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セルビアの夜はゆっくり始まる。日が暮れる速さじゃなくって、外出が始まる時間のこと。友人の友人と9時にレストランに行く待ち合わせをしたけれど、待ち合わせ場所に早くつきすぎてしまったのでカフェに入ることにした。
ベオグラードで一番古いカフェで名前は”
?”。
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中はそれほど広くなくて、使い込んだテーブルとイスが雑然と並んでいる。私はセルビアコーヒーを注文。これはクロアチアに行くとクロアチアコーヒー、ボスニアに行くとボスニアコーヒー、モンテネグロに行くとモンテネグロコーヒー。バルカンの方たちに怒られるかもしれないけれどいわゆるトルココーヒーである。コールタールのようなドロドロの上澄みを飲む。残ったドロドロで占いをする。お水とお菓子がついてくるのは日本の喫茶店と同じ。この赤いお菓子フルーツのゼリーで、食感は”ゆべし”。お客の年齢や性別はそれそれで、ゆったり、くつろいだ雰囲気でお茶を飲んでいた。ステキ・・。
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