そのタンタンをスティーヴン・スピルバーグ監督が映画化すると聞き、私はアメリカ風になってしまうのではないか、とちょっくら心配していた。が、取り越し苦労、原作のモチーフを生かした新しいタンタン映画、実に面白かった。
しかし、モーションピクチャーもここまで来たか。「ポーラー・エクスプレス」や「クリスマス・キャロル」を見たときもエライ技術だなと思ったけれど、今回は飛躍的にスゴイ。これが実写だとCGのやりすぎで、アニメーションだと夢の世界。その中間で実写の現実味をのこしながら、インディージョーンズ以上の冒険の迫力を十分楽しめるのだ。恐れ入った。
ディズニーの「白雪姫」、女優が白雪姫の衣装を身にまとい、絵コンテどおりに動いてもらって撮影。その動きを動画にトレースしたという、アナログなモーションピクチャー。なんだかあの世界を思い出してしまったワ。細部まで愛情とこだわりをもって創ると、テクノロジーに息が吹き込まれる、そんな映画。
キャストはタンタンがジェイミー・ベル、あの「リトルダンサー」も25才!。面白くてとぼけていて最高なハドック船長はアンディー・サーキス、「猿の惑星:創世記」で「主役」のシーザー役。今度は生の顔見せてね。で、悪者のサッカリンはダニエル・グレイグ様、怖い顔でも声がステキ。
全く新しいタンタンの世界、おすすめ。スノーウィーも待ってるよ!
元祖タンタンとスノーウィー |
映画のタンタンとスノーウィー |
タンタン!!
返信削除『黒い島のひみつ』がわが家にはあります。
他のはまだ読んでいないんです。
「コンゴ探検」は人種差別や動物虐待で販売止し止めを求められていましたけど,どうなったんでしょう。
読んでみたいです。
エリリンさん、昔のお話って、結構過激ですよね。「ひとまねこざる」なんかも平気でこざるをジャングルで捕獲してくるし・・・。私は全部読んでいないのですが、DVDは見ました。今のコードに引っかからないよう、お話はマイルドになってます。
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