど、彼はペンシルベニア大学で教鞭もとっている多才な人のようだ。そして、今年6月には政府の仕事を退き、また俳優業に復活したらしい。

実は死んでいなくって、第7シーズンから復活ってことにはならないかしら。・・・それじゃあ流行りのバンパイアものになっちゃうか。「手術室で"トルゥーブラッド”片手に酒盛り」なんてね。

2010年10月27日水曜日

朝の連ドラとお好み焼き

大家さん(おばあちゃん)役の藤 純子(ふじ じゅんこ)⇒寺島 純子(てらしま じゅんこ)⇒富司 純子さん(ふじ すみこ)がステキ。現在は”ふじすみこ”さんとなっているのをゼンゼン知らなかった。日本の食材でお料理をして、姿勢よく食事しているシーンが見ていて気持ちいい。

そして、中村玉緒さんの語り。秘密にしていたあかりと大家さんの血縁関係が他の下宿人にばれたとき。「あ”あ”~!」というドスの利いた声。一瞬ふじさんの声かと思ったけれど、口をあけてない。中村さんの声だった。

そして、そして、劇中の音楽がなかなか。メロディーがいいし、効果的に出しゃばらずに大阪弁の世界をマイルドにしている。

さて、あかりのお好み焼きの焼き方はわたしが小さいころ駄菓子屋で食べたのとおんなじ!でも尾道ではなくって、名古屋。祖母が名古屋に住んでいて、行った時は必ず10円持って駄菓子屋に食べに行った。

焼き方は一緒だけど違うのはソース。とろみのないシャビシャビのソース(確か「コーミソース」)。お好み焼きに刷毛で塗るとソースがしっとり生地に浸みていく。名古屋風お好み焼きというのがあるのかどうか知らない。近所に3軒ほどあった駄菓子屋が皆同じ焼き方をしていたので、少なくとも60年代の名古屋の駄菓子屋では尾道とおんなじ焼き方をしていたのではないかなぁ。食べたくなってきた。

2010年6月30日水曜日

杉X太X

「ゲゲゲの女房」を毎日楽しみに見ている母との会話。

私 「日曜日に渋谷駅前で杉村太蔵くんがいたのよ。」
母 「ええっ? NHKの仕事かしら」
私 「いや~、そんな風には見えなかった。たった一人でさみしそうな感じだったし。」
母 「ま、普段はそうなのかもね。」
私 「彼がグググっと平均年齢下げているよねぇ。」
母 「そうなのよまだ20代なのよ、彼。」
私 「もう30越えたと思うよ。」
母 「この前29って言ってたわよ。」
私 「(いやに詳しいと思いつつ)政治家続けるのねぇ。」
母 「???」

私が杉村太蔵と言った瞬間に、母の頭には杉浦太陽くんがにこっと立っていたようだ。

2010年6月8日火曜日

モロー反応

「ゲゲゲの女房」の赤ちゃん、かわいい~。生後数週間にしてはちょっと大きいしあんな風に笑うことはないと思いつつ、TVだからこういうのもありと、かわいい赤ちゃんで朝から映像ビタミン吸収。
大抵の仕事には訓練期間があるのに、お母さんとお父さんにはない。茂さんのように当たり前のことを言ってくれるお父さんがいてくれたら、お母さんはとっても助かる。私はもっぱら松田道雄先生にお世話になったけど。あ、オットにもね、もちろん。美智子さんが言っていたことはまさしくその通りで、特に一歳までの赤ちゃんは”生命”そのものを見ているようで、面白かったし楽しかった。

さて、今日の番組の中でお父ちゃんが襖をバタッとあけたときに、モロー反応らしきしぐさをした赤ちゃんのおててがちらりとうつっていた。本当にちらりと。モロー反応は原始的な反応で赤ちゃんがマイルドなショックを受けたときに、広げた両手が何かをつかもうとするように動く。お猿さんの赤ちゃんが、両手を広げてお母さんのお腹をつかもうとするような感じ。たとえば沐浴で背中がお湯についた瞬間とか、お布団に下ろした瞬間とか、聞きなれない大きな音がしたときとか。ワカを育てているとき、突然現れるこの一種のボディーランゲージがなぜかツボにハマった。モロー反応は3~4か月で消えていってしまう。お猿さんから人間の赤ちゃんになってしまうのだ。どんどん表情も増えて動きも活発になってかわいくなっていくんだけど、なくなっちゃった時はなんだかさみしかったなぁ。

2010年5月21日金曜日

ゲゲゲの女房

篤姫様御養育係の2人を前に、何人の人が朝から泣かされたことだろう。私もその一人、正確に言うと化粧が終わったあとだったので、グググっと涙を下まつ毛の縁で我慢。そしたらハナミズが出てきた・・・(やっぱりつながってるんだ)。

私の伯父が戦争中にジフテリアで5歳で亡くなったことは、祖母や母から聞かされていた。子どものころにその話を聞いたときは、「伯父さんがいたんだな、会いたかったな」と思うくらい。でも自分の子が5歳になった時その話がふと頭をよぎり、とどれほどつらい経験だっただろうと考えると言葉も出なかった。ミチコさんともう亡くなった祖母が重なり、ますますボーボー。
子どもの心配でストレスがたまることも多々あるけれど、それも生きているからと朝からしょっぱい幸せを味わった。

2010年4月18日日曜日

有馬稲子さんの「私の履歴書」

今月の私の履歴書は有馬稲子さん。
有名な方だし、映画も見たことがあるので勿論知ってはいるけれど、私の印象はむか~し見た「おからの華」で止まってしまっている。調べてみたら1974年の月曜夜10時から放送されてたので、リアルタイムでは見ておらず、おそらく夕方の再放送でも見たのかもしれない。主演は中村玉緒さんで、豆腐屋の主人が藤岡琢也さん、その息子が本郷功次郎さん、その恋人が有馬稲子さん。何が印象的だったかというと、藤岡琢也さんを除き、後の3人は高校生くらいの設定から演じていたのだ。本郷功次郎さん一体何年学生やってるのだろう、有馬稲子さんのおさげ髪といい、中村玉緒さんのギャクの入った田舎娘といい結構なインパクトがあった。

先週の有馬さんの「私の履歴書」には「おからの華」を見た時よりもインパクトがあった。ある監督との恋とその破局の物語だったのだが、彼女の子ども世代の私にさえその監督が誰だか容易に分かる。既にその監督は故人となってしまっているのだが、彼女の中にはまだまだいき続けているようだ。ここまで書くかと結構びっくりしたけれども、ある種の潔さも感じた。来週はどんな話が飛び出してくるだろう。

2010年4月7日水曜日

超級星光大道 Whitney Houston

「超級星光大道」は「スーパースターへの道」とでも訳せばいいのかな。見たことないけれど、台湾の「アメリカン・アイドル」みたいな番組だと思う。
Youtubeで見つけたこの男の子。ヴィジュアルと歌がミスマッチなのが(失礼)マイナスに働くどころか、ますます彼の歌を際立たせているのはスーザン・ボイル並み。
タイトルをクリックしてちょっと音量を上げて見て下さいまし。

2010年3月29日月曜日

ゲゲゲの女房

2003年、日経で水木しげるさんの”私の履歴書”が連載された。1ヶ月間その波乱万丈の人生を読むのが毎朝楽しみだった。特に印象的だったのはニューブリテン島での戦争の話。次から次へと襲う困難を潜り抜けまさに奇跡の連続。悲惨な経験の中で、いつも自身を忘れず、そして次元の高いユーモアをもち続ける(ご本人は真剣かも知れないけれど)水木さん。

しかし、私は「ゲゲゲの鬼太郎」がそんなに好きだったわけではない。なぜかというと妖怪どころか人間そのまんま、笑えるツボ満載のねずみ男(怪奇大学不潔学科卒)が、子供のころ本気で嫌いだった。なんで鬼太郎はあんなに胡散臭い人に、しかも、いっつもだまされるのか、そんでもってもっとなっとくかないのが、鬼太郎がすぐねずみ男を許してしまうこと。だから猫娘が出てくるといつも安心していた。子どもゆえにマンガというよりもっとナマナマしく見てたのかも。妖怪って人間の精神世界をデフォルメしたようなものだもの。

さて「ゲゲゲ・・・」の第一話、お見合いの年が昭和36年とあって、正直たまげた。なんだか街の風景がとっ~ても古く見える。私が生まれたのって、こんなに昔だったか・・・?

2010年3月26日金曜日

ウェルかめ

今日でオシマイ。慌しい出勤前にしばしのんびり化粧をしながら見ている朝ドラ。半年ごとに切り替わるので、季節の変わり目を感じさせてくれる。かめ子は編集、お母さんは民宿、お父さんはサーフィン、おじいちゃんは漁、わたる君はかめ、ガールフレンドはふぐ、山田君はロボット・・・。その他の登場人物も皆、自分の何かを持っていてそのタンジュンさ(?)が面白かった。誰も意地悪しないし、登場人物も死ななかったのもよかった。景色は奇麗で、いつかお遍路さんしてみたいなぁ。

ドラマや小説みたいに残念ながらこれが私の道!なんて私には無縁だけど、胸に手を当ててみると自分の好きなことは簡単に見えてくる。それを細々と続けて、それで毎日が楽しければよし!

来週からは「ゲゲゲの女房」、またまた楽しみ。

2010年3月8日月曜日

カラオケ

生まれて初めてカラオケ屋さんというのに行った。さすが世の中は変わっていた。机の上に置いてあるポータブルゲーム機みたいなのに入力すると、画面に歌いたい歌がぱぱぱと現れる。ワカ~いころ、飲み屋にあるカラオケ装置は大かった。しかも電話帳のような歌全集から自分の歌いたい歌を探して、鉛筆で紙かなんかに書いて店員さんにわたしてた記憶がある。

システムにも隔世の感があったけど、何よりも歌!ぜ~んぜん聞いたことのない曲ばかり。試しに松任谷由実を見てみた。当然のことだけど、ユーミンだって新曲出しているので、ああ、知らない曲ばかり。「コブクロ」というのを聞いて、エコバックの話をしているのかと思ったり、「コウダクミ」を聞いて江沢民の話かと思ったり、「嵐」と聞いてさすが勘十郎とは言わないけれど、歌の方は一曲も知らない。新しい歌を知らないとは思っていたけれど、ココまで孤島に追いやられていたとは思わなかった。一緒に行った若いお母さんたちによると、知らないでいる方が難しいらしい。で、どこで曲を覚えるのか聞いてみたらTVで見るという。

そんな中、ひとり、ジュリーの歌で気を吐くお父さん。やっと知ってる曲が出た!と思いきや「ス・ト・リ・ッ・パー」って・・・。そんな曲もあったなぁ、と埃をかぶった記憶の片隅でかすかにメロディーがちらちら。新しい曲を覚えるのと同じくらい、この歌を覚えているお父さんに、びっくりした。今度は同世代で行ってみよっと。